コミック
ふたつのスピカ
シリーズ内の平均評価:
(149)
完結
西暦2010年、日本初の有人宇宙探査ロケット「獅子号」は市街地に墜落して多くの死傷者をだす惨事となった。事故で母親を失った少女「アスミ」は事故機のパイロットの幽霊「ライオンさん」と出会い、宇宙飛行士を目指すようになった。
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宇宙学校の4年生にただひとり進級したアスミ。特別訓練のあと、有人ロケットに乗り込むことになったアスミは、府中野、ケイ、マリカ、そして日本中の人たちが見守る中、ついに宇宙へ・・・・・・。ついに宇宙学校を卒業する日がきます。コミックフラッパーで9年にわたり長期連載された大人気シリーズ、感動の完結編!!
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4年生に進級できるのはたったひとり。そのひとりが決まれば、あとはみんなそれぞれ新しい進路に向けて、歩きはじめます。府中野、ケイ、マリカ、そしてアスミ・・・・・・。ついに宇宙学校を卒業する日がきます。
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アスミたちの通う宇宙学校の宇宙飛行士コースは、4年制だが、3年から44年に進級できるのはわずかに3~4人だけという狭き門。そのための判定に大いにかかわってくる最終訓練を迎えたアスミたち。しかしその内容は生徒たちの想像を超える過酷なものだった。
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秋の妹からアスミにかかってきた一本の電話。それは秋の死を知らせるものだった。突然の悲報に戸惑いながら、秋の告別式に出席するアスミ、ケイ、マリカ。しかし、府中野だけは顔を見せなかった。みんな、それぞれの思いを胸に秋との別れを悲しんでいた。それでもアスミやケイたちは秋の叶わなかった思いと一緒に、夢への道を歩き出す。
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アスミたちは5人で過ごすのは最後になるかもしれない夏休みをみんなで唯ヶ浜に行くことに決めた。宇宙をひたすらまっすぐ目指すアスミ、宇宙飛行士選抜試験に受かったシュウ、自分の病気を受け入れ、前向きになろうとするマリカ。思い出の地、唯ヶ浜でみんなが次の目標に向かうことを誓い合う。
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学校生活がうまくいかず家出をしてきたかさねは、うそをついて幼なじみのアスミを訪ねてきた。アスミは幼なじみと再会できたことを単純に喜んだが、かさねの事情がわると、友達として何かできることはないかと考え始めた。
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新学期になり、3年生に進級したアスミたち。宇宙飛行士選抜試験を受けた秋をはじめ、バイトを始めたマリカ、後輩ができて先輩らしくしようとするアスミなど、みんなが最後になるかもしれない宇宙学校での1年をがんばろうとしています。そんな時、やめたはずの佐野先生が学校にやってきた。獅子号事故について調べていた佐野先生はある事実を突き止め、そのことを確かめようとするのだが・・・・・・。
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自分の夢を見つけ海外へいくことを決意した桐生くんは、アスミに別れを告げた。出発日当日、自分の気持ちをごまかし試験を受けていたアスミだったが、それを見かねた府中野に背中を押されアスミは桐生くんの見送りに行く。いろんな思い出を胸に抱えて、アスミも3年生になります。
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突然始まった校外での訓練に戸惑うアスミたち。それは昔監獄だった場所に入れられ、そこから脱出するというものだった。期間は約1週間。桐生くんとの約束を守ろうとあせるアスミを見て、ケイとマリカもなんとか訓練を早く終わらせられるように協力しあうが・・・・・・。
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夏休みに入り、アスミ、ケイ、マリカ、府中野、秋の5人はアスミの故郷である唯ヶ浜に遊びにやってきた。近くの浜辺に海水浴にきた5人は、遊びで負けた人が自分の秘密を打ち明けるという罰ゲームをやることになった。負けたのはマリカ。些細な遊びのはずだったのだが、マリカが打ち明けた秘密は、自分がクローンであるということだった。
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サバイバル訓練中、血を吐いて倒れ、救助されたマリカ。それを知らないアスミは、ゴール地点にマリカがいないのを確認するとマリカを助けるため引き返してしまう。それを見ていたケイ、府中野、秋もあとを追いかけ一緒にマリカを捜し始めた。生徒を監視するモニターでアスミたちの行動を知ったマリカは、うれしいと思う自分の気持ちに戸惑いを覚えるのだった。
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キーホルダーを拾ってくれた男の子との約束が気になってしょうがないアスミ。ケイとアスミは彼に会いに行くが、ロケット打ち上げに反対している彼にアスミは自分の夢まで否定されてしまう。理由もわからず、ひとり落ちこむアスミ。彼にアスミの思いは通じるのか・・・。
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