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南町奉行所同心の樺山富士太郎らは、駒込追分町の鹿右衛門の隠居所で、珠吉の命を狙っていた鉄三を見つけ出す。瀕死の鉄三は今わの際に、珠吉殺しを依頼したと告白するが、その殺し屋の正体を明かさぬまま息を引き取ってしまう。富士太郎と珠吉は、若い男妾を殺して姿を消した鹿右衛門の行方を追い始めるが、その翌朝、湯瀬直之進の愛弟子・源六と鹿右衛門の心中事件が判明する。怒りに燃える直之進と富士太郎は、珠吉に突き付けられた殺し屋の刃を振り払うことができるのか? 書き下ろし大人気シリーズ第五十一弾!
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心中騒ぎが起きた白山権現へと急ぐ南町同心樺山富士太郎と中間の珠吉と伊助は、その道すがら、かつて無辜の民から金を巻き上げ、世間から蛇蝎の如く嫌われていた元岡っ引の津之助と遭遇する。すると翌朝、妾と暮らしていた駒込の一軒家で津之助が無残な姿で発見された。一方、日暮里の秀士館では、名も知らぬ老人につきまとわれて思い悩む源六のため、師範代の湯瀬直之進が一肌脱ごうとしていた。道場一の有望株に執着する老人とは何者なのか、そして津之助が殺された真の理由とは!? 書き下ろし大人気シリーズ第五十弾!
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一人娘のおさちをかどわかされた岩田屋恵三の屋敷から、老中首座・堀江信濃守の悪行を裏付ける帳面が何者かの手によって盗み出された。娘の無事を願いつつも必死に帳面を探す恵三に、やがて魔の手が伸びる。一方、おさちの行方を追って品川に向かった湯瀬直之進は、おさちと刻を同じくして姿を消していた浪人者の消息を掴む。直之進は江戸で暗躍する人さらい一味の隠れ家を突き止め、おさちたちを救い出せるのか!? そして消えた帳面の行方は!? 書き下ろし大人気シリーズ第四十九弾!
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秀士館再建の普請がようやく始まった梅の季節、上野北大門町で米問屋を営む岩田屋恵三の一人娘おさちが何者かにかどわかされた。南町奉行じきじきの命を受けて、その行方を追い始めた定町廻り同心の樺山富士太郎は、おさちの周辺に幾度となく姿を見せていた浪人者の存在を突き止める。一方、おさちの身を案じる湯瀬直之進は、黒頭巾で面体を隠した得体の知れぬ男たちから襲撃を受け・・・・・・。悪名高い岩田屋の娘をかどわかしたのは一体誰なのか、そしてその目的とは!? 書き下ろし大人気シリーズ第四十八弾!
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富士山の噴火で人心が乱れる江戸で、猿の儀介という盗賊が跳梁していた。儀介一味は悪名高い商家に忍び込んでは貧しき長屋に小判をばらまく義賊として名を馳せていた。そんな中、用心棒としてある商家に雇われた直之進は夜半に忍び込んできた賊を迎えうつが、あと一歩のところで取り逃してしまう。書き下ろしシリーズ第四十七弾。
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富士山の噴火によって江戸市中が混乱する中、江戸湾の入り口に三艘の船が碇を下ろし、湊に入ろうとする船を攻撃した。海上を封鎖しようとする一党の真の目的は何なのか!? 秀士館の師範代、湯瀬直之進と倉田佐之助がその真相に迫る! 人気書き下ろしシリーズ第四十六弾。
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江戸の町で付け火が頻繁に起きていた。南町奉行の曲田伊予守は非常事態を宣言。火盗改も動き、町奉行所と捕り物争いを繰り広げる。すると、裏に改易された藩の存在が浮かび上がってきた。そんなさなか、富士太郎の妻、智代が産気づいた――。大人気書き下ろしシリーズ第45弾!
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江戸の町に悪行を働く願人坊主が増えていた。そんななか、空から落ちてきて畑に突き刺さるなど、願人坊主の怪死が三件、立て続けに起こる。すぐさま南町奉行所定廻り同心・樺山富士太郎らは動く。その結果、怪死の裏にある、悲痛極まる事実およびある者の覚悟の存在が浮かび上がった――。長大シリーズにして、人気絶好調の書き下ろし第四十四弾。
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南町奉行所に与力・荒俣土岐之助を殺害する旨が記された投げ文があった。思い当たるのは人頭税導入をめぐる幕府内の争い。土岐之助はかつて人頭税に反対し、発案者の朝山越前守から恨みを買った可能性がある。土岐之助を護衛する湯瀬直之進らに危険が迫る。男勝りで剣の腕も立つ、土岐之助の細君も大活躍の、書き下ろし人気シリーズ第四十三弾。
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樺山富士太郎をかばって斬られてしまった珠吉は無事なのか。仲間に危害を加えてきた庄之助一味に、直之進、佐之助ら秀士館の面々は怒りの炎を燃やす。そして事態はついに、秀士館対屈強な庄之助一味との全面衝突へ。庄之助の果てしなき野望の行方は――? 迫力あるシーンが連続する、書き下ろし人気シリーズ第42弾。
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三月前に読売屋「かわせみ屋」を継いだ養子の庄之助とは何者か。恐るべき遣い手で、湯瀬直之進でさえまったく歯が立たなかった。以前は雪谷鈴太郎という名の武士で、秀士館とも何らかの関係があったようだ。江戸市中で大店が強請られ、大金を奪われる事件が続いていた。不気味な動きを見せる庄之助一味との関わりは? その魂胆は? スリリングな展開が続く、書き下ろし人気シリーズ第41弾。
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中川温泉の効能で湯瀬直之進の左腕は快癒した。乾物屋への強請りをとっちめた琢ノ介が意趣返しで襲われる。悪評高い読売屋「かわせみ屋」の仕業だったが、店をついだばかりの養子・庄之助の評判は良い。しかし、なぜか赤銅色の肌をして、手練れの風格を漂わせる庄之助は一体何者なのか。すると、庄之助の探索を始めた岡っ引きがさらわれた。書き下ろし人気シリーズ第四十弾。
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