都立水本高校サッカー部は、坂本琴音という女性監督率いる弱小チーム。彼らの今日の対戦相手は、強豪・帝東高校だ。スター選手ぞろいの帝東高校相手に善戦する水本高校だが、先制点を入れられた途端、集中力を失ってしまう。そこへ、遅れてやって来た坂本轍平が加わり、瞬く間に同点ゴールを決めた!!
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久しぶりに部活が休みなので、森川は憧れの琴音をデートに誘うため、直接轍平の家へ出向く。だが結局森川は、琴音、轍平、そして遊びに来ていたしおりと夕飯を食べただけで帰宅。森川を送る帰り道、轍平は2次リーグで水本が、名ディフェンダー・西郷が率いる昨年の代表校、丞南高と同じブロックになったことを知る。
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全国高校サッカー選手権・東京都予選2次リーグ。Bブロックdグループの水本は、初戦で木場商に完勝したもの、2戦目は丞南に3-1で敗退。しかも轍平はレッドカードを受け、次の試合は出場停止となってしまった。決勝トーナメント出場を賭けた堀川学園戦。水本イレブンはエース不在の危機をどう乗り越える・・・!?
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全国高校サッカー選手権・東京都予選Bブロック準決勝。水本高は、左サイドのスペシャリスト・山波を擁する陵東高と対戦。後半17分の時点で、2対0とリードする。劣勢の陵東。だが山波は、これまでの3年間の全てをこの試合にぶつけ、諦めずにチームを引っ張っていく。水本は轍平の絶妙なパスから、さらに追加点を挙げるが、そこから陵東の怒濤の反撃が始まる・・・!
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全国高校サッカー選手権・東京都予選Bブロック決勝。水本高と、7年連続全国大会出場を果たしている名門・丞南高との熱戦が続く。残り時間もわずかとなった後半37分、馬場は轍平からの絶妙のパスを外してしまった。そして、気落ちしてしまった水本に、これまで守備に徹していた丞南が突然牙をむき、猛攻を始める!
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轍平がACミランのプリマヴエーラに入団して1年。チーム内では熾烈なFW争いが続いていた。新たに優秀なFWが加入するため、今いるFW4人の中から1人がチームを去らなければならない。そのテストの場となるのは、リーグ戦第5節のブレッシア戦。ピエトロ、ロデオ、マッシモ、轍平の4人が生き残りをかけて、この試合に望む。
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轍平たちACミランとインテルのダービーマッチ。ミランは先制点を奪ったもののチームワークは最悪で、その後立て続けに3点を返されてしまった。ハーフタイムでトトは、チームメイトたちに文句を言いまくり、それを聞いた仲間たちの不満も爆発。しかしヴァレンティノ監督は、トトが代えろと言った選手を本当に交代させてしまう。これによりお互いの溝はますます深くなってしまうが、そのとき轍平は・・・。
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ヴァレンティノ監督の提案により、トップチームと対戦して、負けた方がチームを去るという驚くべき試合をすることになったミラン・プリマヴェーラの面々。一週間後の試合に向けて、厳しい合宿が始まった。その二日目の日没後、暗闇となったピッチで選手たちは黒いジャージを着せられ、夜光ボールが手渡される。ヴァレンティノの意図するものは果たして・・・?
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現トップチームとの対抗戦もいよいよ佳境!!奮闘を続けるテッペイに、最強のファンタジスタ・バイエビッチが、いぶし銀のディフェンダー・グロッソが次々と牙をむく!大興奮のイタリア編、ついにクライマックス!!
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1年半ぶりに轍平が日本に帰国した!オリンピック本選での全日本メンバーとして、日本サッカー協会に呼び戻されたのだ。空港に降り立った轍平は思いがけなく大勢のマスコミに囲まれて戸惑ってしまう。ACミランのトップチームに昇格したことが日本で話題になり、轍平は一躍時の人になっていたのだった。凱旋帰国ともてはやされるなか、昇格はしたが何の結果も残せていないという思いでいっぱいの轍平は浮いた気持ちにはなれなかった・・・。
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アテネ五輪の本戦前の壮行試合で、ミスを連発した轍平は本戦のスタメンを外されてしまう。だが、代わりに起用された沖田の活躍で、日本は本戦決勝トーナメントに進出。しかし、初戦の相手は皮肉にも沖田がリーグでプレーしていたパラグアイ。キックオフ後、沖田がドリブルで攻めあがると、沖田と深い因縁を持つMF・ガマーラがマークしてきた。沖田の脳裏にパラグアイ時代の辛い記憶が蘇ってくるが・・・。
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アテネ五輪・準決勝で南米の王者・ブラジルと対戦した日本チームは、敵フォワードのコンビネーションプレーに翻弄され前半15分で早くも2失点していた。そしてやっと訪れた反撃のチャンス、沖田は敵のフィールドに深く攻め入りながらもなぜか苦悩していた。パラグアイ戦で、轍平とプレーのイメージをシンクロさせたことが忘れられなかったのだ。そのことにより、轍平に敗北感を感じた沖田は、自分のプレーで点を返すことに固執し、強引な個人プレーをくり返すが・・・。
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アテネ五輪・準決勝の対ブラジル戦。足のケガで退場した沖田に代わりピッチに復帰した轍平は、0-2の逆境から自らの2得点で試合を振り出しに戻す。さらに試合終了間際、強風という不利な要素を逆に利用した起死回生の逆転ゴールを決め、ついに王者ブラジルを下す!!そんな轍平のプレーをスタンドで観戦していたマルコたちイタリアチームは・・・。
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