さみしさのレシピ
一穂ミチ(著)
,北上れん(イラスト)
/ディアプラス文庫
作品情報
フードスタイリストの卵・知明は、ある雨の日、叔母の夫だという男・慈雨からの電話で叔母の死を知らされる。 墓参り代わりに家を訪ねると、そこで出会った慈雨は、華やかだった叔母とは対照的に、もの憂い翳りを宿していた。 同棲中の彼女に裏切られた知明は、慈雨宅に居候することに。生活を共にするうち、慈雨に心惹かれ始める知明だが…? ふたりぼっちのレイニー・ロマンス、オール書き下ろしで登場。
もっとみる
商品情報
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 3.6 (15件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
もの凄く辛口なので、好きな方はスルー推奨です。
レビューの続きを読む
デビュー作を読んでから、キラリと光る新人さん来た!!
と思ったのがおよそ5年前。
それから新作出るたびに必ず購入しておりますが、読むたびに
がっかり度が上昇していくのが止らない。
一穂さんが大好きな方には申し訳ないんですが、この方の文章に
最近変なあざとさを感じてしまって、なんだかなぁ、というか。
確かにテンポのよい会話、流れるように読ませる文章は凄いです。
引き込まれていくのも確かです、なのでうまい作家さんだとは思う。
でもそれだけなんです、ごめんなさい。
文章力はそんなになくても、忘れられない、記憶に焼き付く話を
書かれる作家さん……歌唱力や演奏技術はとぼしいけど、心を
ふるわせるような音楽を奏でるアーティスト……。
そういう人たちに共通してある、書きたくて、伝えたくて仕方ないの!
という必死さがゼロなんです。
私上手でしょ、オシャレでおフランスで、こーんなに知識豊富なの。
みたいな表現が目について、しかもまるで昼ドラのようなベタな
展開と、とってつけたような桃色シーン……桃色は萎えました。
BLかと言われたら、微妙です。
私は一般書も大好きで読むのですが、一穂さんはBLよりも
一般で書かれた方がいいのじゃ?と最近思い始めました。
BL業界は文章力なくても売れると見下されることも多いですが、
文章力よりも『男同士の恋愛』をいかに書ききるかですから。
この話はとにかく萌えない。BLである大前提が抜けてる。
今回の作品は前回に比べると比較的恋愛に至るまでの過程が
書かれていた気がしますが、それでも弱い。
最近いつも思うんですが、読後なにも残ってないのです。
連続して別の本読むと、三日後には話さえ思い出せないのです。
デビュー作から成長を期待して全ての著書を購入してますが、
食指が動かず後回し。
一穂本の積ん読タワー形成して消化しきれてません……。
筆が速い方だけにタワーはどんどん高くなっていき焦る。
とはいえ、全部新刊購入なので読まずに売るのももったいないので、
地味に消化したいと思います。
それでもあのキラリを期待して、性懲り無く読むんだろうなー……。
まるで幻想を追うように、次こそは、次こそは!
と思ってしまうのは、やっぱり書く力があるから。
というわけで、ひどい辛口でしたが次回こそ!投稿日:2013.04.20
義理の甥×亡くなった叔母の夫。表紙を見て勝手に学生ものだと思い込んでいたのでびっくり。疎遠だった叔母の死をきっかけに、叔母が結婚していたことを知り驚く知明。初めて会った叔母の夫である慈雨はつかみどころ…のない男で、知明の状況を知るとあっさりと同居を提案してくる。二人で暮らしていくうちに知明は慈雨がゲイであることを知り…というお話。
妹を嫌い、妹に懐いていた知明にヒステリックな態度をとる母親の存在が、一穂作品にしては珍しいなと思いました。(結構ゆるふわ系の母親が多かったような気がするので)
そして、この話でも一穂さんが好きと思われるシチュが…!つくづく一穂さんて不思議な作家さん。どの作品をとっても、王道や既存の作家さんと似た展開がないのに、このシチュに限ってはわりと使ってくるよね。自分の萌えに忠実というか、テーマとしても根底に秘めたものがあるのかな。
閑話休題。ツン受は苦手なはずなのに、なぜか一穂さんのツン受は好き。さみしさも合わせもっているからかな。作品に散りばめられた雨のイメージも、さみしさを表していてしっとりといいお話でした。続きを読む投稿日:2016.01.09
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。