ボーイズラブ
富士見二丁目交響楽団シリーズ
シリーズ内の平均評価:
(154)
富士見二丁目交響楽団シリーズ
秋月こお
悠季は富士見交響楽団(通称フジミ)のコンサートマスター。楽団(オーケストラ)はまだ素人レベルだけれど、彼はリーダー的存在だ。そこにある日、芸大出で留学帰りの二枚目指揮者・圭が就任してきた。ところが初対面時から人を見下ろすようなデカい態度。そんな圭にムラムラと敵意を覚える悠季であったが・・・。楽団を舞台に悠季&圭コンビが織り成す激しく切ない恋愛模様2編。
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疑獄騒動の渦中にある圭を救うため、遠く離れた日本で圭の名誉を取り戻そうと奔走する悠季たち。一方、フジミでは念願のフジミホールが完成し、希望の光が差し込むが・・・! ロングヒットシリーズ、ついに完結!
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所属事務所SMEの嫌がらせによる疑獄騒動で、窮地に立たされた圭。悠季や友人たちの活躍で真正面から闘うことになるが、SMEとの訣別は音楽の檜舞台からの引退を意味して・・・。
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日本へ凱旋帰国した悠季を待ち受けていたのは、フジミの皆や、大学を挙げての祝福の嵐。新マネージャーも登場していよいよソリスト・守村悠季としての活動がスタートするが・・・?
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ロン・ティボーで見事優勝という栄誉を獲得した悠季は、一躍実力者ソリストとして脚光を浴びることに。落ち着く間もなくガラコンサートで真価を問われることになるが・・・?
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ロン・ティボー国際音楽コンクールがついに開幕。緊張感のみなぎる会場、舞台裏での駆け引きなどに戸惑いつつも、悠季は次第に集中力を高めていく。そんな中、遠征中のはずの最愛の恋人・圭が悠季の応援に駆けつける。束の間の憩いの時間、これまで自分をそばで見守り高みへと連れてきてくれた圭の深い愛情を、再確認した悠季。出会ってからずっと恋い焦がれてきたバイオリンへの情熱を、ここで全て出し切るために舞台に立った悠季がみせた演奏は・・・・・・!? ついにシリーズは最高潮へ!!
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ロン・ティボー国際音楽コンクールを目前に、バイオリニストとしての覚悟を恩師・福山先生から問われた悠季。フジミや最愛の恋人・圭との関係を断てと先生は言うけれど、どちらも悠季にとっては自分と切り離せないもの。迷いを振り切るように演奏に没頭していく悠季は、そこで新たな飛躍のきっかけをつかむ。その成果を手土産にイタリアのエミリオ先生を訪ねた悠季は、同じコンクールに挑戦するバイオリニスト・シャントレーと出会う。彼のライバル心剥き出しの態度は、悠季の闘志に火を付けて・・・・・・!?
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世界的指揮者・桐ノ院圭をめぐるスキャンダルは、同性愛への関心を巻き込んで次第に広がっていく。そんな騒動のただ中に、渦中の人物であるSME副社長・ディビッドが来日。「僕は味方だ」と主張する彼を信用できない悠季だが、彼の行動が圭の周囲に思わぬ波乱を招くことに・・・・・・。一方、若き音楽家の登竜門であるロン・ティボー国際音楽コンクールへの準備が本格化した悠季だが、師匠たちからフジミの定期公演とのかけもちを「覚悟が甘い」と指摘され!?
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ブリリアント・オケでの好演から、悠季にソリストとしての公演依頼が舞い込む。教師業と演奏活動との間で悠季は揺れ動くが、相談に赴いた恩師・福山先生の思いがけない一言で、新たな挑戦に背中を押されることに。一方、SMEとの確執から嫌がらせのようなスキャンダル騒ぎに巻き込まれた圭。自分も一緒に闘う、と悠季は意気込むが、それは圭との関係を周囲に明らかにするという、覚悟を試される決断で・・・・・・!?
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「悠季、悠季・・・・・・僕の挑戦を力強く負ってくれる、僕の無二の支え手であるきみに、心のすべてを捧げて感謝します」──初めての別居、そしてブリリアント・オケを通して自信と勇気を身につけた悠季を、まぶしく、そして愛おしく見つめる圭を描いた『真紅の翼』のほか、圭の義母・燦子の不器用で純粋な愛情を描く表題作、圭の過保護で過剰な愛情が暴走する『恋人を悪漢からまもる十一の方法』など、珠玉の全四編を収録した待望の第6部外伝集!
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M響での競演は成功したものの、圭の失言は悠季の心にしこりを残し、二人はちょっぴり冷戦状態。そんな折、悠季の知らなかった圭の過去がひょんなことから発覚し、ついに悠季は家を飛び出してしまう。行き場をなくした悠季は、五十嵐の好意でかつての愛の巣「ペンシルマンション」に身を寄せることに。そこで当時の想いに立ち返り、改めて圭の存在の大きさを感じるのだが──。同じ頃、再招集された期間限定オケ「ブリリアント・オケ」では、圭と高嶺の夢の真剣勝負がついに始まり!?
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バイオリニストとして一皮剥けた演奏を披露した悠季に、大舞台の申込みが舞い込んだ。圭の率いるMHK交響楽団からのソリストとしての競演の申込みだ! いまや世界的指揮者として名を馳せる桐ノ院圭からの挑戦状──。恋人同士ではあるけれど、音楽家として譲れないプライドをぶつけ合う二人の関係は、圭の失言によって剣呑な空気を孕み・・・・・・。悠季と圭の、史上最大の夫婦喧嘩のゆくえやいかに!?
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新学期を迎えて生徒たちの前期実技試験が迫る中、福山門下生の発表会の準備に追われる悠季。海外へと旅立つ圭と愛を確かめ合いつつレッスンに取り組むが、伴奏の三条薫子に「体裁よく小奇麗にまとめられた演奏」と酷評されたことで、悠季はバイオリニストとしての『個性』について悩むことになり──。理想の音楽をめざし、新たな境地へと踏み出した悠季を描く表題作のほか、圭が拾った仔猫に会いに桐院家を訪れる『独り寝・白王女』も収録。
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