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文学

徒然草をどう読むか

あらすじ

私見によれば、兼好は決して最初から「人生の達人」だったわけではなく、
徒然草を執筆しながら、あるいは徒然草を執筆することで、
徐々に成熟していった人物である。とりわけ徒然草の後半部になると、
兼好の「人間」と「時間」への関心や、ものの見方が、前半部と比べて
より一層柔軟に相対化してくるし、兼好の批評精神が顕著に現れてくる。
本書では、そのような徒然草の記述の深化と展開を、
辿ってみることにしよう。(本文より)

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作品情報

掲載誌・レーベル
:
出版社
:
Reader Store発売日
:
2018.06.01
書誌発売日
:
2013.06.30
ページ数
:
224ページ
ファイルサイズ
:
0.6MB