
総合評価
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powered by ブクログこの設定が好きです。 よくある?道を外れた大人と無邪気な子供の友情。 映画「パーフェクトワールド」は今でもマイベストムービーです。
0投稿日: 2025.02.23
powered by ブクログ面白かったです。本当は緊迫した誘拐事件だが、 子どもの生存を知っている小説ゆえに気楽に読めました。伝助の無頓着さがかわいい。どこをどう間違えたら親分の息子を誘拐することになるんだ!
4投稿日: 2024.05.07
powered by ブクログおもしろかった 主人公に魅力があると 最後は助かって〜と思っちゃうよね 伝助君魅力的 読み終わった後即映画見た 随分前のだけど やっぱ文章には敵わないね 小説の方がはるかによかったよ
0投稿日: 2024.01.24
powered by ブクログ荻原浩といえば、「あの日にドライブ」「僕たちの戦争」「ハードボイルドエッグ」「明日の記憶」なんかを読んでいますが、まあ好きな作家の範疇。 それだけに期待しちゃうんだけど、この「誘拐ラプソディー」はちょっと残念な部類かなぁ。 私が嫌いなストーリー展開が一場面有りました。 サスペンス物に、誰と誰がそっくりで間違えたとか、奇術、魔術で問題解決したとか。 そういう展開は、ストーリーを練る段階の作家の逃げだと思うんだよねぇ。 あり得ない事象で解決できたら、どんな問題だって問題にならないじゃん。 最初からSFだったら良いのよ。タイムスリップとかね。 でも、そのストーリーの中で許して良い範疇を明確にしておかないとハラハラドキドキ感、緊張感が薄れちゃうよね。 なんでも有りはダメだと思うわけ。 今回は、中国マフィアのボスが、死んだ息子が誘拐犯と似ていたから絶体絶命の場面で逃がしたという場面がある。 そんな偶然、ありえねぇだろ! って思っちゃうんだよねぇ。 さて、この本、いつ買ったんだっけ?と本棚の隅に追いやられていたんだけど、これ、映画になってたんですね。 ぜんぜん知りませんでした。 今、テレビじゃヤマト、ヤマトっていい加減にしろ!と言いたいぐらい宣伝攻勢をかける映画が有るけど、まったく宣伝されない映画も沢山ある。 そっちの方が多いんだろうけど、この映画もほとんどTVCMとか無かったんじゃない? まあ、映画情報については私はまったく疎いんだけど、知らないで埋もれてしまってる名作が沢山あるんだろうなぁ。 この映画が良いかどうかはまったくわからないけど。 それにしても哀川翔がヤクザ役をやると、とたんにVシネマの臭いがするよね。 Vシネマって見たことないけど、そういう個性というか自分の場所というか、役柄を持ってる役者ってのは、凄い事だなぁと思います。
0投稿日: 2023.05.01
powered by ブクロググダグダな誘拐劇。コミカルな誘拐劇と言った方がいい。 この人の書く人物は「中途半端」が多い。大成功している訳でなく、かといって不幸のドン底にいるわけでもない。だからこそ、登場人物に感情移入して読めるのだけど。
0投稿日: 2022.08.27
powered by ブクログとても面白かったです ついてない男伊達秀吉が誘拐したのはやくざの組長の息子伝助。 伝助がかわいいし伝助に情が移っていく秀吉も面白い。 チェリーちゃんの淡い恋心もよかったです。
1投稿日: 2022.08.09
powered by ブクログ娯楽作品として楽しめた。 完全に詰んでると思われた主人公は、実は超ラッキーを積み重ねてた。 いい意味で予定調和。 裏切らない作品でよかった。
0投稿日: 2022.03.28
powered by ブクログ最初の誘拐までの流れとその後の逃走劇は読んでいてハラハラドキドキの連続。まるでそのシーンが目の前にあるように想像ができる、とても丁寧で平易な文章。 読んでいてとっても爽快な物語でした! 誘拐される伝助に対する視点を誘拐する側される側、その間に入る立場から表現されており、それぞれの立場の人間の表の顔と裏の顔をうまく文章に落としてます。 表に見える部分がどんな人間でも、その奥には悲しい側面や楽しい側面、暗い場面、その人の人生がある。秀吉のやったことは許される行為ではないけど、それでもその行為に至った背景にも注目しながら読みました。
1投稿日: 2020.05.06
