ライトノベル
「お前ごときが魔王に勝てると思うな」と勇者パーティを追放されたので、王都で気ままに暮らしたい
シリーズ内の平均評価:
(5)
「……私、生きてていいんだ」能力値ゼロという身でありながら勇者パーティに選ばれてしまったフラム。唯一持っているのは“反転”というよく分からない能力。案の定、戦闘ではまったく役に立たなかったが、それでもめげず、健気にパーティのためにと働く彼女を、天才として名高い賢者のジーンは疎ましく思い、ことあるごとにいびり続け、ついには強引に奴隷商に売り払ってしまう。その奴隷商会でも虐げられるフラムは、挙げ句余興として凶悪なモンスターの餌食になろうとしていた。だが、装備したが最後身体をドロドロに溶かしてしまう『・・・
便利な購入方法
-
-
「……あなたも、居場所が無いの?」
大好きな仲間であったフラムが
パーティからいなくなったことを後悔しつづける勇者キリルは、
賢者であるジーンがフラムに行った悪辣な所行、
そして螺旋が蠢くマリアの姿を目撃し、
絶叫とともに城を抜け出し街へと飛び出した。
そして行く当てもなく彷徨った先でミュートと名乗る少女に出会う。
その邂逅はさらに悲劇へと物語を加速させる。
そして王都は混沌のバースデイを迎えるのであった。 -
-
「覚悟、できてる? できてなくてもやるけどね」
フラムの元パーティメンバーであり、今は剣技の師でもあるガディオの前に、
死別したはずの妻――ティアが、生前の姿そのままに現れた。
それは敵対するオリジン教の螺旋技術研究の一つで
「ネクロマンシー」と呼ばれるプロジェクトの成果であった。
彼らは自分たちの研究が、大切な人を失った悲しみから人類を解放するためのものだと力説する。
その言葉を信じきれないフラムは、自身の目で真実を確かめるために、
彼らの研究施設へと乗り込むのだった。 -
-
「人が苦しんでる姿を見て、ゲラゲラ笑ってくれちゃってさあ……そんなクズは、全員死んじゃえばいい」
冒険者ギルドを牛耳るデインたちとの諍いは、日に日に過激さを増していた。
そんな中、目を包帯で覆った少女――インクと出会う。
彼女がデイン一派のゴロツキに襲われていたところをフラムが救ったのだ。
その包帯の下の“縫われた両目”に不穏なものを感じつつも、
天真爛漫な彼女に心を開いていくフラムとミルキット、そしてエターナ。
だがその裏で、崩壊の序曲が今まさに始まろうとしていた――。
呪いが祝福へと変わるとき、その絶望は反転する――
少女と少女が織りなすダークライトファンタジー!! -
-
「……私、生きてていいんだ」
能力値ゼロという身でありながら勇者パーティに選ばれてしまったフラム。
唯一持っているのは“反転”というよく分からない能力。
案の定、戦闘ではまったく役に立たなかったが、
それでもめげず、健気にパーティのためにと働く彼女を、
天才として名高い賢者のジーンは疎ましく思い、
ことあるごとにいびり続け、ついには強引に奴隷商に売り払ってしまう。
その奴隷商会でも虐げられるフラムは、
挙げ句余興として凶悪なモンスターの餌食になろうとしていた。
だが、装備したが最後身体をドロドロに溶かしてしまう『呪いの大剣』を手にした瞬間、
彼女の人生は急激に“反転”する。
呪いが祝福へと変わるとき、その絶望は反転する――
少女と少女が織りなすダークライトファンタジー、ついに登場!! -
-
-