小説
暁町三丁目、しのびパーラーで
シリーズ内の平均評価:
(5)
普通だけれど、何かが奇妙。カレーに隠し味があるように、この店には秘密がある――。両親を失い路頭に迷い、お腹を空かせた十五歳の少年が拾われたのは、サービス担当の秋月と料理担当の山蔭、たった二人の従業員で回すモダンな洋食店「しのびパーラー」。なかなかの繁盛ぶりを見せるこの店が、兎目と名づけられた少年の新たな家であり職場となるのだが…。オーナーと呼ぶには雰囲気が異質すぎる若様に、昨日はなかった秋月の傷。お互い身元は詮索しないとしながら、見てしまった違和感の正体とは!?鏑家エンタ・装画
便利な購入方法
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兎目ついにしのび正式デビウ!?
須賀原家の間諜という裏の顔を持つ洋食店しのびパーラー。
素性不明の新米店員・兎目は手伝いを直訴し、新たな任務が与えられるが…
表向きは洋食店、裏では藩主須賀原家の間諜として暗中飛躍する秋月と山蔭に拾われ「しのびパーラー」で働く兎目。彼らの正体を知った兎目は二人の仕事を手伝いたいと願い、渋る山蔭を説き伏せる形で「草」の一員となる。そんなある日、雇い主の周良が持ち込んできた仕事は勲功華族岩間子爵の長男・寿元氏の素行調査。寿元の屋敷に迎えられた行儀見習いの少女たちが、次々と行方不明になっているというのだが――。
鏑家エンタ・装画 -
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普通だけれど、何かが奇妙。
カレーに隠し味があるように、この店には秘密がある――。
両親を失い路頭に迷い、お腹を空かせた十五歳の少年が拾われたのは、サービス担当の秋月と料理担当の山蔭、たった二人の従業員で回すモダンな洋食店「しのびパーラー」。なかなかの繁盛ぶりを見せるこの店が、兎目と名づけられた少年の新たな家であり職場となるのだが…。オーナーと呼ぶには雰囲気が異質すぎる若様に、昨日はなかった秋月の傷。お互い身元は詮索しないとしながら、見てしまった違和感の正体とは!?
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