powered by ブクログ秀吉はダメ人間。借金はあるし、前科もある。挙句の果ては、勤め先の社長を殴って逃走してしまうという。 そこで一人の少年を誘拐し、身代金を得ろうと試みる。だがしかし、その少年はヤクザの息子だったのだ。 子供は父親を成長させてくれるというが、この少年も秀吉を成長させていたと思う。 子供にとって何が大切なのか?そんな事を考えさせられた一冊。
1投稿日: 2020.05.05
powered by ブクログ素直な伝助、間の抜けた誘拐犯。漫画のような逃亡劇だが、心踊るハラハラ感が好きだ。 爽やかなハッピーエンドだけど、お務めが終わったら、おじさんは生きてられるのかなぁ。
1投稿日: 2019.08.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
*伊達秀吉は、金ない家ない女いない、あるのは借金と前科だけのダメ人間。金持ちのガキ・伝助との出会いを「人生一発逆転のチャンス?」とばかりに張り切ったものの、誘拐に成功はなし。警察はおろか、ヤクザやチャイニーズマフィアにまで追われる羽目に。しかも伝助との間に友情まで芽生えてしまう―。はたして、史上最低の誘拐犯・秀吉に明日はあるのか?たっぷり笑えてしみじみ泣ける、最高にキュートな誘拐物語* のっけから自殺未遂コメディーで笑わせ、すっとぼけた伝助とのやり取りで吹き出させ、思わぬ展開に面白おかしく一気に読んでおりましたが…伝助の母多香子が一世一代の芝居を打つ部分でぐぐっと胸を掴まれました。そりゃそうだわ、母の気持ちになってみたら…面白可笑しく読んでごめんなさい…。ラストまで疾走感を失わず、無理のない着地も素晴らしい。軽妙な読後感もよし。
1投稿日: 2019.05.17
powered by ブクログ親方を殴って逃走、金無し前科有の伊達秀吉が出会った少年はぼのつく職業の父を持つ大金持ち。うまい話が転がり込んできたと思いきや、人相の悪い方々に追われ、身代金どころか命が危うい! しみじみ泣け…はしないが、ダメ男が子ども(ただしちょっとバカ)と触れあううちに、自分の過去に向き合うようになっていく過程が、ギャグ展開も交えつつ続くので飽きない。やってることは最後まで犯罪ではあるが。しかし、伊達秀吉と名付けられた時点でぐれても仕方がない気もする。
1投稿日: 2019.01.20
powered by ブクログ伊達秀吉は、金ない家ない女いない、あるのは借金と前科だけのダメ人間。金持ちのガキ・伝助との出会いを「人生一発逆転のチャンス?」とばかりに張り切ったものの、誘拐に成功はなし。警察はおろか、ヤクザやチャイニーズマフィアにまで追われる羽目に。しかも伝助との間に友情まで芽生えてしまうー。はたして、史上最低の誘拐犯・秀吉に明日はあるのか?たっぷり笑えてしみじみ泣ける、最高にキュートな誘拐物語。
1投稿日: 2018.06.14
powered by ブクログ軽快なドタバタ劇で楽しんで読めました。ラストはしんみり終わりましたが、もっと劇的なのを期待してたな、、
0投稿日: 2017.12.28
powered by ブクログ例によって例の如く、笑わせておいて、しんみりさせる。荻原さん得意のストーリー展開です。 主人公も子供のキャラクターも良いのですがね。いや、そんな言い方をすれば、全部のキャラクターが良く出来ています。ただ登場人物が多すぎてガチャガチャし過ぎた感じがします。もう少し絞り込んで、その代わり組長の奥さんなど、もっと使えば面白かったのに。 それと中だるみ。途中で八岐組に対抗する中国系暴力団が出てくるのですが、必要だったかどうか。話がくどくなって、ストーリー展開が遅くなるという悪影響の方が大きいような気がします。 ある意味、荻原さんの手法に慣れてきたのかもしれません。その分、先の展開が読めてしまう。新鮮さが失われてしまう。そんなところから来た愚痴かも知れません。
0投稿日: 2017.10.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【文章】 読み易い 【気付き】 ★★・・・ 【ハマり】 ★★★★・ 【共感度】 ★★★・・ 話がキレイにまとまっていて、面白かったです。 中国マフィアと秀吉の絡みを、もう少し厚くしても良かったかなと思いました。
0投稿日: 2017.07.17
