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小説

水脈

¥2,090

(税込)

2024年02月02日配信

あらすじ

『痣』の名コンビ宮下刑事&真壁刑事が帰ってきた!

【著者からのコメント】

真壁、宮下という〝無茶〟な刑事コンビが初登場した作品が『痣』(徳間文庫)でした。
その後、この2人に人気が出て、わたしの作としてはめずらしくキャラがひとり歩きし、版元をまたいであちこちの作品に登場することとなりました。(少しでも顔を出している作品の総部数は80万部を超えます)
 あの二人組が、本作『水脈』で、堂々〝主役〟として戻ってきます。
そして、シリーズものを書かないわたしとしては、初の「続編」チャレンジになります。
 今回は、エリート血統の帰国子女という「お荷物」のお守りをしながら、未知の闇に挑みます。
事件を解決するのか、ぶち壊すのか。最後まで流れゆく先がわからない『水脈』をご堪能いただければと思います。

【あらすじ】
神田川の護岸に設けられた排水口から、遺体が発見された。
台風の雨で増水した影響で、遺体は地下水路の「暗渠」を通って流れ着いたようだ。死後数日経過しており、猛暑で一部は腐敗も始まっていた。
和泉署に合同捜査本部が立てられ、宮下は久しぶりに真壁と組むことになるのだが、そこには“お客様”も加わることになった。
暗渠に妙に詳しいその客は謎に包まれていた――。

この事件は濁流のひとつにすぎない。

地底には、見えない「水路」が無数に広がっている――


【主な登場人物】
・宮下真人 警視庁高円寺北署、刑事課所属。奥多摩分署時代、真壁と組んでいた。
・真壁修  奥多摩分署から警視庁捜査一課へ引き抜かれる。現在は特務班所属。

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作品情報

著者
:
出版社
:
Reader Store発売日
:
2024.02.02
書誌発売日
:
2024.02.02
ページ数
:
360ページ
ファイルサイズ
:
1.8MB