この作品のレビュー
平均 3.8 (22件のレビュー)
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このレビューはネタバレを含みます
即答力 松浦弥太郎 朝日文庫
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豊かな人生を目指すのであれば、自分を“世界という精緻な機会を構成する小さな歯車”だと考えてみましょう。
自分がどんな歯車なのかを考える前に、自分にふさわしい居場所を探す前に、すでにあるニーズを探すのが大事です。
大切なのは、目標よりも習慣(=練習はよい習慣をつけるために行う)。
目標は方向性なので、おおざっぱにあっていればよい。しかし、習慣は実現するための手段なので、具体化し実践しなければならない。
すごいな~と思う人は、「物事に飛び乗る反射神経が優れている」
まだ踏み込めるというアクセルと、エンジン出力の余裕。圧倒的な瞬発力があり、他の人が考えている間に、気がついたらその出来事の真正面に立っている。
これまでの会社組織では、今後もこうした出遅れを続けているようではもったいないと思います。アクセルを踏むときにまわりの動向を見てからという身長差が一歩も二歩も遅れをとってしまう。もう一歩先に早く動いていれば、もっと早く物事の確信に触れて、もっと深く仕事に取り組めたはずなのにと。
僕の理想は、一年先を「今」と考えること。
現在をていねいに過ごすことも大切だが、未来も大事。今日の仕事を、来年のための仕事としても常に考えている。こんなスピード感をあたりまえのようにもっていたいと願い、そのために努力もしています。
実力が付き、成功に近づいた優秀な人は、前に出る機会が増える。でも、本当に優れた人は「できれば人の影に隠れていたい」というセンスの持ち主。目立てば目立つほど消費されるという感覚を持ち合わせているから。
人の前に出ていくよりも、どんどん譲る。そうしながらまわりを観察し、自分は、何かあったときに真っ先にダッシュできる位置につけておく。こうした「賢い謙虚さ」を素養とするといいようだ。
失敗というリスクは恐れるものではなく、進んで味わうべきもの。リスクこそ、自分を育ててくれる糧になると信じている。自分で責任をとれるリスクであれば、数多くのチャレンジをするべきです。
ビジネスの世界には失敗を覚悟でチャレンジしなければ乗り越えられない一線のようなものがあります。外国の人と渡り合っていくのがあたりまえの時代、失敗を恐れて足踏みする人や、いつまでたってもリスクを取れない人が成功するのは、なかなか難しいだろうと思います。
八割の普通の人と二割のすごい人の差は、わずかなもの。八割いる普通の人のうち、「ちょっとした努力で、いつでも自分わ抜きん出られる」と気づいて努力した人が、二割の優秀な人。ならば、まずはリスクを負って肩を並べてレースに出よう。三十代までの失敗は自分のキャリアの失点にはならず、逆にプラスになる場合がほとんど。
「私がやりたいです!」と名乗りを上げる若い時期があってもいいと思いますが、最終的には「新しいことを始めるときに、この人がいたほうがいい。この人が必要だ」と相手に思ってもらう人物になることを目指したいと思いますし、それが今の時代のニーズです。新しいところに自分が呼ばれるためにはどうしたらいいかを、じっくり考えねばなりません。
自分ひとりの努力で伸びていけるのは、ある一定のところまで。前述したとおり、残念ながらそのあとで必ず行き詰まりがやってきます。例えて言うなら、土をひたすらほっていたら途中まではうまくすすめるけど、あるとき、硬い岩盤に突きあたるような感覚。地層が変わり、今までのやり方、道具、努力ではどうやっても歯が立たない硬い岩盤が出てきます。
そんなときに、重要なことは
人脈。自分を助けてくれる人、支えてくれる人、応援し力になってくれる人。信用してくれる人がたくさんいること。
組織力。自分のレベルが上がってくると、個人の力ではなく、組織や集団の力を借りないと、掘り進めない地層に突きあたることが必ずある。このとき、会社やチーム、外部の組織を巻き込む力、人と組織の力を借りていかに自分の行動力を大きくするかが大切。
洞察力。これまでのやり方が通用しなくなったときに、何が重要か見極めて行動する能力。
正直、親切、ていねい、笑顔
自分が関わっていることには全力で関わる。例えば住んでいる街について、歴史や地理的な特徴、よく咲く花や住んでいる人々について、即答できる人は素敵。
仕事の場では、常に聞く側にいたほうが賢いと思う。そうやって相手や状況を観察しながら、
「ここぞ!」というときだけ先手を打って即答する。投稿日:2021.02.14
今している仕事について考えながら読んだ。
どこかの誰かが言ってたか書いてたかしてた言葉「誠実さはスピードに出る」(正確には覚えてないがニュアンス的にはこうだったはず)ということなんだろう。
何かご…まかしたり手を抜こうとすると、即答は出来なくなる。何でも即答出来るというのは、誠実な仕事が出来るということでもあると思う。続きを読む投稿日:2020.10.30
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