構造としての語り・増補版
小森陽一(著)
/青弓社
作品情報
文学作品の作者とは何者であり、読者とは、また何者なのか。
〈作者〉と〈読者〉の相互作用としての〈書く〉ことと〈読む〉ことを捉え返すことを通じて、エクリチュール(文字表現)の文字の連なりのなかに埋もれた意味やイメージをたどる。近代文学研究の泰斗のデビュー作を増補して復刊。
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を呼び水にして、近代小説を築き上げた二葉亭四迷の『浮雲』や坪内逍遥『小説神髄』、森鴎外『舞姫』、夏目漱石『坊っちゃん』、さらには横光利一『蝿』、にいたるまでのさまざまな作品を、クリステヴァやボードリヤール、バルトらの文学論も援用しながら多元的で重層的に読み込み、近代日本文学の〈語りの構造〉を解明する記念碑的な論文集。
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商品情報
- シリーズ
- 構造としての語り・増補版
- 著者
- 小森陽一
- 出版社
- 青弓社
- 書籍発売日
- 2017.09.29
- Reader Store発売日
- 2023.01.06
- ファイルサイズ
- 1.9MB
- ページ数
- 472ページ
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