powered by ブクログ前科者の秀吉が死にきれない末に選んだのは誘拐。 目的はもちろん身代金。 だけど、誘拐したどこぞの坊っちゃんである伝助は、とんでもないとこの息子であった… しかも、悪者になりきれない秀吉は伝助との仲を深めていく。 荻原さんらしい優しさと面白さだった。 2017.6.3
0投稿日: 2017.06.03
powered by ブクログ古典的なドタバタ逃走劇。だがそこは荻原浩、たっぷり笑わせ、最後はホロリとさせる人情味溢れるコメディーとなっている。登場人物全員が憎めないキャラ。漫才のような会話シーン、特に主人公(秀吉)と子供(伝助)のとぼけたやりとりは、もっと読んでいたいと思った。
1投稿日: 2017.04.07
powered by ブクログベタと言えばベタなのだけれども、そこが好きな作品。 手塚治虫氏の漫画、ブラックジャックでこんな感じの作品があった気がする。
0投稿日: 2017.03.16
powered by ブクログ父とキャッチボールをしたことのないヤクザの息子。 あるのは借金と前科。金無し、家無しの誘拐犯。 なんともキュートな誘拐物語。 思っている以上に親子の絆わ深く複雑 そして子どもは偉大な存在 面白おかしく書かれてるのにそこにはじーんとくるものがあったりと作者の表現の仕方が大好きな1冊
0投稿日: 2016.05.17
powered by ブクログ最高にキュートな誘拐物語。そうね、その通り。思わずニヤリとしてしまうユーモアは、どのように活きてるんだろう?文体?シャープなリズム?語彙?あざとくもなく、スルリと笑のツボに入り込んでくる。 ハチャメチャストーリーを上手く追っていく。キャラ立ちもいい。登場人物が出てくるタイミングも絶妙。良くも悪くも読み手の脳に負担を与えない、ほのぼのエンタメ小説。 荻原浩は優しいなぁ。
0投稿日: 2016.03.27
powered by ブクログラストまで一気に面白いんだけど、誘拐を題材にしといてなんかそんな綺麗な終わり方ないだろうよと少し意地悪な気持ちになった。シレっと流されてるけど割り食った人たちかなりいるよな。でも、やっぱこの話好き。ガキとおっさんってのはダメだよな、泣いちゃうよ。
0投稿日: 2016.03.13
powered by ブクログラプソディー【意味:狂詩曲】。もっと言うと気分気のまま自由に演奏する事。運が無く自分ヨガリでヘタレなダメ男が"厄介な親''を持つガキんちょと巡りあったばかりに彼のドタバタラプソディーな出来事が起こる話。兎に角発想が愉快。もしも誘拐したのが〇〇の息子だったら的な所から始まり、父の愛を知らなかった子供は''誘拐''という冒険の旅を通じてダメ男から色々と学び、またダメ男も父性に目覚めながら人生を見つめ直し子供とのキズナを深めて行く様にちょっぴりホロリ。子供の友達の四角い顔の小太りの少年がいいスパイスに(笑)
0投稿日: 2015.12.28
powered by ブクログ昔のお約束の極道コメディーみたいな感じ イメージ的にプリズンホテル ダメな男が間違って極道の息子を誘拐してしまったところから始まる 後日談みたいなのがほしかった 組とか本人とか家族のこととか 浅め
0投稿日: 2015.01.04
powered by ブクログテンポよく進むギャグのような誘拐譚。というかギャグ。マフィア、ヤクザが絡んでどうなることかとはらはらするが、なんだか主人公は強運の持ち主すぎて全部なんとかなっちゃう。なんだかあったかい話。人間って、自棄になっても自殺も他殺も多分できないよなーと改めて感じさせられた。
0投稿日: 2014.12.09
powered by ブクログ3冊目の荻原浩さんの作品。 途中の秀吉目線での描写が若干長い気が もっと他の登場人物の目線で展開して欲しかった。 伝助を殺そうと考えるのは最初の一度きりの方が 良かった。 結局、秀吉はイケメンなのかな気になる。
0投稿日: 2014.11.22
powered by ブクログ人生に行き詰まった男が決死の覚悟で誘拐した男の子はやくざの親分の子どもだった!! 男の子と主人公の息があってるのかあってないのかよくわからない絆が面白いしほっこりします♪
0投稿日: 2014.08.18
powered by ブクログ早く死ねよ!さっさと死ねよ!と思った最初。(笑いながらね) ハードボイルド•エッグもだけど、すごく主人公が馬鹿っぽい。それなのに何故か上手いこと回っちゃう。読んでるこっちはあまりの奇跡っぷりに笑っちゃう。でも少しだけ切なくなっちゃう。
