日本大復活の真相―――これからすごいことになっていく超大国日本!
三橋貴明(著者)
/あさ出版
作品情報
亡国の危機に追いやった罪人たちを裁かなければ、
日本の再興の日はない!
貴方は真実を目の当たりにする。
あなたは、デフレを深刻化した真犯人を知っていますか?
この人々こそが、日本をダメにしてきた張本人です。
どんな甘言で私たちがだまされてきたのか知らなければ、
同じ過ちを繰り返すことになるはずです。
さあ、彼らの罪を暴き、今こそ「日本復活の扉」を開きましょう。
◆著者のコメント
いよいよ日本が大転換できる
千載一遇のチャンスがやってきた。
しかし、その果実を享受する前に、われわれにはやるべきことがある。
それは、「犯人断罪」だ。
私利私欲のためにデフレを深刻化させ、
亡国の危機に追いやった者たち。
この罪人を裁かなければ、
真の「日本再興」はない――。
■目次
●第1章 小泉純一郎の罪
●第2章 竹中平蔵の罪
●第3章 鳩山由紀夫の罪
●第4章 菅直人の罪
●第5章 野田佳彦の罪
●第6章 橋下徹の罪
●第7章 日本銀行の罪
●第8章 財務省の罪
●第9章 マスコミの罪
◆著者 三橋貴明(みつはし・たかあき)
株式会社三橋貴明事務所 代表取締役社長/経済評論家/中小企業診断士
東京都立大学(現・首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業など数社に勤務した後、中小企業診断士として独立。三橋貴明診断士事務所を設立した。
大手インターネット掲示板で発表していた韓国経済の実態分析が話題を呼び、『本当はヤバイ! 韓国経済』(彩図社)として出版、たちまちベストセラーとなる。その後も『グローバル経済に殺される韓国 打ち勝つ日本』『売国奴に告ぐ! いま日本に迫る危機の正体』(中野剛志と共著/徳間書店)など、ヒットを連発。
ブログ「新世紀のビッグブラザーへ」の1日のアクセスユーザー数は12万人を超え、推定ユーザー数は36万人に達している。2013年5月現在、人気ブログランキングの「政治部門」1位、総合ランキング1位(参加ブログ総数は約99万件)を獲得。
執筆業のほか、各種メディアへの出演、全国各地での講演などでも活躍している。
●三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ」
※本作品は、株式会社あさ出版より出版された作品を電子化しキンドルストアにて配信している作品です。
もっとみる
商品情報
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 3.0 (2件のレビュー)
-
先月(2013.7.14)の参議院選挙で、大方の予想通り、自民・公明政権が圧勝して民主党は大敗しました。インフレや消費税増税を目指すアベノミクスが国民に信任された形で、安倍首相は益々自信を深めたことで…しょう。更に数日前には消費税増税の判断材料として重要な指標となる 2013第二四半期のGDPも年率換算で+2.6%成長と報道され、消費税増税はほぼ確実と思われます。
そんな現在の安倍ノミクスを最も強力に推進しているエコノミストとして、三橋氏がいます。この本は彼が最近に書かれた本で、今まで日本の成長を阻害してきた9つの元凶を取り上げながら、アベノミクスを遂行することで日本の成長・復活がなされると述べています。
一方では、アベノミクスを問題視する意見もある中で、これから10年間、我が家では大事な時期を迎えていくので、この10年を乗り切るために日本はどうなっていくのかを様々な意見を参考にして、自分なりに決断していきたいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・日本を破壊し続けた2つの勢力の一つは、日本を否定して特定のアジア(中国・韓国・北朝鮮)が好きな地球市民たち、もう一つは新自由主義を標榜するアメリカ企業・投資家(p11)
・日本が弱くなっていったのは、デフレ下にインフレ対策である構造対策を推進したから(p19)
