小説
ダーリング姉妹の恋日記
シリーズ内の平均評価:
(3)
身を粉にして働くシンデレラ。窮地の彼女の前に現れたのは……。ジルは幼子を抱え、来る日も来る日も懸命に働いている。小さなケーキ店をなんとか軌道に乗せようと努力を続けていたある日、開店以来もっともたくさんの注文が入り、ジルは感激した。だが喜びもつかのま、助手が急に辞めることになったうえ、頼みの妹までが出張で子守りさえお願いできなくなってしまう。絶望のあまり途方に暮れるジルに、思わぬ救いの手がさしのべられた。元夫の親友コナーがなにくれとなく助けてくれたのだ。これまですべてを独りで抱えてきた彼女はその優・・・
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こんな胸のときめきは初めて。
でも彼は、この子を奪いにやってきた。
子供時代、一人かわいがられる異母妹を横目に、
継母のいじめに耐えながら育ったサラ。
その異母妹が未婚のまま子供を産んでまもなく急死し、
サラは遺された子、サバンナを引き取ることにした。
赤ん坊は愛らしく、育てはじめて数カ月、今や大事な宝物だ。
ところがある日、サバンナの実の父親と名乗るジェイクが現れる。
彼は血を分けた子の存在を最近知り、引き取りに来たのだった。
今さらこの子を手放すなんて、私にはできない……。
いっそサバンナを連れてどこかに身を隠そうかと思いつめるサラに、
唯一の解決策が提示された――ジェイクと便宜結婚すればいい、と。■大人気R・モーガンの2部作〈ダーリング姉妹の恋日記〉第2話は、
前作の主人公ジルの妹サラの物語です。我が子同然に愛するサバンナを、実父とはいえ家庭的でないジェイクに任せられないと考えるサラ。でも一方で、魅力的な彼に惹かれるのを止められなくて……。 -
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身を粉にして働くシンデレラ。
窮地の彼女の前に現れたのは……。
ジルは幼子を抱え、来る日も来る日も懸命に働いている。
小さなケーキ店をなんとか軌道に乗せようと努力を続けていたある日、
開店以来もっともたくさんの注文が入り、ジルは感激した。
だが喜びもつかのま、助手が急に辞めることになったうえ、
頼みの妹までが出張で子守りさえお願いできなくなってしまう。
絶望のあまり途方に暮れるジルに、思わぬ救いの手がさしのべられた。
元夫の親友コナーがなにくれとなく助けてくれたのだ。
これまですべてを独りで抱えてきた彼女はその優しさに惹かれるが、
ふと大きな不安が脳裏をよぎった――彼が突然現れたのは、なぜ?
思えば1年半前、元夫の離婚の意思を伝えに来たのも、コナーだった……。 -
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