0投稿日: 2014.07.26
powered by ブクログおもしろかった~!! 正直、ここまでおもしろいとは思ってなかった。 ところどころに笑えるシーンがあり、おかしくて電車の中で何度もニヤニヤしてしまいました。 ラストに向けてどう収束していくのか、まったく予想できなくて、、こう来たかーーー!って感じで、ラストもすごく良かった。 ベトコン式、どんな式なのかサッパリわからないけど、一番ウケた。(@^▽^@)
0投稿日: 2014.05.15
powered by ブクログやってることは犯罪なのに、 なぜだか憎めないキャラ設定が秀逸。 親の心子知らずとは ほんとにうまく言ったもんです。 逆もまた然り。
0投稿日: 2014.05.15
powered by ブクログ自殺しようとしていた伊達秀吉は、そこで偶然金持ちの子ども伝助を見つけ身代金目的の誘拐を思いつく。しかし、伝助にはある秘密があり…… ユーモア小説を書かせるとやっぱり荻原さんは上手いなあ、と思います。冒頭の本気で自殺する気が全くうかがえない伊達の心理描写や一人語り、誘拐した子どもの正体を知ってからの伊達の煩悶、伊達と伝助の軽妙なやり取り、徐々に絆を深めていく二人、この手の描写は荻原さんでしか書けないものだと思います! ユーモアだけでなく、この誘拐劇が少年の成長、そして伊達の再生への物語にもなっているのもいいなあ、と思いました。そしてところどころで垣間見える、登場人物たちの優しさもまた心地よかった一冊です。
1投稿日: 2014.05.11
powered by ブクログこの小説の裏表紙に 「たっぷり笑えてしみじみ泣ける、最高にキュートな誘拐物語」 と書いてあるんですが まさにその通りだと思いました。 冴えない人生の極みを生きる伊達秀吉は 死に場所を求めて見知らぬ街をほっつき歩いているはずなのに 死のう死のうとするわりに 死ねる条件が揃ってしまうと言い訳をつけて回避するロクデナシ。 そんな彼の元に お金持ちの家の6歳の男の子が「家出したい」と飛び込んできて 起死回生の大チャンスとばかりに誘拐を企てるんですが 警察からヤクザからチャイニーズマフィアから 最悪というよりも極悪な相手から追われまくる羽目になり・・・。 主人公の伊達さんと 家出少年の伝助とのやりとりも微笑ましいし ちょいちょい出てくる回想シーン。 今思い返すだけでちょっと泣けそうです。 おちゃらけたドタバタコメディ。 深みはないけれど 可愛くて温かくて味わいがあって 読んでよかったなあと思えるコメディ。 笑顔になりたい方はきっと気に入ると思います。
0投稿日: 2014.03.12
powered by ブクログコメディーなので、気軽に楽しく読めると思う。バラエティ番組を観ている感覚で…という事で特に何も残りません。
0投稿日: 2013.12.20
powered by ブクログ結構、話がテンポ良く進むので、読んでいても楽しい。 犯人が、色々と翻弄される姿が、情けなく面白い。 また、その周囲の人間模様もすんなりと入ってきてストーリーの邪魔をしないばかりか、色付けしている。 最後に、こんな終わり方? って感じはしたが、面白い。 ぜひ、ドラマ化、映画化してほしい。 誘拐された子供の父親は、佐藤浩市にやってほしい。
0投稿日: 2013.09.15
powered by ブクログ「面白いお話」って感じ。現実味なんて無くてもOKで、ほのぼのしたラストが約束されてる本を読みたいひとにオススメ。 最初は主人公がどうしても好きになれずどうなるかと思ったけど、話が進むにつれて徐々に入り込んでいけたので良かった。 数年前に映画化されてたんですね。知らなかった。
0投稿日: 2013.08.14
powered by ブクログ伝助がかわいい! くすっと笑えるし、最後はちょっと切なくなる。 伝助と秀吉の関係がなんだか微笑ましい。
0投稿日: 2013.08.09
powered by ブクログ思わず吹き出してしまうドタバタ誘拐劇。間抜けな主人公、天真爛漫な子供そして何故か憎めないヤクザ。荻原作品鉄板の布陣。生きる希望を無くし自殺を決意した前科ありの主人公。ヒョンな事から家出してきた子供と出会う。しかも金持ちの家の子。ヨッシャ誘拐にて人生一発逆転!?。が子供は何とヤクザの親分の子供。そしてヤクザと抗争しているチャイニーズマフィアにも狙われてしまう。しかーし何故か二人の間にはあつき友情が芽生える。ドタバタ誘拐劇の結末や如何に。本作品読み手を楽しませるための絶妙な比喩表現がふんだんに盛り込まれている。リラックスして読める秀逸さくひーん。
