ライトノベル
風の王国
シリーズ内の平均評価:
(240)
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ネパールでの事件を無事解決し、吐蕃(とばん)に戻った翠蘭(すいらん)は、懐かしい人たちとの再会を果たす。娘のイェルカは5歳になり、ラセルの婚約者のティマルーも城での生活を始めていた。病と闘うソンツェン・ガムポ、吐蕃軍の再編を目論むガル。そして朱嬰(しゅえい)からは嬉しい知らせが・・・!? 新たな未来に向けて走り出した翠蘭のゆく先は――。9年間にわたって読者を魅了しつづけた大河歴史ロマン、堂々の完結!!
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ネパール宮廷で起きた事件を解決した翠蘭(すいらん)は、事件で命を落としたデーシャの遺体を家族のもとにかえすため、王子に随行してランタンへ向かった。ゲンパは、戦の後に起きるであろう問題に対処してほしいと翠蘭に言い残し、ラセルとともに吐蕃(とばん)へ戻っていった。ゲンパの予想通り、ある重要な決断を迫られた翠蘭は、吐蕃王妃としてネパール王ナレーンドラとの交渉の場に臨むことになったが…!? 大ヒット歴史ロマン、ついに物語はクライマックスへ――。
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ギャカルの王位を簒奪(さんだつ)したアルジュナに、王玄策(おうげんさく)一行が捕らえられた。ソンツェン・ガムポは救出の兵を出すか否かの選択を翠蘭にゆだね、熟考の末に翠蘭は出兵を決意する。出兵の準備を進める中、翠蘭たちが滞在しているネパールの王宮に賊が侵入し、藩主の女性が殺されるという事件が起きた。さらに翠蘭が保護していた少女が姿を消し、その行方を探っていたゲンパまでもが消息を絶って!? 大人気歴史ロマン、ネパール激闘編クライマックス!
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チム氏の次男ゲンパに出仕を要請しに行った翠蘭は、王玄策(おうげんさく)一行がギャカルで捕らえられたとの報せをうけた。翠蘭は奪還のための派兵を決め、自らもラセルを連れてゲンパとともにネパールへ向かう。ラセルが王としての素質を示しつつあることを喜ぶ翠蘭。一方、出仕を回避するために翠蘭を罠にはめたはずのゲンパは、いつのまにか翠蘭の思惑どおりに事態が動いていることに苛立つのだが…。
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ラセルの花嫁を決め、ヤルルンに戻った翠蘭は、懐かしい人々との再会に胸を熱くする。娘のイェルカは利発に成長を遂げており、翠蘭は母親としての対応に戸惑っていた。ソンツェン・ガムポの命令でリジムの葬儀を執り行うための寺院建設を任された翠蘭は、ラセルを伴ってラサに向かう。だが、それは同時に、サンボータとの婚儀のためにシャンシュンに向かう朱瓔との別れの旅でもあった…。
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王太子ラセルの花嫁選びのため、翠蘭はツァントゥーに来ていた。できるだけ公平に4人の花嫁候補の人となりを知りたいと思う翠蘭だったが、周囲の人々の思惑と策謀が交錯して、花嫁選びは難航を極めて…!? そして、ツァントゥーの裏側に隠された酷い実態を知った翠蘭は、それを阻止するため、ある危険な駆け引きに応じるのだが…。新ヒロイン登場!? ラセルの花嫁は一体誰になるのか!?
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シャンシュンから帰って1年がたち、翠蘭とソンツェン・ガムポ大王との再婚の日がやってきた。結婚式の夜、大王が血を吐いて倒れ、大王の体調が思わしくないことを知った翠蘭は、ラセルの4人の花嫁候補に会いに、ド氏の治めるツァントゥーに赴く。そこで、翠蘭はアマルカ、ティマルー、ラゲン、プーシェという少女たちとの触れあいのなかで、ある決意をするが…!? 人気シリーズ新局面へ!
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小王に授与する官位標に間違いがあったため、翠蘭は正しい官位標を持ってリジムの待つ小国トゥパロンへ向かう。彼の地で、翠蘭とリジムはある裁きを託される。領主の息子ラドゥンが領民ファダルを助け、その見返りにファダルの娘エレメルを妻に迎えたいと申し入れるのだが、娘には許婚がいて!? 翠蘭とリジムが結婚したばかりだったあの頃の、秘められたエピソードが綴られた待望の番外編!
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西の大国シャンシュンの王、リク・ミギャの秘密を守るため、謎めいた間諜セムジェンが翠蘭に刃を向けた…! ジスンの助太刀により翠蘭が命拾いをしたちょうどそのころ、吐蕃の軍勢はシャンシュン攻略を進めていて…!? シャンシュンの民を守るため、リク・ミギャが下した決断とは? 個々人の思惑が錯綜するなかで、シャンシュンの大地は血に染められていく…。戦火をかいくぐって翠蘭は!?
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ソンツェン・ガムポとの再婚を三年後に控えた翠蘭は、シャンシュン王太后ラティカに吐蕃侵略計画の手助けをするよう脅迫され、セムジェンとともに西の大地を逃亡中だった。金鉱の騒動を収めた翠蘭は、ギガン・ブラナンという商人上がりの役人の屋敷に連れていかれるが…。なんとかシャンシュン王リク・ミギャに謁見し、王太后の謀略を阻止せねば…走る翠蘭に障壁が次々と立ちはだかり…!?
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三年の喪に服したあと、ソンツェン・ガムポ大王と再婚することになった翠蘭は、大王の命により、シャンシュン王リク・ミギャに嫁いだリジムの妹、セーマルカルに会いに行く。義姉妹がしばし温かい交流を深めるなか、突然使者が訪れ、翠蘭をシャンシュンの深い闇へ引きずり込む。予期していなかった二つの再会が、翠蘭の胸に炎を灯し衝き動かす。黄金の嵐が吹き荒れる西の国で、翠蘭は…!
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ロナアルワの事件に終止符を打った翠蘭たちは、コンポを出発しヤルルンに向かう。無事ヤルルンの聖寿大祭に参加し、王太子ラセルと王女イェルカの披露目を終えた翠蘭は、リジムの父で吐蕃の大王であるソンツェン・ガムポと王国のこれからと王位について話し合う。そこで翠蘭はある大胆な決断をするのだが。愛しい人々、新しい約束、永遠に繋がるこの大地。消えない想いを胸に翠蘭は前進する!!
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