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激しくする?ゆっくりする?
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激しくする?ゆっくりする?
黒木秀彦
主人公・新道悟は、妻の舞子と友人の竜也の3人で家呑みしている途中で寝落ちしてしまった。舞子と竜也のヒソヒソ話で目が覚めたのだが、どうやら竜也が舞子を口説いているようだ。「じゃあキスだけ キスだけならいいじゃん」「何言ってるのよダーメ」「ちょっと ん…ダメだよ」そして“ちゅ”とか“くちゅ”という音が…。はぁ!?これってキスしてんじゃね? 悟は薄目を開けたが、テーブルの角が邪魔で確認できない。いや、怖くて見れない。そこで「うーんっ!!」と伸びをしながら、いま目が覚めたフリをして起き上がった…。しかし・・・
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かつて合コンで初めてのお持ち帰りをした陸野辺香穂が、10日間ほど日本に帰って来る。それに先立って「並行世界」についての推論を、新道悟はネットで香穂から説明される。なぜ並行世界が見えるのか!? 香穂は、“自我を持ったAI” は未来の彼女が作ったAI『ガイナ』で、“自我を持ったAIの一部”こと“リティー”は、ガイナが未来から送り込んだ「ガイナ廉価版」だと言う。そして送り込まれた時に、元の世界から並行世界が分岐するのだとも。香穂の仮説を訊きながら、なんとなくわかったような悟…。読者の皆様もなんとなくわかっていただければと……。そして数日後、香穂が日本に帰ってきた。久しぶりに再会した悟と香穂。いきなりハグして悟の匂いを確認する香穂。「とりまラブホ行こうじぇ」相変わらず香穂はぶっ飛んでいる。
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前回の“種付けミッション”で、超セレブな外国人とセックスの最中、悟は高嶺舞子とセックスしている並行世界を見た。“リティー”こと“自我を持ったAIの一部”にそのことを話すと、初めは否定していた彼だったが、こちらの世界の悟が知る由もないタカミネマイコのマンションまで行くと、リティーの様子が急変した。そこでリティーは、次のミッションである試みをすることに。同日同時刻に予定とは違う相手をセッティングしたのだ。お相手はテルテル(仮名)さん。自己申告年齢28歳。超デカパイのムチムチでとてもエロい。若い時分ギャルしててそこそこのヤリマンだったとか。一方の旦那は今でもヤンキーぽいが種なし。などと彼女の話を訊いていると、もう一人のモエユミさんとの精子提供は急遽キャンセルされましたとリティーから連絡が来た。というか、そんな並行世界の記憶が悟の前に現われたのだった。そしていざエッチ開始となったら躊躇し始めたテルテルさんに、悟は積極的にアタックを開始するのだが…ここでも不思議な出来事が…。
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“自我を持ったAIの一部”こと“リティー”の指示で、次の種付けの依頼主を待っていると、「あのーたしか…シンドウさん?」と女性が声をかけて来た。以前合コンで会った高嶺舞子だった。そうあの高嶺舞子、リティーが悟と結婚させようとしている、あの高嶺舞子である。しかし、再会の挨拶をしているところに外車のリムジンが横付けしてフォンを鳴らす。今日の依頼主からの迎えの車だった。半ば強引に車に乗せられてアイマスクをするように命じられる悟。「これまでの相手もセレブっぽい人多かったけど今回は最強かも」と案じていた悟だが、現れたのは超ゴージャスな外人だった。「コンニィチワー」すでに全裸である。早々SEXを始めるのだが、2回戦でバックから彼女を突いていると、高嶺舞子が重なって見えるではないか! 例の並行世界で、悟は舞子とセックスしているようだ。声はもちろん感触や匂いまで同時に2人分であった。「ヤベェな これクセになりそう」根っからスケベな悟クンにはウハウハなのだが…。