0投稿日: 2013.03.09
powered by ブクログ面白くてスラスラ読みきってしまった。 同じ時間軸で主人公にまつわる人たちが各々の方向に動いていて、まさかのところで交わるミラクル。 最後までハラハラさせられた。 さすが荻原氏。
0投稿日: 2013.03.01
powered by ブクログ推理小説かと思いきや、誘拐という行動から人と人との関係「誘拐した子供」「やくざAグループ」「やくざBグループ」「警察」と色々と複雑に面白く絡み合って行き、最後は主人公自身の優しさが他の人に伝わって行って、ちょっとしたハッピーエンド。 ピッカっと光る楽しい文章がとても魅力的。
0投稿日: 2013.02.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
伝助がかわいい。 そこまで感動はしなかったが、ところどころ笑えて楽しめた。 映画では秀吉を高橋克典が演じてるらしいが、まったくイメージが違うなあ。
0投稿日: 2013.02.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どうしようもない奴なんだけど、最後には、「絶対、絶対助かってくれ!」と思っていた。 やっぱりデンスケへの愛情の深さかな。 人って、どうしたって一緒にいたら情がわくよね。 途中、わー、まだ続くのかと中だるみしている気分にはなったけれど、中国人につかまったところで一気に盛り上がり。最後は、偶然に偶然が重なって、あれ?こんなにすんなりいっちゃうの?っていう感じだったけど、終わりよければ全て良し。 可愛いお話だった。 そして、消えてしまった、大宮市?の出だしにちょっとだけほろっと。 そうだよ、さいたま市なんて名前にして、つまらないよ。
0投稿日: 2012.11.17
powered by ブクログ荻原浩さんの作品はこれが初めて。 笑いあり感動ありの楽しい作品だった。 最後は清々しい気分になった。 これから荻原さんの作品を少しずつ読んでいこうと思う。
0投稿日: 2012.09.19
powered by ブクログもう人生を終わらせようとしていた主人公・伊達は 偶然自殺しようとしていた車の中に少年が寝ているのを見つける。 その少年を誘拐することを思いつく。 伊達、少年の家族、警察、マフィア など様々な視点から綴られている。 情景が浮かびやすくとてもよみやすかったが 最後の流れはいまひとつのように感じる。 少年と伊達のやりとりはとてもほっこりする何かがあった。 全体的にシリアスと言うよりはほっこり系のものである。
0投稿日: 2012.08.15
powered by ブクログ東川篤哉さんの「もう誘拐なんてしない」を読んだら、こちらを読み返したくなってしまい、再読。 う~ん、続けて読むといかにこちらが優れているかが分かる。 土地勘があるのも贔屓の理由でしょうか… だって、山口は行ったことないけど、 大宮、浦和、岩槻、川口、越谷、赤羽…地元なんだもん。(笑) 荻原さんが埼玉出身って嬉しいな♪ 東川さんの作品でもこちらでも触れていた、クロサワ映画の「天国と地獄」、観てみようと思った。 伝助が可愛いこと可愛いこと。 秀吉と伝助のやりとりが微笑ましい。 笑って泣ける良作だと思います。
0投稿日: 2012.06.26
powered by ブクログ荻原さんの本は、今までちょっと怖いなぁっという印象だったけれど、伝助の愛らしさが最高です。 ツイテナイ情けない男気ない男・伊達のコミカルさが軽快で笑いながら読んだ。 またヤクザの皆様のキャラも威張っているのに、こわいながらも人間らしい弱さがおもしろく描かれている。 時間が許すならば一気に読みたい本です。
0投稿日: 2012.05.18
powered by ブクログ何をやってもうまくいかなかった男がヤクザの息子を誘拐するというお話。 ヤクザやチャイニーズマフィア、さらには警察までが追いかけるという非常に楽しめる作品です。 ヤクザの息子の伝助の素直さや可愛さ、伊達の優しさやヤクザのチェリーちゃんが考えることなどたくさん見どころがあります。 読み終わったらがんばろう!という気持ちになりました。 オススメしたいです。
