小説
結婚式は愛の使者
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★傲慢で自己中心的。男ってみな同じなのかしら。★ローレルは姪の結婚式に遅刻してしまった。そればかりか、教会に入るとき派手な登場の仕方をしたため、満座の注目を集めるはめになった。彼女は自分を見つめるひときわ傲慢な視線に気づいていた。たしか新郎の元後見人で、実業家のデミアン・スクラスね。頑丈な体格にハンサムな顔。女性が夢中になるタイプだ。ローレルを見る彼の瞳が語っていた。”そのドレスを脱がせて中身を見てみたいよ”冗談じゃないわ。自己中心的な男性なんてうんざりするばかり。ローレルはモデルとして成功をお・・・
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★若い未亡人となった彼女は、いまや何もかも失おうとしていた。★結婚式の出席者として教会にいたその男性は、冷たく青い瞳だけでステファニーを裸にした。原始的な欲望をたたえ、君をベッドに連れていきたいと語る瞳……。自らの意思に反して、ステファニーの全身はかっと熱くなった。もう二度と男性とはかかわりたくないと思っているのに、なぜ?お金のために耐え忍んできた亡夫との結婚生活は惨めなものだった。しかも夫はステファニーにあえて財産を遺さず、若い未亡人となったばかりの彼女は、いまや何もかも失おうとしていた。まだ自分の反応にとまどったまま披露宴に出ると、ステファニーの隣の席は驚いたことに先ほどの男性だった。彼は、弁護士デイビッド・チェンバースと名乗り、披露宴の途中から、強引な態度で請求にステファニーを求めてきた。
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★離婚した夫に未練などないのに、ダンスに胸ときめくのはなぜ?★娘の結婚式の日、アニーは涙をこらえることができなかった。娘のドーンはまだ十八歳、結婚するには若すぎる。だが、悲しみにひたっているひまはなかった。ドーンの父親で五年前に別れた夫チェイスが、結婚式に現れたのだ。建設会社の社長として活躍する彼は昔と変わらず魅力的で、披露宴でダンスをする羽目になったとき、アニーの心は乱れた。でも妻より仕事を優先し、あげくに秘書と関係を持った人じゃないの。そう思うと、胸に冷たいものが忍び込んできた。ところがその夜、ハネムーンに出発するはずのドーンが一時失踪する。離婚した両親の姿を見て、自分たちの愛の将来に絶望したというのだ。アニーとチェイスは互いを責め、激しい言葉を浴びせ合うが、言い争うにつれ、二人の胸には結婚していたころの思い出が・・・・・・。
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★傲慢で自己中心的。男ってみな同じなのかしら。★ローレルは姪の結婚式に遅刻してしまった。そればかりか、教会に入るとき派手な登場の仕方をしたため、満座の注目を集めるはめになった。彼女は自分を見つめるひときわ傲慢な視線に気づいていた。たしか新郎の元後見人で、実業家のデミアン・スクラスね。頑丈な体格にハンサムな顔。女性が夢中になるタイプだ。ローレルを見る彼の瞳が語っていた。”そのドレスを脱がせて中身を見てみたいよ”冗談じゃないわ。自己中心的な男性なんてうんざりするばかり。ローレルはモデルとして成功をおさめていたが、恋人から手ひどい裏切りを受け、男性には不信感を抱いている。だがデミアンは、そんなローレルにほほ笑みかけてきた・・・・・・。
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