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社会・政治・法律

ひきこもりの〈ゴール〉 「就労」でもなく「対人関係」でもなく

※この商品はタブレットなど大きなディスプレイを備えた機器で読むことに適しています。
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あらすじ

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「仲間をつくれ」「働け」。的はずれを含めた多くの批判にさらされ、「回復」へと駆り立てられるひきこもりの“当事者”たち。対人関係の獲得や就労の達成という「社会参加」とそうすることの意味のはざまで、「なぜ働くのか/なぜ生きるのか」と彼/彼女らが抱いている不安や焦燥を、聞き取り調査をとおして描き出す。そして、「自己防衛戦略」や「存在論的不安」などの視点から、“当事者”たちにとって「ひきこもる」とはどのような経験なのかを浮き彫りにする。必要なのは“当事者”に共感することではなく、むやみに「回復」をめざさせるのでもなく、彼/彼女たちを理解することだと主張・提言する社会学の成果。

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作品情報

掲載誌・レーベル
:
出版社
:
Reader Store発売日
:
2015.05.16
書誌発売日
:
2007.09.22
ページ数
:
256ページ
ファイルサイズ
:
48.7MB