便利な購入方法
-
-
赤いリボンは生贄の証――。
エリザベス・グリーンに心を奪われているナアーマ・ベイは、ある男から取引を持ちかけられた。赤いリボンを彼女に渡せば、巡り巡って彼女はお前のもとにやってくると。彼が払う代償は果たして……。シリーズ完結編にして最高傑作!
◆電子書籍には特典としてカバーイラストを収録。 -
-
日が暮れた冬のロンドン。かつてユウリを拉致監禁し、万華鏡の謎を聞き出そうとしたナアーマ・ベイが突然現れた。自分は黒魔術を使う秘密結社から足を洗ったが、共に属していたマーカス・フィッシャーが組織を裏切り呪いをかけられたことを告げるためだった。生きる屍のような姿でユウリの目の前に姿を現したマーカスは、アシュレイに連絡を取って対抗魔術を使って助けて欲しいと懇願する。
◆電子書籍には特典としてカバーイラストを収録。 -
-
秋期休暇である「リーディング週間」のタイミングで、シモンに一族の式典に招かれたユウリ。ベルジュ家の敷地に入ると、そこには巨大な室内迷路が作られていた。一族の子供達を楽しませるためのものだったが、ハロウィンの晩に三人が行方不明になってしまう。この地で18世紀にあった、人喰い鬼がでるという迷路と関係があるのか? 子供を探すユウリは死者の導きにしたがい、迷路の先に進む。そこで見つけたものとは!?
-
-
秋の気配が漂うロンドン。パリの情勢が不安定なためフォーダム邸に泊まっていたシモンは、ベルジュ家秘蔵のダイヤモンドを大英博物館に展示する交渉を任されていた。交渉当日、シモンとの待ち合わせで大英博物館に来たユウリは、偶然奇妙な形の石を拾う。それは古代メソポタミアと現代を繋ぐものであり、世界の崩壊にもつながる代物だった。ユウリは大切な人々を守るため不思議で危険なゲームに身を投じた……。
-
-
季節は初夏。ハリウッドデビューが決まったオニールに誘われ、ユウリとシモンは友人達と一緒にニューヨークへとやってきた。仕事で忙しいシモンとは別行動で、ユウリはオニール達とともに「呪われた館」として地元で有名なウッドポール・ハウスに滞在することに。その館は、かつて持ち主が悪霊から逃れるために建て増しを繰り返したという。行方不明者も出ているという館でユウリが遭遇したものとは!?
-
-
「恋する石(ラヴィング・ストーン)」というウェブサイトで、夢が叶うと評判のパワーストーン・アクセサリーを製作販売しているオリヴィア。彼女が身に着けたハーキマーダイヤモンドを見たユウリは、その石が特別なものだと感じた。一方、ベルジュ家所蔵の宝石類がルーブル美術館で展示されることに。シモンはアシュレイから、タイタニック号と共に沈んだベルジュ家に因縁のあるダイヤモンドが引き上げられたという情報を得るが。
-
-
チェルシーで開催される世界的なフラワーショーで、樹木の精霊『緑のジャック』の目撃が相次いでいた。シモンと会場を訪れたユウリは「願い事の木」という展示の側で、行方不明になっていた少女をみかけ手を差し伸べるが、触れ合う直前に彼女は消えてしまう。一方、アシュレイはイーストエンドの骨董商に頼まれ、何かが封印されていた小箱を探すことになるが。三人は、精霊と木箱の秘密を解き、少女を救えるか?
-
-
ケンブリッジ大学を訪れたユウリは、そこで学ぶセイヤーズから学生寮に現れた修道士の幽霊と写本を傷つけた青年を襲った災厄についての話を聞いた。事故のあと行方不明になった写本は、何故かロンドンで発見されるのだが……。
-
-
母校であるセント・ラファエロで生徒自治会執行部の総長を務めるアーチボルト・シリトーに相談を持ちかけられ、ユウリは久しぶりに母校を訪れた。そこでユウリは「湖の貴婦人」の異変に気づくのだが。
-
-
百年のあいだ、開けられることのなかったアパルトメントの扉。その扉が開かれた時、一つの物語が動き出した。
-
-
ベルジュ家の双子が、ユウリに贈るためネット・オークションで購入した万華鏡。だがそれは盗品だった。元の持ち主を名乗る者たちなどが、ベルジュ家とユウリの周囲を探り始める。ユウリが手にした万華鏡に隠された秘密とは?
-
-
売れっ子モデルの付き人をしているスーザンは、エジプトで指輪を手に入れた。それは血を与えれば願いを叶えてくれる。だが指輪を満足させるには、スーザン一人の血では、とても足りなかった。かくしてロンドンでは「吸血鬼」の噂が流れ始める。
-
-
-