小説
女王陛下の薔薇
シリーズ内の平均評価:
(11)
完結
古き慣習に昂然と立ち向かう史上初の若き女王と、彼女を支えたいと真摯に願う平凡な一人の少女――夢を諦めずひたむきに生きた彼女たちの思いが、やがて時代を、世界を動かし始める。
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女王の密命を受け、混乱未だ収まらぬ植民地パガンへ向かうエスティ。立ち塞がる最大の難関とは? 物語は佳境へ突入! 薔薇たちの物語は新時代への夢に向け、今ここに幕を下ろす。
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エスティが新聞に掲載したコラムは植民地を占有し私腹を肥やす権力者たちの悪政を暴き出した。自分が世論の矢面に立てば親友たる女王に集中する攻撃を僅かなりとも逸らす事ができる――そう信じた彼女は黙々と真実だけを綴っていく。その真摯な姿勢にやがて一人二人と理解者は増えていくのだったが……。
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失意のうちに帰国し、世間の冷たい目に耐えるエスティ。理想と現実の落差に歯がみする女王、植民地支配の非道に憤るブランカ。今、自分にできることは何?エスティはペンを取り綴り始める。その真摯な言葉は人々に波紋を呼び、思いもかけない高みへと彼女を押し上げていく。薔薇の少女たちの戦いが始まった。
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古き慣習に昂然と立ち向かう史上初の若き女王と、彼女を支えたいと真摯に願う平凡な一人の少女――夢を諦めずひたむきに生きた彼女たちの思いが、やがて時代を、世界を動かし始める。
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