コミック
天は赤い河のほとり
シリーズ内の平均評価:
(182)
完結
みごと高校入試に合格した夕梨(ゆうり)は、ずっと好きだった氷室君とファーストキスまでして、嬉しいことばかり。でもそんなある日、彼女の目の前でコップの中の水が勝手にわきあがるという奇妙な出来事が!!さらに、水槽の中から手が出てきたり風呂の中に引き込まれそうになったりと、おかしな事は続く。初めは錯覚だと思っていたのだが、しだいに怖くなっていく夕梨。そしてある日、氷室君とのデートの途中で、夕梨は水たまりから出てきた手に捕まって、水の中に消えてしまう。やっとの思いで水から逃れた夕梨だが、辺りにはさっきま・・・
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ユーリを正妃にというカイルの決意に、元老院御前会議は賛成と反対に割れた。ナキアはユーリが近衛長官に就任し、エジプト戦で見事な活躍をおさめれば、正妃として認めるという条件を出した。
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ナキアの側近・ウルヒに捕らえられてしまったユーリ。カイルの側近・ルサファがナキアに操られていたのだ。カイルはユーリを救うため、ナキアと全面対決する姿勢だが・・・!?
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カイルはユーリを正妃にしようと心に決める。しかし、ナキアの謀略により、カイルの後宮に大勢の正妃候補が集められてしまう。そして、ユーリに嫉妬した候補の姫君たちは・・・!?
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エジプト軍と戦っていたカイルは、勝利を目前にし、敵軍のラムセスに矢で討たれてしまう。遠く離れていても、カイルの身になにか起こったことを感じたユーリは・・・!?
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新皇帝となったカイルは、エジプトが攻めてきた東へ出陣することに。日本へ戻るまであと半年となったユーリは、西へ出陣する。ユーリは「暁の明星」が昇るまでに戻ってこれるのか・・・!?
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濡れ衣をきせられたユーリを助けようと、ユーリの侍女・ウルスラは自ら暗殺犯として名乗り出る。ウルスラが処刑されたことで、カイルはすばやく皇太后の私兵を鎮圧するのだが・・・!?
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ヒッタイト帝国の正式な皇太子にカイルが選ばれ、継承問題は解決したかにみえた。だが、ナキア皇太后は新たな陰謀を企てていた。ある日、元老院の議長の娘・ギュゼル姫が1人の子供を連れてやってくる。なんとそれはカイルの子だというのだ。本当だとすれば、息子・ジュダを帝位につけるというナキア皇太后の望みは遠くなるはず。陰謀の目的がつかめず不安な夕梨だが、そんな時、皇太后が密かに外国から毒薬を手に入れたことを知る。カイルが子供の問題で手間取っている間に皇太后は皇帝を暗殺し、罪をすべてカイルに着せようとしているのだ。なんとかして計画を阻止しようと、夕梨は単身、王宮へ急ぐのだが・・・!?
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ヒッタイトの皇太子継承争いのさなか、カタパの街に夕梨の偽者が現れた。イシュタル(戦いの女神)の名のもとに傍若無人に振る舞う彼女のせいで、日に日に民衆の不満は高まっていく。このままでは皇太子候補のカイルの立場が危うくなると考えた夕梨は、1人でカタパに乗り込む。しかし、誰も夕梨が本物のイシュタルだとは信じない。それどころかイシュタルを侮辱したとして捕らえられ、街外れの”谷”へ放り込まれてしまう。そこは、恐ろしい伝染病・七日熱にかかった患者の収容所だった。この事件も、やはりナキア皇太后のしわざ。夕梨を病死させようという企みだったのだが、不思議なことに夕梨は発病せず・・・。
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婚礼のためエジプトに向かうヒッタイトのザナンザを、国境まで見送りに行く夕梨。だが、ヒッタイトとエジプトの友好を望まないナキア皇妃は、2人に刺客を放っていた。ザナンザは殺され、夕梨も大ケガを負う。必死の思いでヒッタイトのカイルのもとへ帰ろうとする夕梨。そこへ、1人のエジプト兵が現れて・・・。その頃、ヒッタイトにはザナンザと夕梨が死亡したという悲報が届く。エジプトの仕業だと思い込んだ国王は戦争の準備を始めてしまう。一方エジプト側も、言いがかりをつけられて憤慨。両国軍は、国境をはさんでにらみあった。話し合いも平行線をたどるだけ。そしてついに、戦闘開始の合図が響きわたり・・・!?
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ヒッタイトとミタンニの戦争も最終局面へ突入。一度は戦いに破れた黒太子だが、夕梨を人質にとって篭城作戦をとる。強固な守りを破るために、カイルは女官に変装して城にしのびこむことに成功。予想外に警備の薄い城内にとまどいつつも、夕梨のもとへと急ぐ。その頃城の中では、殺りくや飢餓に耐えられなくなったミタンニ兵たちが、クーデターを起こしていた。彼らは国王を殺し、さらに黒太子の命も奪おうとする。なんとか逃げ出した黒太子は、側室のナディアを連れてバビロニアへ脱出。夕梨も城を抜け出して、カイル皇子のもとへ。久しぶりの再会を喜ぶ2人だが、夕梨を20世紀へ還す儀式の日がせまっていて・・・!?
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激しい戦いの末、マラティアを陥落させたヒッタイトのカイル皇子。だがミタンニ軍が撤退する混乱の中で捕らえられた夕梨は、ミタンニ軍の黒太子のもとへ運ばれ側室にさせられてしまう。カイルに迷惑をかけないようにと、夕梨は自分の力でミタンニを脱出することを決意。下準備のため城の中を詮索する夕梨は、黒太子の第1の側室・ナディアに出会う。ナディアは、夕梨の命を狙うナキア皇妃の妹。皇妃の側近・ウルヒにそそのかされたナディアは、カイルの名を使って夕梨を”青鹿の間”へ誘い出す。封印されたその部屋に入ろうとした者は全て黒太子に殺されているのだ。だが夕梨は疑いもせず部屋へ入ってしまい・・・!?
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ミタンニ軍が駐留する都市国家・マラティア。ザナンザが黒太子をおびき出している間に、カイルと夕梨は少ない兵を引き連れてマラティア入りした。敵を油断させるため、わざとふざけた態度をとるカイルに、城の太守たちもあきれ顔。作戦通りすっかり手薄になった警備をかいくぐり、夕梨たちは城内を詮索。街や城の地図とともに、秘宝”竜の眼”を捜す。一方、マラティア軍はカイル達のことを知らせるために黒太子に伝令を送るが、カイルの部下が待ち伏せして、伝令を止めることになっていた。しかし、カイルの部下たちは何者かによって殺されてしまう。伝令は黒太子のところへ届いてしまい、計画は崩れ始めて・・・!?
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