花嫁は高校教師
藍生有(著)
/プリズム文庫
作品情報
高校教師の千春は、母親のたくらみで、教え子の光哉に嫁ぐことになってしまった。「男の俺がなんで嫁に?」とはねつけるが、入院中の大好きな祖母が望んだことだと知り、しばらくは光哉の家で大人しくしていることにした。ところが早速その晩、「初夜ですから」と光哉に迫られ、まんまと食べられてしまう。朝になり、ウットリ幸せそうに目を覚ました光哉を横目に、このままではヤバイと焦るが…!?
商品情報
- シリーズ
- 花嫁は高校教師
- 著者
- 藍生有
- 出版社
- オークラ出版
- 掲載誌・レーベル
- プリズム文庫
- 書籍発売日
- 2008.08.23
- Reader Store発売日
- 2012.11.30
- ファイルサイズ
- 2.3MB
- ページ数
- 225ページ
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この作品のレビュー
平均 3.0 (2件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
高校教師の千春が自宅に帰ると、そこはもぬけの殻になっていた――。
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突然の出来事に困惑する千春に、千春の母親は何の疑問もなく「嫁に行け」という。
自分は男であることを母親に主張する千春だったが、昔から思い込んだら人の話を聞かない母親は聞く耳を持たず。
仕方なく千春は、自分の家財道具が運ばれているという嫁に行くことになる家に向かうと、そこには直接授業を担当しているわけではないけれど、千春が通う学校の生徒である光哉がいた。
当然、男の自分が嫁に来ることなど歓迎されるはずないだろう、と思いきや、光哉は「前から千春のことが好きだった」と千春の嫁入りに大賛成。
実のところ、千春の祖母と光哉の祖父が元々恋人同士で、身分の違いから結ばれなかったために、孫同士を結婚させようと約束したことが発端にあるようで、光哉の家族も千春の居候には歓迎ムードだけれど、唯一、千春にいい顔をしなかった光哉の兄の放った「花嫁修業なんて無理」の一言が、千春の負けず嫌いに火をつけた。
何が何でも花嫁修業を乗り越えてやる! と意気込む千春に、早速その晩、光哉が千春の寝室に押しかけてきて、まんまとおいしくいただかれてしまう。
ようやく千春は、このままではまずい! と焦り始めるけれど――
というような感じでした。
えーっと、ざっくり言ってしまうと、何もかもが唐突過ぎて、正直大分ついていけませんでした。
まず。
いきなり自分の息子を、「嫁に行け」と言えてしまう母親は早々いないだろう……と。
しかも、「借金が――」という理由もなく、息子の意思も聴かず……
うーん……ないなー……と。
おまけに、いくら腹が立ったし、そもそもが負けず嫌いだし、で、花嫁修業を引き受ける男もそうそういないと思う。
まぁ、親が親なら子も子なのかもしれませんが――(こういう言い方あんまり好きじゃないんですけどね)
そんでもって、いきなり押し倒されてやられちゃって。
「好きだから」の理由で「学校でも名前で呼んでほしい」とか言い出して。
挙句、少し時間が経って、光哉の家族と仲良くし始めたら今度は、嫉妬で光哉がぷっつんきちゃう、という。
なんかまぁ――これで最後、二人がラブラブになっちゃうんだから、不思議だなー、と。
自分だったらこういうのありえないと思うんですけど、世の中はそういうものじゃないらしいです。
まあよくあるちょっと天然炸裂なBLってことで、そういうノリがお好きな方にはオススメします。投稿日:2012.08.26
穏やかでワンコ気質な教え子の光哉と、高校教師の千春は親族の希望により結婚することになった。
男同士で結婚なんてと思いながら、大好きな祖母のためと負けず嫌いな性格から努力する千春。
と、そこにつけ込む光…哉(初夜のくだりは本当にそう(笑))
あることがあって光哉が押せ押せで千春を口説いていた姿勢から「待つ」ことを覚えて頑張っていましたが、その間千春は光哉の父や兄と仲良く(親睦を深めて)しているのは、光哉の気持ちを思うと切なくなります。
これから家族になるのに親睦を深めるのは大切なこと、でも我慢している光哉を放っておいたら…爆発しちゃいますよね。
大人と子供、教師と生徒、という立場から起こるすれ違いが切なくて、それでも乗り越えなきゃいけないことがちゃんと書かれていました。
苦手意識があった藍生有先生でしたが、こういうポップ路線の作品は好き。明るく読み進められました。
個人的に光哉の兄の行哉が千春にぐらっときてちょっかいを出したり光哉が嫉妬したり兄弟で取りあったり、鷹揚な光哉の父(母子家庭だった千春は父親に憧れがある)も千春を可愛がってくれたら更に自分好みでした(笑)続きを読む投稿日:2022.07.02
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