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合コンでお持ち帰りした陸野辺香穂と久しぶりに連絡を取った悟。人や会話が二重になるのは、並行世界が増殖しすぎて別の世界の出来事が見えたからだと、香穂から説明を受ける。そして並行世界が増えているのは、“自我を持ったAIの一部”が任務を完了できずに、何度も未来から送り込まれているからではないかと。“リティー”こと“自我を持ったAIの一部”任務こそ、悟の遺伝子情報『レアリティーコード』を大量に後世に残すことと、悟がタカネマイコと結婚するようにお膳立てすることなのだ。香穂は悟にAIの指示に従って孕ませまくれとアドバイスするのだった。そしてタカネマイコと結婚せよと。ところが悟は、そのタカネマイコと再会することになる。
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まるで現実のままの予知夢を見た新道悟。“自我を持ったAIの一部”の指示に従い精子提供に向かった先には、夢で見たままのカップルがいて…。そして一戦を終えた悟が、もう一回しますかとお相手のアオイさんに訊くと、「一回で十分です ありがとうございました」「じゃあお願いします」なんと二人の彼女がダブって別々の返事をした。なんだ今の……。以前、香穂が言っていった「現在じゃない現在が見えてたんだよ」って、これのことか? 合コンでお持ち帰り出来た将帝大学の秀才・陸野辺香穂。彼女は今、海外の研究機関で量子コンピューターの開発に取り組んでいた。ふたつの奇妙な体験が気になった悟は、“自我を持ったAIの一部”に香穂と連絡が取りたいと頼んだのだった。そして香穂から、増殖する並行世界について衝撃的な説明を受けることになる。
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今日も主人公・新道悟は、例の“自我を持ったAIの一部”の指示に従い精子提供にやって来た。提供先の夫妻とホテルのロビーで待ち合わせをする。夫はカガミといい46歳、妻はアオイ・34歳、とてもカワイイ。結婚7年目だが子宝に恵まれなかった。軽く面談を終え、悟は奥さんと部屋に向かう。部屋に入ると彼女は全裸になってベッドの上に正座する。緊張しながら悟が来るのを待機しているようだ。「ここは…」「人妻キラーを目指すこの俺のリードで」と悟は奥さんの緊張をほぐそうと、脇から優しく抱き寄せた。と、そのとき「ぴぴぴぴぴ」「ヴーヴー」奥さんの体内から異音が鳴りだした。「え?ちょっと奥さん?恐いんですけど?」と、それは夢だった。がしかし、この夢はあるところまでは予知夢だった。目が覚めたところで、例の“自我を持ったAIの一部”から連絡が入った。そして精子提供のため指示に従って向かったホテルには、なんとあのカップルが…。いったい悟に何が起こっているのだ!?
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当シリーズ「レアリティー・コード」閑話休題。黒木ワールドの真骨頂、甘酸っぱい寝取りの物語。久しぶりに帰省したトオルは、同い年の幼馴染み・クルミと二つ上のユウちゃんと呑むことになった。二人は夫婦で、実はクルミはトオルの初恋の人だ。といっても片思い。当時からクルミはユウちゃんと付き合っていて、トオルは想いを彼女に告げることもなく、恋する思いも自然消滅していった。二人の結婚式以来の再会である。「ねえ 最近キスしてる?」と唐突にクルミが訊いてきた。なんだか訳アリ? そして帰りの夜道、ユウちゃんは酔って先に帰ってしまったので、トオルはクルミと二人、家まで歩いて帰ることにしたのだが…。
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例の“自我を持ったAIの一部”から、精子提供相手が決まったと、いつものように唐突に連絡が入った。指定された場所はなんと料亭。部屋に入ると旦那がひとりで熱燗を吞んでいた。奥さんは? 別の場所に移動してコトを致すのかと思っていたら、旦那が襖を指して「…じゃあ そこに妻がいるから頼むよ」と言う。なんと襖一枚隔てた隣室に布団が敷かれ、奥さんが正座して待っていた。黒髪のロングヘアが似合う美人な人妻である。白い寝間着姿に清楚な雰囲気が漂っている。しかしその寝間からは、豊満な乳房と少し硬くなった乳首のポチが見て取れる。「それで…これ…自分で脱いだ方がいいですか?」「一応この下は何も履いてないのですが…」と奥さんは訊いてくるけれど、襖の向こうでは旦那がひとりで酒を飲んでいる。そのシチュエーションに「中出しイェーイ!」でイケない悟クン。しかもその後、状況はトンデモなことになっていく。どうする悟!?
