亡霊が見えるせいで呪われた子だと家族から罵られてきた里沙。自分の力を忌避し、生きる意味を見失いかけていた彼女を繋ぎ止めたのは、奥勤めをしている叔母・お豊からの一通の手紙だった。『そなた、大奥へ来ぬか――』そこは男子禁制で全てのお役目を女が勤め、皆いきいきと働いているという。こんな私でも誰かの役に立てるのならばと、お豊の力添えで奥女中となる決意をする里沙だったが、そこでは、とある亡霊騒ぎが起きていて――。霊視の力を持つ奥女中・里沙と記憶を失った侍の亡霊・佐之介が、大奥に現れる亡霊たちの心残りを解き・・・
便利な購入方法
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【電子版巻末には春野薫久先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】
侍の亡霊、佐之介とともに御火の番の亡霊騒ぎを解決し、霊視の力が認められた里沙。
その功績により、大奥で亡霊による怪事を解決し、
記録に残す「御幽筆」という特別なお役目を与えられが、
その傍らにはいつも佐之介の姿があった。
男子禁制の大奥で、亡霊とはいえ佐之介とともに行動することに戸惑いを覚える里沙。
しかし、彼女の中で佐之介の存在はどんどん大きくなっていくようで――。
霊視の力を持つ奥女中と
記憶を失った侍の亡霊が織りなす、
感動のお江戸小説! -
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亡霊が見えるせいで呪われた子だと家族から罵られてきた里沙。
自分の力を忌避し、生きる意味を見失いかけていた彼女を繋ぎ止めたのは、奥勤めをしている叔母・お豊からの一通の手紙だった。
『そなた、大奥へ来ぬか――』
そこは男子禁制で全てのお役目を女が勤め、皆いきいきと働いているという。
こんな私でも誰かの役に立てるのならばと、お豊の力添えで奥女中となる決意をする里沙だったが、そこでは、とある亡霊騒ぎが起きていて――。
霊視の力を持つ奥女中・里沙と記憶を失った侍の亡霊・佐之介が、
大奥に現れる亡霊たちの心残りを解き明かす、感動のお江戸小説。 -
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