0投稿日: 2012.04.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
誘拐犯と誘拐された子供のお話. ラプソディというかコメディというかどんどん読んでいける.おもしろい.読み終わって短いと感じ,もう少し続いて欲しいと思った. ほのぼの雰囲気の中に,ふと真剣なシーンが垣間見れる. 中国人の名前が覚えきれんかったくらいで,あとは文章も楽しく読んでいける. ケセラセラ~
0投稿日: 2012.03.26
powered by ブクログ面白くすんなりとあっという間に読めてしまった作品。 主人公の自殺未遂から始まり、誘拐、逃亡と追走、そして中国マフィアが絡んでくる... まさにタイトル通りの「ラブソディー」 誘拐されたことも分からずにはしゃぐちょっとバカ?な子供、伝助。 最初は扱いに困っていた秀吉だが、共に修羅場をくぐり抜けるうちに友情が芽生えてきます。 少しづつ変化していくふたりの様子の描き方がギャグ?もあり楽しく描かれています。 この手の小説はあまり詳しく内容を書くと、まだ読まれてない方は面白くないと思うのでこの辺にしておきたいと思います。 ふたりの「その後」が知りたいくなる作品でした☆
0投稿日: 2012.02.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
(裏表紙より) 伊達秀吉は、金ない家ない女いない、あるのは借金と前科だけのダメ人間。金持ちのガキ・伝助との出会いを「人生一発逆転のチャンス?」とばかりに張り切ったものの、誘拐に成功はなし。警察はおろか、ヤクザやチャイニーズマフィアにまで追われる羽目に。しかも伝助との間に友情まで芽生えてしまう―。はたして、史上最低の誘拐犯・秀吉に明日はあるのか?たっぷり笑えてしみじみ泣ける、最高にキュートな誘拐物語。 *** 笑えて、どきどきして、それから泣ける。最高に面白い1冊でした。いろんな形の家族が登場して、父親の形があって、登場人物全員が魅力的で、本当に面白かった。 比較的長めですが、スピード感もあり、読むのを止められませんでした。いくつもの伏線がはられていて、どこに向かっているんだろう?主人公はどうあがいたって幸せになんてなれないんじゃないか?と思っていた私を裏切り、最高の形で完結させてくれました。 伝助との友情もとても良かったです。このコンビが本当にすき!自殺しようとしていた男の数日間がこんな風に完結するなんて。荻原さんの本は何冊か読んでいて好きだな〜と思っていましたが、この本で決定的に好きな作家になりました。
1投稿日: 2012.02.16
powered by ブクログいや、おもしろかった。 コミカルでほろっとして、そしてハラハラ。 書かれているやくざがちょっと劇画チックなのが、またなぜかおもしろくて。。。 「明日の記憶」の次に読んで、なんか全然違う話でとても同じ作者が書いたとは思えず、、、 映画とか他の小説でもあるような題材が、なぜか全く違う話になっていて、これもまた不思議。
0投稿日: 2012.01.14
powered by ブクログ前科者のダメ人間伊達秀吉は金持ちの坊ちゃん伝助を誘拐したもののなんと伝助はヤクザの組長の息子。そうとは知らずに受刑者友達であったシゲさんの教えを守り誘拐成功をもくろむ秀吉。ヤクザに追われ警察に追われチャイニーズマフィアに追われ伝助とは仲良くなってしまっては誘拐なんて成功しない!笑いあり、涙ありの誘拐小説。ちなみに舞台は大宮で高崎線や宇都宮線ユーザーも思わずにんまりできてしまう。
0投稿日: 2011.12.04
powered by ブクログコミカルな作品です。 主人公のダメな中にもちょっと光る良いところが好感。 なんとも爽やかな逸品でした。
0投稿日: 2011.11.21
powered by ブクログ人生に絶望したのに死ぬことすら出来ないハンパな男が、成り行きで誘拐犯に!誘拐した子どもは実は暴力団組長の子ども。絶望的状況の中、奇跡が何度も起こって、誘拐犯なのに応援してしまう。子どもとの相性?もバッチリ。ほんのちょっと人生につまづいてしまっただけで、本当は悪人なんかではないのだ。読後はスッキリほっこり。荻原浩の魅力に今更気づいた!
