文学
ブレーメンの町楽隊 DIE BREMER STADTMUSIKANTEN
あらすじ
年老いたロバが、用済みとなる前に主人の下から逃げ出して、楽隊をやろうと考える。道中、同じく年老いた猟犬、年老いた猫、明日には食べられてしまう雄鶏を仲間に加え、ブレーメンを目指して森の中へと歩いていく。夜になって、灯りの差す一軒の家を見つけて中を覗いてみると、泥棒たちが宴会の最中。懲らしめて、ご馳走をいただいてしまえと4匹は怪物に化けて、奮闘することに。見事に成功して、反撃に出る泥棒も返り討ち。すっかりその家を気に入った4匹は、仲良く暮らすことになった。あっけらかんとしたハッピーエンドの中にも、グリム童話らしい暗いトーンが、“物語らしさ”を強調する名作。

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