鬼の住む街、大阪ミナミ…。十一(トイチ)の高利貸し、萬田銀次郎がキリトリ三昧! 《十一の銀次郎 1~4》自動車整備会社社長・徳永と銀次郎の一騎打ち! 逃げる男と追う男、果たして…? 全8話収録。
便利な購入方法
-
-
ひきこもりだった息子・タカシが由美(ゆみ)と知り合って、真面目に働くようになったのを喜ぶ村川(むらかわ)。しかしタカシは、妊娠中絶して実家に帰った由美の代わりにやってきた由美の兄だという極道・田山(たやま)から、大金を要求されてしまう。そこで田山と由美がグルだと考えた村川は、山の手興信所を使って調べようとするが……!?
-
老舗の丸大旅館の大改革を考える平吉(へいきち)は、萬田銀次郎(まんだ・ぎんじろう)からその資金を借りようとする。そこで、萬田を旅館へと招待した平吉は、計画していた低価格路線を否定されて、萬田から別のやり方を提案される。それは、全仲居の給料を1.5倍にして、宿泊料金を以前の倍にした超高級旅館への改革だった。さっそくそれを実践した平吉だったが……!?
-
世の中ゼニや! と考えるフリーター・美奈(みな)は、覗き部屋のネットビジネスを開業するために、萬田銀次郎(まんだ・ぎんじろう)から百万円を借金する。そして、美奈はアクセス数を増やすために、行きずりの相手とのセックスシーンを流して金を稼いでいく。そんなある日、真面目そうな会社員・洋介(ようすけ)をナンパしてセックスした美奈は、萬田から洋介の意外な正体を知らされて……!?
-
極上のエビラーメンを開発して、5軒のチェーン店を持つようになったラーメン屋店長・横川(よこかわ)。ある時、猪鹿組組長を乗せた車を慎重に運転していた若頭・立花(たちばな)は、道路からはみ出て食べていた横川の店の客を撥ねてしまう。そこで組長から激怒された立花は、自分の憤りを横川へ向けて金の無心を始める。そして困り果てた横川は、起死回生の一発勝負を……!?
-
萬田銀次郎(まんだ・ぎんじろう)の金主だった資産家・大田原泰造(おおたわら・たいぞう)は、大東用銀行の有田(ありた)から駅前の土地売却をすすめられる。そして、萬田に相談した大田原は、スピードが一番大事だとアドバイスされて土地売却を決心する。しかし、その土地を借りている清野(きよの)に立ち退きを断られて……!?
-
「ナニワの星」と呼ばれる最強の男・源五郎(げんごろう)は、一人娘・ひとみから紹介された婚約者の時彦(ときひこ)を動揺のあまり、ぶちのめしてしまう。そんな父に怒ったひとみは家から出て行き、源五郎はますます荒れていく。そんな時、時彦から五百万円が必要だと言われたひとみは、ローン会社に借金しようとしていたところを源五郎に止められて……!?
-
ここ一番という時にトラブルが起きるツイてない女・秋美(あきみ)。彼女は御曹司・真也(しんや)との結婚披露宴当日に、式場となる高級ホテルの一室で見知らぬ中年男に閉じこめられてレイプされてしまう。そして、破談になった秋美は、結納金の一千万円を返すために、萬田銀次郎(まんだ・ぎんじろう)から借金をして……!?
-
瀬本(せもと)の連帯保証人となった慶子(けいこ)は、所有するマンションを大日商工ローンの鮫川(さめかわ)に取られないために、萬田銀次郎(まんだ・ぎんじろう)と手を組む。そして鮫川から裁判で負けると脅された慶子は、商工ローンの借金を踏み倒す方法として、萬田から2億円を借りて公正証書を作成するのだが……!?
-
保証人の財産目当てに債務者をだます大日商工ローンの鮫川(さめかわ)は、分譲マンションを所有する慶子(けいこ)を保証人にした瀬本(せもと)に1千万円を貸す。そして経営難の瀬本は、萬田銀次郎(まんだ・ぎんじろう)にも500万円を借金をして、ついには夜逃げしてしまう。ひとり残された慶子には鮫川の魔の手が迫り……!?
-
天才設計士・天宮(あまみや)を抱える村雨総合企画は、真水建設と提携して「さきたまアリーナ」のコンペに優勝することに賭けていた。しかし、現知事の津地田(つちだ)は大日建設に優勝させようと暗躍する。それは現知事の津地田と副知事の太田(おおた)の政治生命を左右する争いとなり……!? そして公共事業に渦巻く深い闇に萬田銀次郎(まんだ・ぎんじろう)は……!?
-
友人の岩崎(いわさき)から、月に1割の利息を払うと言われて1千万円を貸した山本(やまもと)。そして借金を返してもらおうとした山本は、金を取り立てると出資法違反で逮捕されるぞと岩崎から脅されてしまう。そこで萬田銀次郎(まんだ・ぎんじろう)に相談した山本は、萬田へ債権を売ることを提案されるが、元恋人で岩崎の妻となった菜穂(なほ)の将来を考えて……!?
-
ゴルフだけが道楽のホルモンそば屋店主・八尾(やお)は、2千万円払って鐘ヶ崎ゴルフ倶楽部の会員権を買う。しかし八尾は、倶楽部の入会は拒否されてゴルフ場でプレイすることができず、その会員権は1ヶ月にして1千万円に値崩れしていた。萬田銀次郎(まんだ・ぎんじろう)はそれには何か裏があると考えるが、元極道の八尾は刃物を持って出て行き……!?
-
-