0投稿日: 2011.11.11
powered by ブクログ自殺を覚悟した男がひょんなことから誘拐をしてしまう話。伝助が可愛い♪読み始めたら面白すぎて途中でやめることができずに徹夜で読んでしまった。とにかく笑えて何回噴出してしまったことか!映画化もされているようなのでDVDもぜひ観たい。
0投稿日: 2011.10.13
powered by ブクログ基本的に萩原さんの本は好きだ。はじめはダメ主人公にイライラしたけど、結局この本に出てくる人たちはみんな憎めないいいやつなんだと思った。ほっこりした話。
0投稿日: 2011.09.14
powered by ブクログ面白い。 主人公が死のうと奮闘する冒頭の文から引き込まれた。ゆるいシュールさが好き。文章のリズム感が好き。主人公のノー天気さも好き。
0投稿日: 2011.08.23
powered by ブクログ借金で追い込まれて自殺しようとしていた男が、たまたま出会った男の子を誘拐。 親に5000万円を要求するが、父親はヤクザだったからさぁ大変…てなドタバタ劇。 ドタバタしていた…
0投稿日: 2011.08.10
powered by ブクログおもしろかったけどー そんなにおもしろくないってかーー 最後の方はよかったけどーー 別に、特筆することはないってかー 荻原さんの2極化される 面白い話/面白くない話の 真ん中あたりの話!
0投稿日: 2011.07.17
powered by ブクログ荻原浩の本はいつも楽しい。今回も設定はハチャメチャな感じだけれど、誘拐犯と誘拐された子供のストーリーというところでは、『パーフェクトワールド』とちょっと似ているかなと思います。 気になるのは、結果的に複線でもなくてあまり関係なかったんじゃないか?と思われる描写がそこそこ多くて、読後に消化不良な感じがありました。
0投稿日: 2011.07.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自殺を考えた主人公が、ひょんなことから、ヤクザの親分の息子を誘拐して・・・というこれまたユニークな設定の作品。展開が単純に主人公対やくざ。ではなくて、主人公対息子。ヤクザ対香港マフィア。さらには、刑事を巻き込んで広がっていく、笑ってしまうストーリー。これまた、その背景に親子愛とか人情とかがからんで、ほのぼのとした読後の気分になれる。
0投稿日: 2011.07.01
powered by ブクログ荻原作品は「明日の記憶」「噂」以来。だから「荻原さんてこんなのも書くんだ~」と以外だった。他の作品も興味を惹かれた。 途中間延びすることなくどんどん読めた。面白かった。
0投稿日: 2011.06.07
powered by ブクログマンガよりしっかり笑って感動したい時、読むといいかも 県民なので、知っている場所がいくつも出てきて楽しかった。
0投稿日: 2011.06.05
powered by ブクログほろ苦いっていうのはこういうものなんだなぁとこれを読んでわかった気がする。ちょっとダメな主人公と純粋な少年の友情というか何とも言えない楽しいような苦しいような旅が上手く書かれている気がした
0投稿日: 2011.05.10
powered by ブクログ38歳にもなって女房も子どももいない。住む家もない。金もない。あるのは320万円の借金と前科だけの男が、死を覚悟した時に訪れた誘拐のチャンス。たっぷり笑え、しみじみ涙するノンストップユーモアクライムストーリー。 去年映画化された作品。ありがちな人物設定と物語は映画というより2時間ドラマ向きかも。荻原浩らしいとも言える「甘過ぎる」犯罪小説だった。 (D)
0投稿日: 2011.03.16
powered by ブクログやっぱり、この人は巧い。 情けなさと深刻さのバランスが絶妙に思う。 自分の好みなだけかもだけど。
0投稿日: 2011.02.26
powered by ブクログ伊達秀吉は、金ない家ない女いない、あるのは借金と前科だけのダメ人間。金持ちのガキ・伝助との出会いを「人生一発逆転のチャンス?」とばかりに張り切ったものの、誘拐に成功はなし。警察はおろか、ヤクザやチャイニーズマフィアにまで追われる羽目に。しかも伝助との間に友情まで芽生えてしまう?。はたして、史上最低の誘拐犯・秀吉に明日はあるのか?たっぷり笑えてしみじみ泣ける、最高にキュートな誘拐物語。
0投稿日: 2011.02.19
powered by ブクログう~んおしい! 最初から最後まで楽しく読めたのですが、主人公以外の登場人物の描写が中途半端だったり、ここぞというところでなかったり。 それがかえって想像力をかきたてて面白かったりする場合もあるのですが、今回は物足りないなあ、と感じました。 登場人物が多すぎるのかな・・・
