古稀とは思えぬ若さ、明晰な頭脳と剣の冴え。新しい大目付の誕生!常陸の極小藩への誹謗中傷、調べを進めると、隣の藩に由々しき問題が見えてくる。策謀を重ねる大名家相手に、新任大目付の活躍はいかに。痛快時代小説の開幕! 新シリーズ第1弾!「大目付になれ」──将軍吉宗の突然の下命に、一瞬声を失う松波三郎兵衛正春だった。蝮と綽名された戦国の梟雄斎藤道三の末裔といわれるが、見た目は若くもすでに古稀を過ぎた身である。しかも吉宗は本気で職務を全うしろと。「悪くはないな」──冥土まであと何里の今、三郎兵衛が性根を据・・・
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三郎兵衛の警護役桐野。
孫・勘九郎と共に爆死?
残された三郎兵衛は⋯。
二十年前の事件に拘る桐野。
過去を突き放す三郎兵衛に、訳知りに近づき桐野を断罪する謎の男の目的は?
将軍吉宗は二十年前に⋯⋯。
二十年前の失敗を今も悔やむお庭番の桐野。昔のことをいつまで⋯と突き放す大目付の三郎兵衛。そこに根来の源八郎なる謎の男が現れ、すべては桐野の謀と断罪し、桐野と三郎兵衛の仲を裂こうとする。なぜ桐野は真相を追いつづけるのか? 源八郎の狙いとは? 二人の思惑が交差するとき、二十年前の将軍吉宗の過去が明らかになる。吉宗は何をなそうとしていたのか?
好評シリーズ第10弾! -
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江戸城を守る女武芸者!
本丸大奥に賊が侵入。
女の園を守る別式女が捕らえた賊の目的は?
大力無双にして身の丈六尺、剣はもとより槍も遣う《葵》。
噂の女と出会う三郎兵衛、姿の違いに唖然とするが、闘う強さは圧倒的だった!
大目付相役の稲生正武から「大奥に賊が侵入した」と聞いた松波三郎兵衛は「城の本丸に賊、と一緒」と稲生を責めるが、賊は大奥を護る別式女が捕らえたという。その後、宿下がり中のその別式女、千鶴と町場で出会った三郎兵衛は、彼女が何者かに襲われる現場に巻き込まれるが、その圧倒的な強さに唖然とする。千鶴を狙う者と大奥の賊との関わりは?
好評シリーズ第9弾! -
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とてつもない悪の臭い!
商人、盗賊、伊賀の頭と三つの顔を持つ男に、三郎兵衛の捕縛指令が。
大奥出入りの大店の主は、実は江戸を騒がせる盗賊。
非道な仕打ちで盗んだ金を、幕閣にばら撒く目的は?
火盗改が一網打尽に!
大目付、松波三郎兵衛は、危ない目に遭っていた芸者を救うが、狼藉者は藩の再興を画策する大名家の部屋住みだった。金回りがよくいかがわしいが、調べると、大奥出入りの小間物問屋が後ろ盾だという。ところが、この主は伊賀者の極悪盗賊の頭目で、盗んだ金を幕閣にばら撒き、何やら画策を。三郎兵衛は非道な伊賀者を捕らえるべく火盗改に捕縛を命じるのだった! -
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西国大名に謀叛の噂!
大目付・三郎兵衛の見えない敵との戦い…
正月の城中で奇怪な事件。某藩の江戸家老が不審死。
同じ部屋にいた旗本たちも不審な死を遂げてしまう。
危機は大目付にも…。
西国大名に謀叛の動きがあり、幕臣が呼応し、江戸を火の海に……。まことしやかな噂に、大目付・松波三郎兵衛まつなみさぶろべえは捨て置けないきな臭さを感じる。そんな中、正月の城中でとある藩の江戸家老の不審死が取り沙汰され、同じ部屋にいた旗本たちにも疑惑が募るが、彼らもまた不審死を遂げてしまう。噂は本当なのか? 真相を追う三郎兵衛に、またしても刺客たちが襲いかかる! -
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大目付に重大な危機!
一人は病で出仕できず、一人は毒を盛られて…。
病の老齢大目付を見舞い、弱々しさに言葉を失うが、抜け荷目こぼしの疑い、また芝居小屋にも出入り?
真相を追う松波三郎兵衛!
