ライトノベル
未完少女ラヴクラフト
シリーズ内の平均評価:
(20)
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クトゥルフ神話の祖、ラヴクラフト(美少女ラヴ)が活躍するファンタジー小説の続編。パブ「金羊毛」2号店の進出を目論む母親シーナにより、主人公の少年カンナを美少女マスコットとする計画が新たに進む中――アーカムの図書館長ワイマースは、カンナとラヴの二人に無名作家の出したある画集を薦める。そこに描かれた絵画は二人の精神内に迷宮を作り出し、精神迷宮を抜けた二人は再びスウシャイの大地を踏みしめる。二人が訪れた都市ダイラス=リーンは毒々しい極彩色に彩られ、人々は異様な服装や髪形、化粧に身を包み、狂っていた。禁書『黄衣の王』の影響により、あらゆる美的感覚が破壊されていたのだ。ラヴの万有図書館としての使命が働き、『黄衣の王』の収蔵を試みることになる二人。しかし禁書の行方は知れず、唯一わかったことは、月に何度か海から渡ってくる謎の黄砂の存在だった――。黄砂の渦巻く都市で、猫好きのラヴが萌え上がる!
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古今東西の神話群を実体化した世界、スウシャイ。この物語は、継ぎはぎのように新たな神話が付け足されて拡大し、混沌としていくスウシャイを舞台にして繰り広げられる、一大冒険譚である。臆病で力も弱い少年カンナはこの世界に迷い込み、「ラヴ」と名乗る黒髪の美少女と出会った。ラヴは「言語災」の影響によって「愛情」に関わる言語をすべて奪われたという。カンナは自分の世界に帰るため、ラヴは言語を取り戻すため、二人の旅が始まった! 短篇「ラゴゼ・ヒイヨ」で、史上最小のクトゥルー神話賞(学習研究社主催)最優秀賞を受賞した黒史郎が、クトゥルフ神話の始祖ラヴクラフトの美少女化に挑む!
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