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濃尾平野を東へ西へ、渡世の旅はつづく。誰にも頼らず、誰も信じない。昨日もなければ明日もない。時代小説の不朽の名作、「木枯し紋次郎街道シリーズ」完結篇。
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木枯しの音を道連れに、中山道を足まかせ。宿場に巣くう悪人たちに、独り敢然と立ち向かう。行く手は白刃の修羅のなか――孤高の一匹狼、木枯し紋次郎が木曽路を往く。名作「街道シリーズ」第二弾
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破れ合羽に破れ笠、錆朱色の長脇差をさして、唇に五寸の長楊枝。木枯しの音も寒々と、中山道に孤影をひいて、独り旅往く紋次郎。時代小説の不朽の名作、「木枯し紋次郎街道シリーズ」第一弾。
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