小説
大富豪の結婚の条件
シリーズ内の平均評価:
(2)
500万ドルで彼女を買う。それが、大企業の帝王の誘惑だった。母のせいで破産した日、オリヴィアは家を飛び出した。以来、1年間ミラノで息をひそめて暮らしていた。ある日、彼女はトニーという男性と出会い、久しぶりに楽しい時間を過ごした。ところが家まで送ってくれた彼は、部屋に入ったとたん豹変した。彼の本名はロッコといい、ミラノの富豪一族の出身だった。オリヴィアを、自分の祖父をたぶらかした魔性の女と決めつけ、本性を暴こうとしたのだ。ひどい誤解だ。オリヴィアは必死で身の潔白を訴えた。初めて覚えた胸のときめきを・・・
便利な購入方法
-
-
無垢な乙女が知ったのは、屈辱よりもつらい愛。
その日、ガズビヤ王国では国王のハーレムに女性を集めていた。ハリス王国の王女ナディアは踊り子として宮殿に忍びこみ、寝室でザイード王が現れるのを待っていた。彼女には、どうしても国王にかなえてほしい願いがあった。ガズビヤと長年敵対しているハリスを攻めないでほしい。そのために、ナディアは家族に黙って国を飛び出した。無慈悲な権力者がどうすれば喜ぶかなら、よく知っている。自分が差し出せる唯一のもの――純潔を捧げるのだ。たとえ、ハーレムで愛の奴隷にされるとしても……。
■コロンビア大学出身の現代の貴公子たちの恋愛事情を、新人作家が華麗に描く4部作の最終話です。王家の次男に生まれ自由気ままに生きてきたザイードに、突然もたらされた王冠。とまどう彼の元に身分を隠した敵国の美しい王女が現れますが……? -
-
婚約者に裏切られ、すがりついた相手はこの世で最も非情な男性だった。
私の10年間は無駄だった。クリオはニューヨークのパーティで婚約者の浮気を目撃し、人生何度目かの挫折を味わっていた。そこへ現れたのが、非情で知られる大富豪ステファンだ。彼が私にやさしくするのは、大学時代の友人だから?それとも、“略奪専門のプレイボーイ”の標的として?けれど、クリオは藁にもすがる思いで彼に助けを求めた。必死になりすぎていた彼女は、なにも気づいていなかったのだ。ステファンの目に復讐の光がちらついているのも。クリオに値段をつけ、婚約者から買おうとしていることも。
■コロンビア大学出身の現代の貴公子4人の恋愛事情を、新人作家が華麗に描く4部作の第3作目。何事も計算ずくで成功してきた不動産王のステファンは、かつて恋した女性にまで値段をつけて利用しようとします。ところが今回は計算どおりにはいかず……? -
-
妊娠、愛なき結婚、夫の無関心。これが私の初恋の結末。
祖父の死の直後、アレッサンドラは兄の親友クリスチャンになぐさめを求めてバージンを捧げた。彼はヨーロッパでもっともハンサムな富豪の一人で、派手な女性関係で有名だ。その彼に、一夜の情事で妊娠したと告げなければならないなんて。ところが、事情を知ったクリスチャンは結婚を口にした。彼は世間体と我が子を守りたいだけ。私を愛しているわけじゃない。それでも、屈辱に耐えながら申し出を受け入れるしかなかった。彼女には一人では子供を守りきれない事情があったのだ。
■コロンビア大学で出会い、無二の親友となった現代の貴公子たち4人の恋愛事情を、新人作家たちが華麗に描く4部作の第2作目です。遊び人で人間不信の金融王が、初めて結婚を決意しますが、相手はよりによって親友の妹だったのです! -
-
500万ドルで彼女を買う。それが、大企業の帝王の誘惑だった。
母のせいで破産した日、オリヴィアは家を飛び出した。以来、1年間ミラノで息をひそめて暮らしていた。ある日、彼女はトニーという男性と出会い、久しぶりに楽しい時間を過ごした。ところが家まで送ってくれた彼は、部屋に入ったとたん豹変した。彼の本名はロッコといい、ミラノの富豪一族の出身だった。オリヴィアを、自分の祖父をたぶらかした魔性の女と決めつけ、本性を暴こうとしたのだ。ひどい誤解だ。オリヴィアは必死で身の潔白を訴えた。初めて覚えた胸のときめきを、屈辱にぬりつぶされながら。
■コロンビア大学で出会い、無二の親友となった現代の貴公子たち4人の恋愛事情を、4人の新人作家たちが華麗に描く4部作のスタートです。第1作目はミラノの大企業グループの帝王、ロッコの物語。お楽しみください! -
-
-