便利な購入方法
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ミキオは、写真集の制作をきっかけに、自分にとって一番大切なものがもう文でないことに気付く。ミキオにとって一番大切なものは、写真になっていたのである。ミキオの心の変化に気付いた文は、ミキオを失いたくない、昔のように暮らしたいと悩み苦しむ。徐々に文のことを重荷と感じるようになるミキオは、文に別れを切り出し、部屋を出ていく。文も、ミキオとの思い出の詰まった部屋を出ることに。2人はそれぞれ別の道を歩き始める。
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文が一也と別れたことにより、同棲生活が昔のように楽しく感じられるようになったミキオ。今なら文を納得のいくように撮れると思い、写真を撮るのだが、その写真によって文が昔の文でないことを痛感させられる。皮肉にもその写真でコンテストに優勝することに。コンテストの優勝をきっかけに、カメラマンとして大きくなっていくミキオは、仕事に没頭していく。しかし、その中でミキオは、文に対する自分の心の変化を感じていく。
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ミキオは文の写真を撮ることになるが、納得のいく写真が撮れないでいる。文の心が自分に向いてないことに気付いたミキオであるが、もう一度やり直したいと願う気持ちを文に告げる。そのことから、ミキオと一也の間で揺れ動いていた文は、ミキオと再び同棲生活を始める。しかし、ミキオも文も昔のように心から楽しむことが出来ないでいる。そんな時、一也は怪我によってピアノを弾けなくなってしまう。そこに駆けつけた文は、一也との別れを迎える。
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雑誌のグラビアの写真で成功を収め、その後も順調に仕事をこなしていくミキオであるが、文のことが気になり心は満たされないでいる。文はスランプに陥り、心の中でミキオに助けを求める。そんな時、偶然ミキオと文は再会するが、二人は心を通わせることが出来ない。自分のピアノが評価されず傷つく一也は文を求め、文も一也に応え、2人は寄りを戻すことに。ミキオは、これまでの仕事が評価されコンテストに参加することになり、自分の一番大事なものを撮ろうと、文のもとに行くのだが。
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ミキオと文は、どこかぎこちなさを感じながらも同棲を続ける。そんな時、文は昔の彼氏、一也と偶然再開する。一也はその昔、文のためにピアノという夢を追うことをやめ、それがきっかけとなって別れたのであるが、今では再びピアノという夢を追っていたのである。自分の写真に行き詰まりを感じたミキオは写真から離れていく。そんなミキオを見て、文は別れを切り出す。再びカメラをもったミキオは、自分のカラを破っていく。そんなミキオに雑誌のグラビアの仕事が入ってくる。
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写真旅行から帰ってきたミキオであるが、自分の取りたいものが分からず、面白い写真が撮れないでいる。文は、夢を追いかけるミキオを応援するのだが、その文に、レコードデビューの話が入ってくる。自分の写真がうまくいかない状態で文の成功を間近に見ていたミキオは、自分の中で消化できないアセリから、つい文にきつい態度をとってしまう。そのことから、2人の関係にズレが生まれる。
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いきつけの居酒屋で知り合った、ミキオと文。文の「部屋においでよ」の一言から文の部屋で同棲生活が始まる。その生活を通して、お互いに相手の存在が大きくなっていく。文は、昔の彼氏が文のためにピアノという夢を捨ててしまったことから、ミキオのカメラマンになるという夢を応援する。ミキオは、自分で納得のいく写真が撮れないことに悩み、写真を撮りに信州へと旅に出る。
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