松波三郎兵衛は相役の稲生正武と、病がちで出仕していないもう一人の相役駒木根正方を見舞うが、その弱々しさに言葉を失う。だが駒木根には大名の抜け荷目こぼしの疑いがあるという。更に駒木根が芝居小屋で大騒ぎしていたとも聞き、疑念が膨らむ。一方、稲生が自邸で何者かに毒を盛られ、危篤に陥ってしまう。三郎兵衛も刺客に襲われ……。この難局を乗りきれるか!? -
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幕府転覆を画策するは、尾張家前中納言宗春?
三郎兵衛を襲うのは!?
長年密偵を務める元盗賊が、今になってなぜか狙われる。敵の目的は、何なのか?
その深謀遠慮に挑むため、大目付自らが囮になるが?
既に隠居した尾張家宗春の幕府転覆を頑なに信じる大目付稲生正武は、宗春の企みを明らかにしようと、贋御用金護送で一味捕縛を画策する。そこに、宗春ではない別の組織の関わりを嗅ぎつける相役松波三郎兵衛は自ら御用金護送の囮になって探り始めるが、敵に捕らわれてしまう。商人を名乗り幕府転覆を標榜する敵からは助け出されるのだが、将軍鷹狩りで、吉宗が狙われる! -
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大目付に仰天の隠し子!?
実の息子を名乗る男に、覚えのある三郎兵衛。
真偽を追うとそこに!?
謹厳な岡山藩池田家だが、姫君の不行跡が囁かれる。
調べを進める大目付の前に不審な行者が現れるのだが…。
姫君を陥れるのは誰か?
「殿ぉーッ!」、何事にも一大事と言い募る用人だが、「殿のお子だと名乗る者が」にはさすが、大目付松波三郎兵衛も声を呑んだ。岡山藩の仇討ち女子に心当たりがあるものの、子が本物かどうか探り始めると、胡散臭い僧衣の男に出くわす。一方、岡山藩池田家の姫君の行状に不審があるという。謹厳実直な池田家の姫が? 想い人の過去を追う三郎兵衛は、大名池田家を救えるか。 -
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無断で江戸に出たうえ吉原で豪遊の噂の藩主。
乱行の裏に驚愕の真実。
相役の大目付・稲生正武が大名の不祥事を言い募る中、三郎兵衛の孫・勘九郎が、怪しい武士の危機に遭遇。
二つを繋ぐ騒動の決着は?
大目付松波三郎兵衛は相役の稲生正武から、常陸下館藩主・石川総陽が秘かに江戸に出て、しかも吉原で豪遊していると伝えられる。一方、孫の勘九郎は、吉原で豪遊する怪しい武士を見つけ、その素性を探っていて、爆発事件に遭遇する。武士が石川総陽であることを知った三郎兵衛は、訳ありの総陽を匿い、御家乗っ取りを企む悪徳家老のあぶり出しを手伝うのだが……。
訳あり大名に大目付は! 新シリーズ第3弾! -
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親子と紛う大目付と孫。
将軍吉宗の頼みに応え、幕府を守る大活躍!
大目付を襲う小藩の企み。
狙われた娘らを救い出し、抜け荷の謎を追う孫勘九郎。
二つの毒糸の絡みを解す、大目付松波三郎兵衛の推理。
「御屋敷に賊が逃げ込んだ」との町奉行石河政朝の言葉に、大目付松波三郎べ兵え衛は捜索を快諾するが、用人の黒兵衛は頑なに拒む。賊とは孫の勘九郎だったからだが、訳ありではあった。一方、三郎兵衛は大目付筆頭の稲生正武と一緒のところを襲われそうになる。勘九郎らが追う抜け荷の企みと、大目付二人を狙う小藩江戸家老の端正な顔の裏に潜む毒糸の絡みを解く、大目付の活躍。
痛快時代小説の開幕! 新シリーズ第2弾! -
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古稀とは思えぬ若さ、明晰な頭脳と剣の冴え。
新しい大目付の誕生!
常陸の極小藩への誹謗中傷、調べを進めると、隣の藩に由々しき問題が見えてくる。
策謀を重ねる大名家相手に、新任大目付の活躍はいかに。
痛快時代小説の開幕! 新シリーズ第1弾!
「大目付になれ」──将軍吉宗の突然の下命に、一瞬声を失う松波三郎兵衛正春だった。蝮と綽名された戦国の梟雄斎藤道三の末裔といわれるが、見た目は若くもすでに古稀を過ぎた身である。しかも吉宗は本気で職務を全うしろと。「悪くはないな」──冥土まであと何里の今、三郎兵衛が性根を据え最後の勤めとばかり、大名たちの不正に立ち向かっていく。痛快時代小説の開幕! -
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