ライトノベル
まよチキ!
シリーズ内の平均評価:
(91)
完結
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「――俺と、結婚してくれ」俺の告白を受けるために自身が女の子であることを明らかにした近衛スバルと、そんな彼女にプロポーズした俺。涼月家の執事という夢を俺のために諦めようとした彼女と、自分が代わりにその夢を継ごうとした――俺。涼月やマサムネ、それに紅羽や鳴海姉妹たちも、それぞれの想いを胸に秘めつつ、そんな俺たちを励ましてくれた。そして俺は、俺が執事になることを認めさせるべく、スバルの父親であり、涼月家の現執事である近衛流との最後の戦いに挑むことに・・・・・・!? 大人気の学園執事ラブコメ、いよいよ感動のクライマックス! 迷える執事と、チキンな俺と。そんな俺たちの物語は、俺たちが歩き続ける限り、決して終わらない――。
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「実は、ボクたちはここでしばらく一緒に暮らすことになったんだ」病院から戻った俺を待っていたのは、近衛のそんな言葉だった。俺に告白した涼月やマサムネは、どうやら俺の女性恐怖症の治療を最優先にすることにしたらしく、彼女たちとひとつ屋根の下での治療プログラムが始まった。そんなわけで、俺はマサムネとクリスマスデートをしたり、正月に巫女服姿の涼月に迫られたり、近衛と星空を見に行ったりといった冬休みを過ごす。おかげで俺の女性恐怖症にも改善の兆しが見えた。だが、始業式の朝、近衛と涼月が部屋から姿を消してしまい・・・・・・。学園執事ラブコメ第十一弾! 訪れるのは冬の終わり。俺と彼女たち三人が一緒に過ごした季節の――終わり。
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マサムネによる告白。家出から戻ってきた紅羽。そして、学校に来なくなってしまった近衛と涼月。秋から冬へと移りゆく季節とともに、自分を取り巻く人間関係も、少しずつ、けれど確実に変わりつつあるのを俺は感じていた。そんな中、紅羽が近衛に告白すると言い出して、俺とマサムネは二人のデートを見守ることになる。その結末はまあ想像にお任せするが、前に進もうと決断した妹の姿や、さらにシュレ先輩の励ましを受けて、俺も走り出すことを決める。俺の親友である執事くんと、その主であるお嬢様がいる場所へ――。学園執事ラブコメ第十弾! 少女の願いがもしも叶うなら、その時にはきっと、心を隠した仮面を外して――。「・・・・・・・・・・・・私で、いいの?」
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涼月家を出た俺たち坂町兄妹は、マサムネの家に居候していた。相変わらずコイツは素直じゃないんだが、少しずつ紅羽とも打ち解けてきたようで、人当たりも柔らかくなった気がする。どこか家族のように温かな、ちょっと悪くない、つかの間の生活。だが、そんな居候デイズも突然の訪問者により終わりを迎える。「今日からあなたたちの隣の部屋に住むことになった涼月奏と近衛スバルです」出たな、デビル涼月・・・・・・。さらに涼月は全校生徒の前で、近衛と自分が付き合っているという宣言をしやがった。それは涼月革命と呼ばれる事件。一人の少女が起こした、激情に濡れたレジスタンス。学園執事ラブコメ第九弾! 執事と主の口唇が重なるとき、革命の幕が上がる――。
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倒れた涼月を心配する俺たち涼月家使用人一同を待ち受けていたのは、病院から戻った彼女のそんな言葉だった。苺さんによれば、どうやら涼月はなんらかの理由で八歳まで記憶が戻ってしまっているらしい。心配する俺たちをよそに、子ども涼月ことデレちゅきさんは、頭を撫でろだの一緒に寝ようだのと俺に懐いてくる。近衛たちとなんとか涼月を元に戻そうとする中で、俺たちは彼女の要望で遊園地に行くことになるが・・・・・・!? 学園執事ラブコメ第八弾! パレードの夜に、揺れる鼓動は動き出す――。
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涼月家で働くことになった俺と紅羽。主である涼月には犬扱いされるわ、同僚であるお嬢様偏愛のヤンデレメイドは俺をやたらと敵視してくるわで、ブラック企業も真っ青の労働環境である。いやまあお風呂で涼月と嬉しいハプニングがあったり近衛の部屋に入ったりと、おいしいネタもあるにはあるんだが。「主の背中を洗い終えるまで失神しちゃダメよ」「わっ・・・・・・わかった・・・・・・」「うふふ、いい子ね」「犬扱いすんじゃねえ・・・・・・!」――すまん、あんまりおいしくない気もしてきた。さらにマサムネも同僚になることになって、いったい俺の使用人生活はどうなるんだ!? 学園執事ラブコメ第七弾! ひとつ屋根の下に、いくつもの想いが交差する――。
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体育祭を目前にしたある日。後輩のネコミミ少女こと鳴海ナクルが俺の教室にやって来て言った――「ナクルと一緒に逃げてくださいっ」。そこへ現れる、ナクルの姉にして手芸部ランキング1位の少女・鳴海シュレディンガー。彼女は圧倒的なパワーで突然俺に襲いかかってくる。「てめーがおれの妹に手を出したからだっ!」おい、それは誤解で「あのデートは援助交際だったんですっ!」うんおまえもちょっと黙れナクル。近衛と涼月の仲裁により、俺はシュレ先輩と体育祭で勝負をすることになるが・・・・・・。学園執事ラブコメ第六弾! 秋空に舞う姉妹の絆が、黄昏色に染まってゆく――。「掛け声は『ビー、エル! ビー、エル!』で決定ですね」だからナクルは黙ってろ!
