完結
見知らぬ女性が突然「子供を預かって!」と、58歳でおひとり様の麦子のもとにやって来た。どうやら民生委員をしていた麦子の母が「困った時はきなさい」と言っていたらしい。母は既に他界していたので、一晩だけの約束で親子を泊めた。しかし翌朝、母親の麻里絵は子供たちを置いて消えてしまった…。お人好しの麦子は「とにかく子供たちを守らないと」と考え面倒をみるようになるが、結婚も子育てもしたことがないので不安になるばかり。母親からはいつまでたっても連絡がない上に、子供たちから聞いた携帯電話番号に電話をしてみるも繋・・・
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58歳でおひとり様の麦子が、子供たちの面倒をみるようになり月日が流れた。麻里絵がいない暮らしの中、麦子が何とか母親の代わりを務めようと奮闘する。そんなある日、自宅の前で子供たちの泣き声と叫び声が。麦子が慌てて外に出ると、見知らぬ男が子供たちを連れ去ろうとしていた…!子供たちに関わる事件や様々な出来事を乗り越え、子供たちはそれぞれにやりたい事を見つけて巣立っていく。子供たちも自分の家庭や仕事を持ち、予想もしない第二の人生を送ってきた麦子も、人生の最後を迎える時期がやってきた…。
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58歳でおひとり様の麦子は、民生委員をしていた麦子の母を頼ってきた麻里絵の子供たちの面倒をみる事になった。お人好しにも程がある麦子は、親子が離れて暮らすなんてありえない!と、病に罹った麻里絵の面倒まで一緒にみると言い出し引き取った。麦子は母親を看取り、ひとりになった寂しさから、家族が欲しかったのだ。それが即席の家族の生活であっても、麦子は幸せを感じていた…。家庭に恵まれなかった麻里絵も、初めて「普通の家庭」というものを味わったと、二人はお互いの過去を語り信頼を深めていく…。
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見知らぬ女性が突然「子供を預かって!」と、58歳でおひとり様の麦子のもとにやって来た。どうやら民生委員をしていた麦子の母が「困った時はきなさい」と言っていたらしい。母は既に他界していたので、一晩だけの約束で親子を泊めた。しかし翌朝、母親の麻里絵は子供たちを置いて消えてしまった…。お人好しの麦子は「とにかく子供たちを守らないと」と考え面倒をみるようになるが、結婚も子育てもしたことがないので不安になるばかり。母親からはいつまでたっても連絡がない上に、子供たちから聞いた携帯電話番号に電話をしてみるも繋がらず…そんな時、成田という男性が麦子の前に突然現れた…!
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