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厳島(新潮文庫)
厳島(新潮文庫)
武内涼/新潮社
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総合評価

5件)
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    陶晴賢にもスポットが当たっており、斎藤道三と同様に下剋上の悪いやつという単純な構図ではなかった 陶晴賢の優秀な武将を一人一人崩していく毛利元就が主人公ではなく、崩されていく武将達に気持ちが入っていく物語

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    投稿日: 2025.12.14
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     27000の陶軍を、4000の毛利軍が奇襲により討ち果たした戦い。元就の周到な謀略が凄い。一方、陶軍にも元就に引けを取らない知者がいたのに、冷静で慎重な声は、愚かで勇猛な声にかき消されていく。まるで、現代日本を見ているような恐ろしさを感じる。

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    投稿日: 2025.11.16
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    陶方の武将弘中隆兼から見た、厳島の戦い。謀多ければ勝つ、とは言うものの、負けた側から見た歴史が語られる。重い

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    投稿日: 2025.11.10
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    毛利元就が大きく飛躍するきっかけとなった奇襲の戦いである厳島の戦いを描く。 当時西日本最大の勢力をもつ大内家を取り仕切る陶晴賢がひきいる二万八千もの軍勢をわすが四千もの毛利軍でいかに撃破したのか。 陶晴賢の智将弘中隆兼が魅力的であり、やはり毛利元就については好きになれない。

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    投稿日: 2025.10.13
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    弘中隆兼よりなのが気になるが、相当資料を読み込んで書かれていると想像される。史実に沿って、作者が創作された世界観に感服。毛利元就がかなり嫌いになる。

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    投稿日: 2025.10.11