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あの告白以来どこか態度がぎこちない、男装執事少女こと近衛スバル。おいおい、ちゃんと約束を交わしたってのに、なんでそんなに嬉しそうじゃないんだ・・・・・・? という思いを抱えつつも、俺は奏のしゃっくりに振り回されたり、紅羽と格ゲーをしたり、ナクルの告白騒ぎに付き合わされたり、マサムネがバイトしているメイド喫茶の手伝いに行ったりで夏休み終盤を過ごしていた。そんな中、スバルが俺の家にやってくる。どうやら、奏のために料理を作ってあげたいので協力してほしいらしいが・・・・・・? 学園執事ラブコメ第五弾! 訪れる夏の終わりは、新たな物語の始まりを告げる――。
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「――一緒に駆け落ちしよう」夏休み。灼けつくような陽射しの下で、俺は男装執事少女こと近衛スバルにそう告白された――ってちょっと待ちやがれ! とツッコむ間もなく、俺はその場で意識を失ってしまう。そして次に目を覚ますと、目の前には浴衣に身を包んだスバルの主のお嬢様・奏の姿があった。どうやら俺はコイツの差し金で、スバルに一服盛られて拉致られたらしい。しかも奏によれば、この温泉旅館には駆け落ちの名目で来ているとのこと。マジか・・・・・・。学園執事ラブコメ、海で温泉でお祭りな第四弾! 揺れる心の重なりは、真夏に夢見た一瞬の幻なのか、それとも――。
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学園祭を控えて空気が沸き立つ6月。その熱気の中で俺は、ひとりの少女と出会った――。それも、登校時にバイクではねられるという衝撃の形で。宇佐美マサムネと名乗ったそいつは俺と同学年で、美少年執事こと近衛スバル(実は美少年ではなく美少女執事なんだが)のファンクラブ会員らしい。そして彼女は突然、俺との学園祭デートを申し込んできた! なんでもファンクラブ内の事情で、俺がスバル以外の人間と付き合っているという噂を流す必要があるんだとか。って、おい、俺はスバルと一緒に学園祭を回る約束をしちゃってるんだが・・・・・・!? 大人気の学園執事ラブコメ第三弾!
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ゴールデンウィーク。口うるさい妹の紅羽が合宿に出かけてしまうため、俺のテンションは最高にハジけていた。そんな休日を満喫する気マンマンの俺のもとに、クラスメイトの男装執事少女こと近衛スバルがやってくる。え? 屋敷を追い出されてしまったので泊めてほしい? その代わりに俺の執事になる? ――って、うちにこいつと二人きりってことか!? さらにスバルの主のお嬢様・奏まで押しかけてきやがった。俺のメイドになるので、使用人の座をかけてスバルと勝負がしたい・・・・・・だと・・・・・・? 学園執事ラブコメ第二弾! 執事系女子vsメイド系主の戦いが、今、幕を開ける――。
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クラスメイトの涼月奏に執事として仕えている美少年・近衛スバル。ふとした事故により、俺はスバルの秘密を知ってしまう。華奢な身体。かすかに漂う香り。掌に吸い付く柔らかい感触・・・・・・って、こいつ女の子だったのか!? 「ボクはおまえの記憶が飛ぶまで殴り続ける。それが執事の記憶消去術だ」「その方法に執事は関係ねえだろ!」どうやら彼女は家庭の事情とやらで、女の子であることがバレると執事を辞めなくてはいけないらしい。そんな中、奏はスバルの秘密を守ることと引き替えに、ある協力を俺に申し出てくるが・・・・・・? 学園執事ラブコメ!
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