波多野憲二はちょっとそそっかしいが、負けん気の強い度胸のある17歳。幼いころからの夢であるプロ野球選手になることを断念した憲二の今の夢は、競艇選手になること。そのきっかけは担任教師・筒井の勧めで・・・!?ボートレーサーを目指し、本栖研修所の試験を受けた憲二。友情と闘争心の中で大きく育っていく若者を描いた、青春スポーツ漫画の傑作!!
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憲二と洞口が直接顔を合わせる全日本選手権(ダービー)の日がやってきた。イン屋に徹してきた洞口と、基本のマクリに立ち返った憲二とのライバル対決の行方は?そして青島と澄の両方を好きになってしまった憲二は、最終的にどんな答えを出すのか・・・!?「水上の格闘技」競艇を描いた話題作、ついに完結!!
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5月になって各地区ではGWレースが開催されていた。福岡では憲二の同期・青島優子が絶好調。常滑では洞口が打倒・憲二に向け、「深イン」の習得に闘志を燃やしていた。一方、憲二は平和島のGWレースで優勝し、次なる標的はSGの第2幕・笹川賞!
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新年初のSG「総理大臣杯」準優勝戦・最終12レース。優勝戦出場をかける憲二は、地元の新鋭・森本と激しい2着争いをしていた。ほぼ並んだ状態での2周目2マーク、森本はターン出口で艇先(バウ)を持ち上げる必殺技「ウィリー・モンキー」を繰り出し憲二をリードするが・・・!?
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女子選手ナンバーワンを決める「女子王座決定戦」で、波多野の同期・青島優子は見事優出を果たした。そして残る2つのイスをかけた準優勝戦12R。女王・櫛田らと共に、やはり波多野の同期・小林瑞木が出走することに。初出場ながら勝ち進んできた小林は、ここでも見事なトップスタートを切るが・・・!?
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賞金王決定戦へ出場を決めた憲二と洞口。洞口は父であり、賞金王を過去2度制したレーサー・洞口武雄から、勝負のカギを握る重大なアドバイスを受けていた。一方、憲二もまた、賞金王に1度だけ出場した師匠の古池に会い、当時の話に耳を傾ける。
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賞金王決定戦への出場をめざし津競艇場でのチャレンジカップに望んだ憲二は、2日目第10レースを戦っていた。1周目2マークを回った所で2番手に甘んじていたが、ここから必殺技Vモンキーを決め、1着を取る。そのころ江戸川競艇場では、優子と洞口が気まずい雰囲気の中で対峙していた。
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愛知県常滑競艇場でのSG全日本選手権。準優勝戦・第11レースは、憲二の同期・三船が、「艇王」榎木らを相手に奮闘する。三船は1周目の終わりまで榎木とトップ争いを演じるが、健闘及ばず三船は4位に終わり、貫禄を見せつけた榎木が優勝戦進出を決める。
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芦屋・新鋭リーグ。同期の友人・純の弱気な態度に憲二は「おまえに負けたら全裸で水面に飛び込む」とタンカをきってしまった。結果は執念の走りで、純が優勝。憲二は約束通り、全裸水神祭を敢行した。しかも、その模様はテレビにも放映され、憲二には謹慎1か月という処分がくだされる。
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SGオーシャンカップ優勝戦に進出したのは、憲二、洞口、田胴満、岡泉誠二、今原信孝、そして女性初のSG制覇を目指す櫛田千秋。この6人で争われる優勝戦が、いよいよ始まった。憲二はスタートで出遅れるがすぐに追い上げ、各自一歩も譲らない激しいトップ争いが繰り広げられる。
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洞口がSG2連覇という快挙を達成。それを見た憲二陣営の和久井は、来月洞口と対戦するオーシャンカップまでに、新しいプロペラを完成させることを決意する。和久井は古池、憲二と共に、早速プロペラの制作に取りかかる。
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ケガから復帰した憲二は「最強のB2」として快進撃を開始。一方、SGの舞台では、古池グループの先輩・浜岡と、同期の洞口が、笹川賞の優勝戦を戦っていた。接戦の末、結果は洞口がSG初優勝。洞口はこれで憲二に並んだと喜び、そのレースを見ていた憲二は、早くSGの舞台に復帰したいと思いを強める。
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福岡での一般戦で、落水による事故から左手に大ケガを負ってしまった憲二。手術後、握力を取り戻すために、懸命のリハビリを続ける。憲二の入院先の病室には、青島と生方が同時に見舞いに来ていた。どちらにもひかれている憲二は、「いやー、マジで困っちゃうなー」と幸せそうに悩むが・・・!?
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