小説
下町不思議町(ふしぎちょう)物語
あらすじ
路地の向こうの不思議な町では師匠とちょっと怪しい仲間たちが温かく迎えてくれる……。ファンタジー長篇。
優しさと温かさが溢れる不思議が当たり前に隣にある。そんな物語はいかがですか?
小学六年生の直之は、西の方から引っ越して来た転校生。病気のせいで体が小さくても、方言をからかわれても、母親がいなくて厳しいおばあちゃんに辛くあたられても、明るく挫けない。その元気の秘密は、路地の向こうにあった。大都会のすぐとなりにある昔ながらの不思議な下町で、師匠とその怪しい仲間が温かく迎えてくれるから――。少年の成長を描いた、癒しと再生の物語。
〈目次〉
1 直之と師匠と不思議町
2 路地の向こうに
3 お化け屋敷にて
4 不思議町の仲間たち
5 破られたもの
6 「となりのトトロ」のように
7 修繕屋(リペアラー)におまかせ
解説 令丈ヒロ子

.jpg?auto=format&lossless=1)