小説
公主の嫁入り
シリーズ内の平均評価:
(2)
後宮で生まれ育ち、一度も外に出たことがない孤独な公主・雪花。幼くして母を失った彼女は、先帝の娘でありながら後ろ盾をもたず、虐げられて生きてきた。そんなある日、雪花の兄・普剣帝が彼女に降嫁を命じる。相手は龍の血を引く一族の末裔・焔蓮。国のため、特別な血筋を絶やさぬよう子を成すのが自らの役目――そう覚悟を決める雪花に、夫となったはずの蓮は意外な事実を告げる。それは、この婚姻は偽りで、雪花を後宮から救い出すためのものなのだ、ということで……?
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雪花と蓮の間に待望の娘・林杏が生まれ、賑やかな日々を過ごす焔家の面々。彼らは帝の招きを受けて雪花の生まれた後宮を訪れることになる。苦い記憶はあるが母の眠る場所でもある後宮。そこはちょうど三人の妃が入内したばかりで賑わいを見せていた。懐かしさにふける雪花だが、突然の任務で蓮が離れることになってしまう。その上、後宮では女官たちが次々に失踪する事件が起きているという。事件の謎を探る雪花は、とある呪いの噂を耳にして――!? 大人気シリーズ待望の第三巻!
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名実ともに夫婦となった雪花と蓮。幸せな日々を過ごすふたりのもとに、焔家の前当主の妻を名乗る女が現れる。彼女は焔家に追い出された恨み言とともに、蓮によく似た子供を置いて去っていった。彼の名は翠。傷つき怯えた様子の少年の姿に、かつて後宮で虐げられていた自分を重ねた雪花は彼を慈しみ、甲斐甲斐しく世話を焼く。けれどあるとき不注意で翠が蓮に傷を負わせてしまうと、蓮の体に呪いの印が現れて――。幸せ夫婦に降りかかるのは災厄か、それとも……!?
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後宮で生まれ育ち、一度も外に出たことがない孤独な公主・雪花。幼くして母を失った彼女は、先帝の娘でありながら後ろ盾をもたず、虐げられて生きてきた。そんなある日、雪花の兄・普剣帝が彼女に降嫁を命じる。相手は龍の血を引く一族の末裔・焔蓮。国のため、特別な血筋を絶やさぬよう子を成すのが自らの役目――そう覚悟を決める雪花に、夫となったはずの蓮は意外な事実を告げる。それは、この婚姻は偽りで、雪花を後宮から救い出すためのものなのだ、ということで……?
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