小説
どないしたろか(電子復刻版)
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「よし、石の上にも三年、男なら弱音を吐くな!」昭和三十年の不況時、小さな薬品工場『五十嵐薬工』に就職した庄司道夫は、薬品問屋街・大阪道修町に乗り込んだ。ど素人扱いされた数カ月後、廃棄処分になった洗剤原料をもとに莫大な利益をあげた庄司は一躍、男をあげ、凋落しかかった会社を急上昇の波にのせたのだ。だが、新工場建設の銀行融資がなぜかおくれ、順風の庄司にも暗雲が……。異色のど根性出世譚。
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「どないしたろか!」行き詰まった時の庄司の口癖だ。資金繰りに困った庄司は、名うての悪僧春日正見に融資を申し込むが、工場の土地を狙う春日は、なんと会社乗取りを画策。庄司は絶体絶命のピンチに。しかし、意を決して春日の妾宅に乗り込んだ庄司は、一世一代の大芝居を打つ。かくして、会社再建に成功した庄司だが、新たに公害問題が起きて再び苦境に立たされることになった。痛快ど根性出世譚完結篇。
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「よし、石の上にも三年、男なら弱音を吐くな!」昭和三十年の不況時、小さな薬品工場『五十嵐薬工』に就職した庄司道夫は、薬品問屋街・大阪道修町に乗り込んだ。ど素人扱いされた数カ月後、廃棄処分になった洗剤原料をもとに莫大な利益をあげた庄司は一躍、男をあげ、凋落しかかった会社を急上昇の波にのせたのだ。だが、新工場建設の銀行融資がなぜかおくれ、順風の庄司にも暗雲が……。異色のど根性出世譚。
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