・小泉政権下で、特に攻撃されたのは、建設・医療・行政であり、骨太改革から目の敵にされて改革を迫られた3業界(p26)
・経団連、デフレ、国民の3者の後押しによって長期政権を築いた小泉氏は、日本の景気がアメリカ不動産バブルで良かったのも幸運であった(p33)
・小泉純一郎の罪は、日本をアメリカにとって都合の良い市場に作り変えて、産業的なインフラを破壊して、国民の利益と企業の利益のギャップを拡大させたことにある(p35)
・赤字は悪いものと考える人は、国家と企業を混同している、政府にとって赤字は単純な良し悪しでは測れない、政府は日銀に命じて通貨を発行できるから、プライマリーバランスを気にするのも政府と企業を混同している証拠(p46,51)
・団塊の世代が預金を引き出して使っても、企業の売上になって「企業の金融資産」に移動するのみ、お金は消えない(p57)
・鳩山政権下では、人権侵害救済法案と外国人地方参政権という2つの法案が通ることろだった、国民新党が内閣において閣議決定に反対して防がれた(p83)
・東京電力は無限責任を負わないという法律に基づいて政府から原発を委託されて発電していたのに、それを菅首相はひっくり返した。これが最悪(p102)
・政府の負債が増えたのは、公共事業の財源である建設国債が増えたのではなく、税収が足りないために生じた赤字国債の増加(p131)
・政府が公共事業を削るから、国内の需要不足が促進、デフレ深刻化、GDP伸びず、税収が減って赤字国債が増えることになる(p135)
・混合医療の拡大は、保険適用分の治療が増えず自由診療が増える、それに対してアメリカの保健医療サービスが日本の健康保険サービスを狙うことになる(p174)
・ユーロとは、グローバリズムが行き着いた世界、強者ドイツが、弱者であるギリシアやスペインを食い物にしている(p179)
・日本のインフレ率を定義する、日本式コアCPIは、エネルギー価格が含まれてしまうのが大問題、グローバルでは、食料品とエネルギーを除いた物価指数(p208)
・ドイツは経常収支黒字国にも拘らず、国内の銀行から借りる代わりに、政府のお金の7割を外国から借りている、外国からの監視があったほうが
財政均衡ができると考えているから(p225)
・国土交通省は道路特定財源を持っていたが、一般財源化されてしまい財務省が予算を握ることになった(p237)
・日本がTPPの交渉に参加できるのは、2013.7.23以降、また打ち切り権限があるのは、当初から参加している9か国のみ(p265)
2013年8月17日作成続きを読む投稿日:2013.08.18
9つの罪から構成される1冊
デフレの時は、公共投資を積極的にやった方がいいそうです。
構造改革はインフレ対策なので、デフレ時にしたらデフレが悪化します。
小泉はデフレを加速させた張本人、アメリカ…企業のための日本作ったとされています。
竹中は、日本維新の会を応援しときながら、自民党に戻ったり
レントシーキング(既存の所得のパイから分け前を得る)を流行らせまくったその人である。
例えば、派遣労働者の自由化がその1つです。
プライマリーバランス論を広めたのも竹中です。
借金1000兆円で国が破産するのもウソです。
デフレ期には政府は借金をすることが正しい選択です。
竹中は若者に対して君たちには貧しくなる自由がると発言したそうです。
新自由主義者の竹中には、これからも気を付けるべきでしょう。
また、麻生内閣がデフレ対策の財政出動と金融政策をしていたそうです。
鳩山は、日本列島は日本人だけのものではりませんと発言したり、対米関係を悪化させました。
管は、左翼的思想で国家を否定しようとしました。
市民運動家は国家の事業が大嫌いなので、公共事業を憎んでいます。
東電に無限責任を負わせたことで日本のエネルギー安全保障を不安定化させました。
新自由主義、左翼、デフレなどキーワードに2000-10年代の経済政策を振り返れる1冊
なかなかためになります。続きを読む投稿日:2014.06.13
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。