便利な購入方法
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※<ご注意ください> 本書は、二〇〇五年四月に刊行された作品を改版して電子書籍化したものです。
帰郷した重兵衛が重臣たちに隠居の覚悟を告げている頃、その諏訪家に向けて、将軍の御朱印状が江戸を出立した。この使いの行列が、重兵衛出奔の端緒となった市之進斬殺や、忍びによる目付頭襲撃、江戸留守居役・塚本の死などを、三十年前のある騒動に結びつける口火となる。すべての謎が、今明らかに――痛快時代小説シリーズ、第一部完結! -
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※<ご注意ください> 本書は、二〇〇五年三月に刊行された作品を改版して電子書籍化したものです。
親友殺しの嫌疑が晴れ、ようやく故郷・諏訪への帰途につく重兵衛。その胸に、母への思慕の念と、主命を秘めていた。友と弟の仇であり、前の江戸家老の不正を知る遠藤恒之助は、この手で屠らなければならぬ――。一方その遠藤は、重兵衛の後を追い、甲州街道を急いでいた。前回の剣戟で自らに傷を負わせた重兵衛には、必ずや報復してみせる、と。 -
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浪人が殺され、二百両はするという名刀が奪われた。同心の河上惣三郎は、刀剣道楽の数寄者の線を洗い始める。一方、重兵衛の頭の中は、ある男のことで一杯だった。親友と弟の仇・遠藤恒之助。妖剣を使うこの強敵を倒すため、新たな師のもとで〈人斬りの剣〉の稽古に励む重兵衛だったが……。男たちの友情に胸が熱くなる、人気シリーズ第四弾。
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※<ご注意ください> 本書は、二〇〇四年三月に刊行された作品を改版して電子書籍化したものです。
旅姿の侍が内藤新宿で殺された。北町奉行所の同心・河上惣三郎が探索を進めると、重兵衛が手習所「白金堂」を営む白金村へ向かう途中だったらしい。一方、堀井道場の師範代となった元三河刈屋土井家の剣士・鳴瀬左馬助は、訪ねてきた若侍の腕前に瞠目していた。その天才の名は、松山輔之進。兄の仇を討つために江戸へ出て来たという――。
因縁に結ばれし快男児たちが江戸を奔る、人気シリーズ第三弾。 -
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※<ご注意ください> 本書は、二〇〇四年一月に刊行された作品を改版して電子書籍化したものです。
手習子のお美代が消えた。楽しみにしていた秋祭りを前に自ら姿を隠すはずはないと考えた重兵衛が捜し始めると……(「梵鐘」)。
人捜しを生業とする紋兵衛、北町奉行所の同心・河上惣三郎、元目付で腕利きの浪人・鳴瀬左馬助、そして主人公である手習師匠の重兵衛――それぞれの視点で趣向を凝らした四篇の連作が織りなす、人気シリーズ第二弾。(二〇〇四年一月に刊行された作品を改版) -
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江戸白金で行き倒れとなった重兵衛は、頑健な体躯とくっきりとした目鼻立ちを持つ二十三歳の浪人だ。手習師匠・宗太夫は、わけありの彼に何も聞かず居候させてくれる。子供らに囲まれ平穏な日々を送る重兵衛だったが、同郷の者に呼び出され帰ってこない宗太夫を心配し、その男を訪ねたところ……。快男児が謎を斬る時代小説シリーズ第一弾。(二〇〇三年十一月に刊行された作品を改版)
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