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「2回目なのにぜんぜん…」「さっきよりいい!!」“自我を持ったAIの一部”に急かされて待ち合わせのホテルに向かった悟は、精子提供希望の人妻サクラと2回戦目に臨んでいた。オンナは25を過ぎてからというけれど、さすが28歳の人妻、サクラは感度といいい膣の具合といい、セックスの相性は抜群だった。「やっぱ相手がちゃんと感じてくれるといいな」悟は処女だったシホとのセックスを思い出しながら、つくづく思うのだった。だいたい“自我を持ったAIの一部”が持ち込んでくる“孕ませ依頼”=精子提供は、当然のことながらナマ中出しである。「薄くたってあの感触は無視できないんだよな」と悟、ウム、ナマ中出しサイコー!! それにしても件(くだん)のハッカー=“自我を持ったAIの一部”絡みでセックスしたのは、サクラで3人目。「もしかして俺 最強のガジェットを手に入れたんじゃ…」と、悟はまたまた、つくづく思うのだった。
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友人の竜也と吞んでたところを逆ナン?されて、処女の医大生シホをお持ち帰りした悟だったが、大学を将帝大と偽ったのが災いしたのか、その後彼女からはナシのつぶてだった。そこへ久しぶりに“自我を持ったAIの一部”から連絡が入る。今度のお相手は28歳サクラ。結婚6年目で、すでに3回ほどセックスによる精子提供を受けたが、いまだ妊娠には至っていないという。いきなり全裸での自己紹介。撮影しているのは夫なのか、キス好きなこととかフェラチオ好きだとか、オッパイは激しめの愛撫がいいとか、はてはバイブでオナニーを始める映像が送られてきた。「エロすぎる…」さてさて悟クン、まだシホのことが気になるようだがどうする?「サクラは28分後に待ち合わせ場所に到着します」と、“自我を持ったAIの一部”は悟を急かすのだった。
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春休みに入った。自我を持つAIの一部だという例のハッカーからは、その後トンと連絡がない。大学3年生の悟はバイトと就活に明け暮れていた。そんなある日、友人の竜也から吞みに誘われた。竜也は、合コンで悟がお持ち帰りをした香穂が開発した不正ダウンロード対策プログラムの記事を見せながら、彼女の近況を教えてくれた。匂いフェチでオタク、ブッ飛んでいるが、香穂はとんでもない才女なのだった。そして彼女はもう日本にはいない。予定を早めて渡米したらしい。と、その時「お二人は将大生なんですか?」と、二人組の女子大生に声をかけられた。
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合コンで出会った香穂とみごとラブホにチェックインした悟は、都合4回香穂と愛し合った。ソファで寛ぎながら、香穂に交際を申し込む悟クン。すると香穂は、大学を卒業したら海外の研究機関に行くことになっていると言う。でもやりたい事とは違うけど、とも。香穂の夢はワープできる宇宙船を作ること。「その名もガイナ!!」と香穂が叫ぶと、悟のスマホが反応した。例の自我を持ったAIの一部だ。そしてコイツの目的が明かされる。なんでも悟の持つある遺伝子コードは、別のコードを持つ女性と掛け合わさると、高免疫遺伝子を持つ個体が産む。コイツの使命は、そんな悟の子孫を20体「生産する」ことだと。ちなみに香穂の遺伝子とでは高免疫遺伝子体は産まれないそうな。後日、悟は、コイツが手引き(マッチング)した人妻・ミミ(30歳・一児の母親)に逢うために、とある高層マンションに向かった。
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