古典をどう読むか
秋山虔(著)
/笠間書院
作品情報
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
古典と格闘してきた12人の思想の核をあかす、前人未到の書物の探訪-古典研究の最前線を走りつづけてきた著者がはじめて語る読書録。
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商品情報
- シリーズ
- 古典をどう読むか
- 著者
- 秋山虔
- 出版社
- 笠間書院
- 書籍発売日
- 2005.01.13
- Reader Store発売日
- 2015.05.16
- ファイルサイズ
- 37.2MB
- ページ数
- 300ページ
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この作品のレビュー
平均 4.0 (1件のレビュー)
-
初版2005年。
〈秋山虔〉
大正13(1924)年、岡山県生まれ。
昭和22年東京帝国大学国文学科卒、同大学院修了。東京大学名誉教授。日本学士院会員。源氏物語ほか女流日記文学などの注釈や作家論・作品…論を手がけて平安朝文学研究に寄与した。平成13年文化功労者受賞。平成27 (2015) 年死去。
〈目次〉
藤岡作太郎『国文学全史 平安朝篇』(明治38年)-平安朝文学研究の古典
芳賀矢一『国民性十論』(明治40年)-美意識から見た日本人
五十嵐力『新国文学史』(明治45年)-印象の実感を記述する古典文学史
内藤湖南『日本文化史研究』(大正13年)-自称「他流試合」の秀抜な史論
高木市之助『日本文学の環境』(昭和13年)-独自の環境「みやこ」論
風巻景次郎『文学の発生』(昭和23年)-日本文芸史構想への模索
島津久基『紫式部の芸術を憶ふ 源氏物語論攷』(昭和24年)-古典遺産への感愛の披瀝
西郷信綱『日本古代文学史 改稿版』(昭和38年)-社会人類学的発想の文学史論
益田勝実『火山列島の思想』(昭和43年)-日本的心性の原像の探索
寺田透『源氏物語一面』(昭和48年)-自己検証としての作品論
大岡信『あなたに語る日本文学史』(平成7年)-表現者の古典文学論1
竹西寛子『日本の文学論』(平成7年)-表現者の古典文学論2
古い批評は文章が硬いという面があった。
内藤湖南『日本文化史研究』(講談社学術文庫)は非常に読みたいと思った。
表現者の古典文学論の2章、大岡信と竹西寛子の章は文章が柔らかくて読みやすい。
古典には苦手意識がある。古典で読了したものがほとんどないため、高校レベルの古典の知識がアップグレード出来ていないが、古典を読みたいと思っている。特に平安時代に書かれた紫式部「源氏物語」を原典で読みたい。
本書は、源氏物語研究の泰斗による、古典研究の名著の紹介と批評。主に学者の批評に対する著者の批評だ。様々な古典を読んでいないせいか、文章を読めはするが、あまりピンとこなかったというのが本音。読んでいてよくわからない箇所があるので、ペンディングという感じで古典にあたりたいと思うところが多々あった。
古典を読む気持ちが削がれなければいいとか、古典を嫌いにさせないで欲しいとか思いながら読んだが、意外とそういう所はなく、むしろ面白く古典の世界に入っていきたくなる気持ちにさせてもらえて良かったと思う。
古典をどう読むか、という本の題名で、『源氏』の専門の先生が語るためなのか、『源氏』が凄いためなのか、益々『源氏』はもちろん古典を重要視したいと思った。有名作家による現代語訳も多いということもあるし、今年のNHK大河ドラマ「光る君へ」も紫式部なので、読むいいタイミングだと思う。続きを読む投稿日:2024.04.05
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