ライトノベル
剣帝学院の魔眼賢者
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リンネ・サザンクロス。誰もが知る最強の聖騎士にして、剣帝以外にこれまで唯一、魔王討伐を成し遂げた存在。
――そして、魔術師ラグが過去に残してきた師匠と、同じ名を持ち、同じ顔をした少女。
新たな魔王を倒したラグは、英雄として表彰されることになった。
すると剣帝により、これを機にした、残りの魔王討伐が宣言される。
剣帝やリンネ、それにクラスメイトのクラウやリサたちと、ラグは北の大陸へ遠征に向かう。
その中でラグが触れあったリンネは、普段の凛とした雰囲気とは異なる表情を見せて……!?
「――君と話していると、知らない感情が湧いてくる。ひょっとして君は……」
千年の時を超えた最後の賢者の無双ファンタジー、待望の第二弾! -
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「ラグ・ログライン――私は君を新たな“賢者”と認めよう」
憧れていた師匠である、魔術師リンネにそう告げられた少年ラグ。
けれど、それは彼女との別れを意味する。
千年後の世界を救うため――そして大切な師匠の願いを叶えるため、ラグは未来に送られた。
しかし、千年後の世界で目覚めた彼が目にしたものは、朽ちた街と師匠リンネの杖だけ。
出会った剣士の少女クラウによれば、もはやこの時代に魔術が使える人間は残っていないらしい。
魔術を剣技と、師匠の杖を“聖霊剣”と勘違いされたラグは、クラウと一緒にハイネル剣帝学院に入学することになる。
だが、そこで彼の前に現れたのは、千年前に別れたはずの師匠リンネと同じ顔をした少女で……!?
◆電子書籍には特典として描き下ろしイラスト・書き下ろしSSを収録。 -
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