ソムリエ見習いの紫野原(しのはら)みやびは、知ったかぶりのお客の間違いを指摘し、その客を怒らせてしまった。しかし、その客の連れとして来ていた神咲雫(かんざき・しずく)のみごとなデキャンタージュによって救われる。実は彼は世界的に有名はワイン評論家、神咲豊多加(かんざき・ゆたか)の息子であった――。神の気まぐれが生み落とした“一本のワイン”を巡る、罪深き人間たちの物語が始まる。
便利な購入方法
-
-
雫(しずく)と一青(いっせい)が、それぞれに大切な人の命と向き合いながら選び取った「第十二の使徒」――。ついに、決戦の時! 勝者はどちらか――そして、その先に待ち受ける「神の雫」とは――!? 神咲豊多香(かんざき・ゆたか)が息子たちに残した最後の謎に迫る! 人生とはワインであり、ワインこそが人生。『神の雫』ついにフィナーレ!
-
末期ガンに立ち向かう秋絵(あきえ)と、若年性アルツハイマーに抗う香花(きょうか)。それぞれの願いに寄り添うワインを捜す雫(しずく)と一青(いっせい)。二人はそれこそが『第十二の使徒』と確信する……! 『第十二の使徒』編、クライマックスへ!!
-
末期のすい臓がんと診断され、死に立ち向かう藤枝の連れ合い、秋絵。若年性アルツハイマーとなり、自らの記憶を失う恐怖の中で、己を保とうとあがく女性、香花。二人の苦悩が、雫と一青を『第十二の使徒』へといざなう…。『神の雫』フィナーレに伴い、単行本も3ヵ月連続刊行!
-
末期のすい臓がんに冒された、藤枝の連れ合い、秋絵。若年性アルツハイマー病に苦しむ、天才テイスター、甘糟香花。それぞれの女性が、自らの命と向き合い、己を託すワインを求め始める…。神咲雫と遠峰一青の最後の争いに、二人の女性はどんな影響を与えるのか? ――奥深いワインのオールドヴィンテージ――“古酒”の魅力を堂々語り下ろす!
-
モノ作りなら世界一の日本人が造れば、ワインはこんなに美味しくなる! 日本ワインをリードするプレミアムワイン「日本三大シャトー」堂々発表! もちろん、親しみやすい価格の日本ワインも多数登場! そして、ついに最後の『使徒』となる『第十二の使徒』の記述が公開される! 最後の『使徒』は“刻(とき)の魔法使い”すなわち古酒! 雫(しずく)と一青(いっせい)、相対する二人の、刻をめぐる冒険が始まる!
-
最長シリーズとなった『第十一の使徒』編、別名スペイン編が決着! 替わって始まるのは、「日本ワイン」編! モノ作りにかけては、自他ともに認める世界一。そんな日本人が本気になれば、ワインはこんなに美味しくなる。南北に長く、険峻な産地がもたらす標高の高さと多様な気候。日本というテロワールを表現する逸品ワインは、あなたのすぐ近くで造られている――!
-
雫(しずく)vs.ローラン開戦! ――スペイン貴族・ミゲルのパーティーで待ち受けるローランの罠。「グラナダの夕陽」のワインを見事捜し当て、その本質を描ききる雫。しかし、ローランはもう一本、「グラナダの光景」第二幕ともいうべきワインを用意していた。圧倒的自信と表現力。そこには一青(いっせい)の横に控えていた少女の面影はない――。そして戦いのステージは『第十一の使徒』へ。スペインが誇る至高のワインが目白押しの第38巻!
-
「グラナダの夕陽」を探せ!高い標高。50年を越える古木。世界中から集まる腕利きの醸造家たち。今世界で一番面白いワイン産地スペインに上陸した雫たちに突きつけられた新進のワインセレクターからの挑戦状。「グラナダの夕陽」をイメージさせるスペインワインとは? そして、そのセレクターの正体は!? 今、まさにルネッサンスの時を迎えたスペインワインに刮目せよ! 『第十一の使徒』編、白熱!
-
『第十一の使徒』がついにその姿を現す。その書には風、そして夕陽のフレーズが多用されていた……。ここまでの勝敗は雫(しずく)と一青(いっせい)、ともに5勝。負けられない戦いの鍵を握るのは、“夕陽の国”にして、知られざるワイン大国スペインなのか――。エレガントなワイン造りを目指す若き醸造家たちが生み出すスペインワインの新潮流に注目せよ! そして、モーニング本誌掲載時話題を呼んだ「遠峰一青、ミステリークルーズ」編も掲載!
-
未踏のアルザスワイン、ついに登場! ――フランスとドイツの国境の地、アルザス。二つの文化が混淆するこの地は、しかし、多くの葡萄品種とテロワールに恵まれ、フランスの他地域はもちろん、ドイツとも違う個性的なワインが造られている。雫(しずく)の見出したアルザスワインは、王道フレンチ店のワインに勝てるのか――?
-
『第十の使徒』編、決着! ピノ・ノワール種だけで造られながら、畑や生産者や年度によって異なる味わいを見せるブルゴーニュの赤ワインたち。「迷宮」ともあだ名される彼の地の謎を潜り抜け、「希望」の『使徒』を持ち帰ったのは遠峰一青(とおみね・いっせい)か、神咲雫(かんざき・しずく)か!? 『第十一の使徒』編のプロローグともいえる「スペイン家のみセット2980(にっきゅっぱ)」編も収録!
-
雫(しずく)が豊多香(ゆたか)の息子と知りながら、正面きって侮辱した男、アラン・クレール。ルネも出場するファッション・コンペティションは、雫にとっても『第十の使徒』前哨戦として、絶対に負けられない戦いに。一方、エルザの窮地を救った遠峰一青(とおみね・いっせい)は、100mを超える危険深度のダイビングに挑む。『十二使徒』史上、最も複雑で難解な「希望」の『使徒』の謎にたどり着くのは、果たして――?
-
-