猛将・森三左衛門の三男として美濃・金山城に生をうけた森乱丸。それは織田信長が天下布武を決意した年のことだった。やがて才気溢れる若者に成長した乱丸は、天下人を目指す信長の側近くに小姓として侍ることになる。魔王の覇道を共に歩む近習衆、そして名だたる戦国武将たち。美しき若武者の目に映じた彼らの姿と心の裡とは……。主君の大望を果たすため、乱丸は自らの命を賭ける!(宮本昌孝✕火坂雅志「特別対談」を収録)【目次】第一章 氷渡り銀狐第二章 天下布武の子第三章 初恋第四章 安土へ第五章 山百合第六章 二条御新造・・・
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才気ほとばしる言動で頭角を現した乱丸は、
織田家の出頭人のひとり惟任日向守光秀の裡に兆した翳りに気づいた。
光秀と暗躍するイエズス会の動向を、安土城下屈指の女郎屋を営む謎の女キリシタン・アンナに探らせるが、
彼女に思いをかけてもいた。
もとより信長への忠誠の絆とアンナへの思いは比べるべくものではなかったが、
運命の日の朝、乱丸は自らの存念を問われることになる……。
【目次】
第十六章 粛正
第十七章 武家の左義長
第十八章 予兆
第十九章 陰陽家の神
第二十章 箒掃剣
第二十一章 誅殺
第二十二章 覇者の送り火
第二十三章 赤い風花
第二十四章 那古野崩れ
第二十五章 帰郷
第二十六章 東海道遊覧
第二十七章 三職推認
第二十八章 嵐雲、迫る
第二十九章 日輪を食らう
第三十章 風、死す
解説 細谷正充 -
猛将・森三左衛門の三男として美濃・金山城に生をうけた森乱丸。
それは織田信長が天下布武を決意した年のことだった。
やがて才気溢れる若者に成長した乱丸は、天下人を目指す信長の側近くに小姓として侍ることになる。
魔王の覇道を共に歩む近習衆、そして名だたる戦国武将たち。
美しき若武者の目に映じた彼らの姿と心の裡とは……。
主君の大望を果たすため、乱丸は自らの命を賭ける!
(宮本昌孝✕火坂雅志「特別対談」を収録)
【目次】
第一章 氷渡り銀狐
第二章 天下布武の子
第三章 初恋
第四章 安土へ
第五章 山百合
第六章 二条御新造
第七章 北国の風雲
第八章 猿の綱渡り
第九章 信長の烈火
第十章 名月相撲
第十一章 龍の玉
第十二章 乱丸、変貌
第十三章 刺客
第十四章 兄弟、揃う
第十五章 母の書状
対談 「格好いい男」を書きたい!
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