便利な購入方法
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飢饉の影響もようやく薄れはじめ、徐々に世は平穏を取り戻しつつあった。これから訪れるであろう安寧の世に、浪人奉行の役目は必要なのか。八雲兼四郎とその雇い主である升屋九右衛門、それぞれが浪人奉行の向後について思いをめぐらすなか、兼四郎は、小岩市川の関所で民が惨殺されたという事件の調べに向かう。果たして兼四郎の出した答えと、進む先にあるものとは――? 大人気時代小説シリーズ、感動の最終巻!
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深手を負い、満足に片腕が使えなくなってしまった橘官兵衛に代わって、かつて同じ道場で剣の腕を磨いた波川十蔵を新たな相棒に加えた八雲兼四郎。そんな浪人奉行が此度成敗に向かうのは、中山道の宿場を荒らす非道な賊。修験者に扮して家に押し入り、住人を殺害して金品を奪いさるなど、悪行を重ねる凶賊を討ち果たすべく、賊が現れたと噂される蕨宿に向かった兼四郎は、そこで凄惨な事件の現場に出くわし・・・・・・! 大人気時代小説シリーズ、第十四弾!
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かつて岩城升屋に押し込みに入った賊の正体が明らかになるかもしれない。無念のうちに殺された奉公人たちの敵を討ちたいと強く願う升屋九右衛門の依頼を受け、八雲兼四郎は賊がひそむという千住下宿へと向かうが、限られた手掛かりに調べは難航し・・・・・・。果たして浪人奉行の刃は悪逆非道の賊に届き、恨みを断ち切ることができるのか!? 大人気時代小説シリーズ、第十三弾!
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居酒屋の店主として日々酔客の相手をしつつ、町方の手の届かぬ悪を討つ浪人奉行の影役目を負う八雲兼四郎。ある日、兼四郎の雇い主である升屋九右衛門と知己の材木問屋岸本屋の長女お律が何者かの手によって攫われてしまう。町方に知らせれば娘の命はないと岸本屋を脅し、多額の身代金を要求する悪漢たちの手からお律を救い出すべく動き出す兼四郎だが、東軍流の剣を操る賊を相手に徐々に窮地に追い込まれ・・・・・・大人気時代小説シリーズ、待望の第十二弾!
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麹町の路地裏でささやかな居酒屋を営む八雲兼四郎。その裏の姿は町方の手の届かぬ悪を密かに討つ〝浪人奉行″であった。救った中間の男から、仕えていた旗本が改易されたことをきっかけに乱心し、御料所で村民の娘を攫うなど非道の限りを尽くしているとの話を聞いた兼四郎は、仲間の橘官兵衛らとともに事態を収めるべく立ち上がる。憤怒を込めた刃は、無辜の民を苦しめる悪漢に届くのか!? 大人気時代小説シリーズ、第十一弾!
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麹町の路地裏でささやかな居酒屋を営む八雲兼四郎。その裏の姿は町方の手の届かぬ悪を密かに討つ影役目〝浪人奉行″であった。ある日、兼四郎のもとに八王子に凶悪な道場破りが出没したという噂が届く。かの地には剣友である倉持春之助が道場を構えている。春之助の妻子の死に負い目を感じている兼四郎は、友を救わんと単身八王子に向かい、そこで凄絶な光景を目にする。大人気シリーズ第十弾!
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麹町の路地裏にささやかな居酒屋を開いて一年余。剣の腕前を隠して包丁を握る八雲兼四郎は花好きの風変わりな美女お蛍と知り合う。常連客に冷やかされながらも、貧しい侍の娘であるお蛍の力になりたいと願う兼四郎。一方、江戸湊では百万の民のために魚を捕る漁師たちを襲い、船ごと海に葬る極悪非道な賊が横行していていた。町奉行所の手の届かぬところで跋扈する無法者を討つ影役目”浪人奉行”を拝命する兼四郎は、お蛍の身を気遣いつつ、許せぬ外道退治へと向かう。超人気シリーズ第九弾!
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「いろは屋」常連の順次が妹のおけいを連れて店に現れた。「みんな・・・・・・殺された」。怯え切ったおけいの口から飛び出した言葉に、店主の八雲兼四郎は耳を疑う。聞けば、夫と暮らしていた江戸郊外の長崎村をならず者の浪人集団が襲い、女子供まで容赦なく殺めて居座っているという。町方の手の届かぬ悪を討つ影役目”浪人奉行”を秘かに務める兼四郎は、長崎村の鬼を成敗すべく乗り込むが、空前絶後の凶悪な敵を前に窮地に陥る。人気シリーズ、圧巻の第八弾。
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ひっそりした裏小路で居酒屋を営む八雲兼四郎。寡黙ながら常連客に慕われるこの男には、愛した女とその一子をならず者に惨殺された辛い過去があった。運命の巡り合わせで一度捨てた剣を再び取り、悪を闇に葬る「浪人奉行」の影役目に生きる兼四郎。こたびも”仕事”を受けて賊成敗に乗り出すも、道すがら、父親を殺された幼子に出会う。その純粋な瞳はかつて救えなかった小吉の面影を宿していた。大反響シリーズ、堂々の第七弾!
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表の顔は干物とめし、酒しか出さぬ店「いろは屋」大将、裏の顔は許せぬ外道を冥土に送る浪人奉行として生きる八雲兼四郎。その武勇をいち早く見抜いた升屋九右衛門からの”仕事”を受けるようになって二年目の春が過ぎようという頃、またしても江戸郊外で血生臭い殺しが頻発する。町奉行所も手に届かぬ悪党を始末すべく盟友、橘官兵衞らと向かった兼四郎は、やがて、見事な満開の桜と男たちの秘められた哀しい運命を知ることになる。
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町方の手の届かぬところで暴れる外道を剛剣で葬る浪人奉行――その正体は麹町の片隅で干物とめし、酒しか出さぬ店を営む八雲兼四郎であることに常連客は誰一人気付いていない。折しも目黒界隈の商家が立て続けに襲われる凶事が発生。しかも押し込みの前には決まって、娘や嫁ら女が行方知れずになっているという。町方の調べも甘く泣き寝入り同然の惨状を耳にした兼四郎は賊成敗へと乗り込んでいく。大反響シリーズ、堂々の第五弾!
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裏小路でひっそり居酒屋を営む八雲兼四郎の武勇を見抜き、外道を闇に葬る浪人奉行の影役目を与えた升屋九右衛門が新たな”仕事”を頼んできた。東海道の大井村近辺で殺しが頻発し、大坂へと旅立った大番頭の安否が気になって仕方ないという。早速後を追った兼四郎が見たものは、無残極まりない骸だった。必死で手がかりを探すなか、弾ける笑顔と瑞々しい肢体が眩しい浜の娘と出会う。怒りの剣が炸裂する大反響シリーズ、堂々の第四弾!
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