K2 池袋署刑事課 神崎・黒木
横関大(著)
/講談社文庫
作品情報
池袋が大変だ。猿が逃げ、警察官が人を投げ、他の女と浮気をしそうになると犯人が現れる。謎が謎を呼ぶ事件のそばには、いつも神崎と黒木がいる。頁をめくるたび現れる興奮と感動。最終話で、神崎は究極の二択に直面する。擁護か、決別か。黒木が相棒にすらひた隠し守ろうとしていたものとは――江戸川乱歩賞作家による黄金コンビの狂想曲!
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商品情報
- シリーズ
- K2 池袋署刑事課 神崎・黒木
- 著者
- 横関大
- ジャンル
- 小説 - ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
- 出版社
- 講談社
- 掲載誌・レーベル
- 講談社文庫
- 書籍発売日
- 2019.03.15
- Reader Store発売日
- 2019.03.15
- ファイルサイズ
- 0.2MB
- ページ数
- 240ページ
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この作品のレビュー
平均 3.3 (13件のレビュー)
-
よくある刑事物だけどキャラクターが個性的で面白いですね。
TVドラマの方は見たことないので見てみたいですね。
小説の良さが出てるのかな。投稿日:2021.03.29
横関大の連作ミステリ短篇作品集『K2 池袋署刑事課 神崎・黒木』を読みました。
横関大の作品は『ルパンの娘』以来なので約2年振りですね。
-----story-------------
池袋が大変だ…。
猿が逃げ、警察官が人を投げ、他の女と浮気をしそうになると犯人が現れる。
謎が謎を呼ぶ事件のそばには、いつも神崎と黒木がいる。
頁をめくるたび現れる興奮と感動。
最終話で、神崎は究極の二択に直面する。
擁護か、決別か。
黒木が相棒にすらひた隠し守ろうとしていたものとは――江戸川乱歩賞作家による黄金コンビの狂想曲!
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講談社の『小説現代』に2010年(平成22年)から2014年(平成24年)の掲載された短篇6編と、書き下ろし短篇1編が収録されており、2014年(平成24年)にシリーズの第1作として刊行された作品です。
■第一話 勲章
■第二話 失態
■第三話 幽霊
■第四話 力走
■第五話 遺言
■第六話 祝儀
■第七話 因縁
■第八話 決別
池袋署刑事課強行犯係所属に異動してきた神崎隆一… そこには、警察学校の同期の黒木がいた、、、
真面目な優等生の神崎と、チャラチャラしている黒木… 水と油のような二人だったが、なぜだか馬が合い、警察学校卒業後も連絡を取り合っていた。
猿の捜索、泥酔した警察官の失態、幽霊騒動を解決し、二人はバディとしての絆を深めていく… あるとき、神崎はふと思う、、、
なぜ黒木はいつも自分の力になってくれるのだろう? 神崎と黒木が警察学校で出会ってから10年以上、黒木は神崎に伝えていないことがあった……。
数々の事件を解決した後に神崎が直面する究極の二択… 同期の擁護か、決別か―
黒木が相棒にすらひた隠し守ろうとしていたものとは… すべてがつながる感動と興奮のラストまで、一気読み必至!
読み進むにつれて、徐々に黒木というキャラの人間性や良さがわかってきて、どんどん感情移入しちゃいましたね… 面白かったです、、、
黒木のマンションに出る幽霊の探索から始まり、マンションの前の住人が自殺した真相を神崎が解いたかと思うと、実は殺人事件で、その真相を黒木が解き明かす『幽霊』、
警察学校での神崎、黒木、富田が出会い、友情を育む展開が印象深い『力走』、
黒木が神崎に贈った結婚の祝儀は女ではなく、手柄だった『祝儀』、
そして、黒木が刑事を志す原因となった事件、その関係者を護り続けた理由、神崎の父親との関係… 黒木の秘密が明らかになる『因縁』から『決別』への展開、
この辺りが印象に残りましたね… この二人は、以前読んだ『チェインギャングは忘れない』に脇役として登場していたようなんですが、記憶にないんですよねー続きを読む投稿日:2022.04.04
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