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悪には剣、貧者に癒やし。
貧しき者にもわけへだてなく治療する菊島龍安を、ひとは「さばけ医」と呼ぶ。
幕府の統治が緩み、治安が乱れる江戸で起きる黒い陰謀。
巻き込まれた龍安の運命は……。
シリーズ第五弾! -
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病に倒れ、講武所剣術教授方の職を失った夫のために、必死で働く妻のれん。だが、薬礼や滋養ある食べもののためには、さらに金が必要だ。そんな折、会うだけで三両もの大金を用立ててくれた侍がいた。身体は許していない、だから夫を裏切ってはいないと思いながらも、徐々にれんは追い込まれ…。龍安は、迷える夫婦を救えるか。
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貧者に癒し、外道に剣。「明神の龍」と慕われる町医者・菊島龍安のもとに依頼があった。「何も聞かず、ある女性を診てほしい」。謎の浪人・岡野伊右衛門に連れられて本所近くの陋屋を訪れた龍安は、病に臥した娘の高貴な美しさに胸を打たれる。娘の名は佐和。彼女は言う。「私は生まれたときから殺されるかもしれない運命にあるのです」。刺客に狙われ続ける娘の命を、龍安は救えるか?
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貧者からは薬代をとらず、命を救おうと奔走する“さばけ医”菊島龍安(きくしまりょうあん)。だが、原因がわからぬ病に悩むこともある。徒組(かちぐみ)の下士・弥之助の妻・美津の体は日に日に弱っていた。転地療養を勧める龍安だが、弥之助が徒組を追われてしまう。前の医者への薬代で借金がかさんだ弥之助は、妻を救うために刺客の汚れ仕事を引き受けてしまった。弥之助と美津、ふたりの人生を龍安は救えるか? 傑作時代小説。
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富める者も貧しき者も、わけへだてなく治療するお助け医者--菊島龍安(きくしまりょうあん)を人は「さばけ医」と呼ぶ。今日も母を喪った幼子のために身銭を切って治療する龍安だが、その名を騙る医者が現れた。しかも偽医者は治療と称して病に苦しむ人々を毒殺していったのだ! 偽医者の正体と目的は? 人の命をもてあそぶ者がいた時、癒やしの手は裁きの剣となる!
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