ライトノベル
いばらの呪い師(イラスト簡略版)
シリーズ内の平均評価:
(1)
便利な購入方法
-
-
「その、ありがと――おにーちゃん」
「征服、という言葉の意味を知っているかい? 私のような異能力者が何百、何千、何万という軍勢となり都に攻め入り、圧倒的に暴力的に独断的に略奪する、ってことだ。……要するに、好き勝手やらせてもらうんだよ」
帝都を恐怖に陥れた墓場博士の予告通り、空飛ぶ城に乗って侵略者たちは現れた。“少年結社ウサギ団”。そのかわいらしい名前とは裏腹に、腐った身体でできたゾンビ集団が、帝都の道という道を覆い、ひとびとを、ぼくらを襲う。全力をふりしぼって縦横無尽に荊(いばら)を走らせるぼく。炎獄蝶を放ち、街ごと敵を火の海にする夕日ちゃん。一閃して数百のゾンビを薙ぎ払う桜下卿。巨大で凶悪な屍竜に立ち向かうは、紅葉操る電人“千手”……。戦闘に次ぐ戦闘のなかで、ぼくと夕日ちゃんは、けれど絆を確かめ合う。
「その、ありがと――おにーちゃん」。
さらなるスケールアップ、そして叙情。帝都系異能バトル第3弾!
※※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。 -
-
帝都炎上。妖精たちの侵略。
第4回小学館ライトノベル大賞審査員特別賞受賞作の帝都系異能スペクタクル、大幅スケールアップの第2幕!
帝都を恐怖に陥れた怪人三日月卿事件からちょうど一か月の今日。うだつのあがらない呪い師の僕・病葉久郎が働く怪賊城から、墓場博士が脱獄した。鬼灯機関を裏切り、都を炎上させた異能者が。僕の心中は穏やかではない。墓場博士? そんなやつのことはどうでもいい。僕の妹、病葉夕日が忽然と姿を消してしまったからだ。捜索に向かおうとする僕の前に立ちはだかるのは、異能者による異能者犯罪の摘発集団・鬼灯機関の敵対者――科学の力による異能者撲滅を目的とする団体、千燈機関だった。僕が墓場博士の脱獄を協力しただって? バカ言え、クソッ……! 僕はお世話になっている桜下卿の隠業秘書・思夜さんと怪力少女の小鳩ちゃんの力を借り、夕日ちゃんを救うために逃亡する。だがその僕が行く先々には敵が現れ、戦うことになる。空飛ぶ妖精、巨大な電人、首なしの騎士、そして墓場博士……。どんなに戦いで傷つこうと、絶対に、夕日ちゃんのことは、誰にも渡さない。夕日は僕の愛する――僕だけのものだ。
※※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。 -
-
竜騎士07イチオシ! 審査員特別賞受賞作!
「怪人三日月卿、あれが目障りだ」帝都治安維持局“鬼灯機関”の指令・桜下屍人は告げる。帝都で暗躍し、次々と未解決事件を引き起こす怪人三日月卿を捕まえねば、孤島に兄妹揃って島流しにする、と病葉兄妹の兄・九郎に宣告する。
力を暴発させ、街を火の海にしたこともあるほどの“呪い師”――病葉兄妹の妹・夕日をうまくコントロールして、全能の力を持つと称する三日月卿の謎を暴き、逮捕しろと言われた九郎は、ひとり、人里離れた釈迦堂こるりの店を訪れる。
九郎は知っていた。
時計店を営む彼女が、かつて“怪人三日月卿”だったことを――。
怪人三日月卿を名乗る者の正体は誰か?
人々が翻弄される能力の秘密とは?
目標を拘束する鎖の力をもつ病葉九郎。ワナにかかった者の身動きを封じる“水銀蜘蛛”や狙った相手を焼き尽くす“炎獄蝶”を用いる病葉夕日。対するは式神を操り、空を飛び、巨大な機械人形を動かし人を化かす犯罪の天才・三日月卿。
謎が謎を呼ぶ超ヒット作『うみねこのなく頃に』『おおかみかくし』で知られるあの竜騎士07がゲスト審査員をつとめた第4回小学館ライトノベル大賞、審査員特別賞受賞作!
帝都を舞台に知恵と暴力が激突する、超異能バトル!
※※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。 -
-
-