0投稿日: 2011.01.20
powered by ブクログ主人公・秀吉が誘拐犯なんだけど。ツキから見放されてる何とも鈍な人物。 ひょんな事から誘拐した事になった、お金持ちの坊ちゃん・伝助。 営利誘拐目的で大金を奪うはずが…伝助の父親が、暴力団組長だった。 ハラハラしたスピード感溢れる、逃亡劇が、見物です。
0投稿日: 2011.01.09
powered by ブクログ伝助と秀吉の、人間らしい心の通い方に引き込まれました。 2人でいつか、SL見に行けたらいいなぁと思います。
0投稿日: 2011.01.08
powered by ブクログ荻原浩の本領が発揮されている。伝助みたいな子は現代の子にはいないだろうが、読後はじんわりと温かいものが残った、面白い作品。
0投稿日: 2010.12.23
powered by ブクログ映画が好評だったので原作を読んでみたけど、 少し期待が高すぎたか。 物語としては面白かったけれども、 誘拐された子供にリアリティが欠けていたのと、 もう少し犯人と子どもの、心が通う様子が分かればよかったのに。
0投稿日: 2010.12.20
powered by ブクログなんだろう、これは。 明らかに設定はおもしろいんだ。 カバー裏に書いてあるあらすじを読んで、おもしろそうだと思ったんだ。 その設定の妙は、裏切られたわけじゃないんだ。 内容だってちっとも難しくないんだ。 なのに、なぜか読み進まない。 バッグの中に入れてあっても、通勤電車で時間があっても、手にとって読む気にならないんだ。 そして、ついに途中で積読になってしまった。 いつかもういちど挑戦したら、その理由がわかるだろうか。
0投稿日: 2010.12.14
powered by ブクログ2010.11.20読了 こういうお話は涙腺が刺激されます。読後感も爽やかで映画を観てみたくなりました。
0投稿日: 2010.11.20
powered by ブクログ面白いし心温まる話。やくざのちょっとグロテスクな描写が嫌だったけど…ママの狙撃銃の息子と伝助が似ていた。
0投稿日: 2010.11.17
powered by ブクログ面白かった。 ほんわかして可愛い。 伝助がホントに可愛い。 主人公の人生、悪くないじゃんと思う。
0投稿日: 2010.11.16
powered by ブクログ予想外にガッツリとしたエンターテイメントで驚いた。結構ボリュームもあり、しっかりと楽しめた。読めて良かった。
0投稿日: 2010.11.13
powered by ブクログ漫画チックなキャラクターとテレビドラマ的なありそうにない偶然をうまく使っているコミカルな作品。荻原浩作品としては物足りないが、飛行機で映画でも見る気分で楽しく読めばよいのだろう。昭和的なタイトルがいまいち。
0投稿日: 2010.11.11
powered by ブクログ荻原浩中毒者なんで、大好きです。 冒頭から面白い。荻原浩ワールド爆発です。 荻原浩がなんでもっと有名にならないのかわかりません。 伝助がかわいいです。 映画かもしましたよね。見てませんが、絶対小説が面白いです。 笑って泣いて驚ける。ユーモアな小説になってます。
0投稿日: 2010.10.28
powered by ブクログヤクザに追われたり、マフィアに追われたり、どんどんすごいことになってきて、とてもおもしろかった。最後はあっけなかったけど、馬鹿らしくて楽しく読めた。
0投稿日: 2010.10.20
powered by ブクログ主人公のダメっぷりが面白い。 運があるようなないような。でもラストを考えればやっぱり運はいいのか。 内容は普通、中国マフィアの絡みが浅い。
0投稿日: 2010.10.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画とは違うところで話題になってた?!映画の原作。 人生最後の賭けに出て家で少年を身代金目的で誘拐したら ・・・ヤクザの一人息子だった!!! って簡単なあらすじだけで既に面白い!!! 最上俊平シリーズはキャラに比べてストーリーが何かもう一ひねり。。。 って感じだったけど、 これは伊達秀吉・・・って名前から面白いし(笑) 最後もこうくるかぁって感じで、 キャラで笑ってストーリーでホロッとくる、 バランスの良い感じでした!
0投稿日: 2010.09.12
powered by ブクログ“秀吉はずっと伝助の顔を見続けていた。自分が誘拐した、一度は殺そうとまで思った子供を。この三日間、自分を悩ませ、苛立たせ、驚かせ、いろんなことを教えてくれた子供を。一緒に闘った子供戦士を。” 荻原浩にハズレ無し。
0投稿日: 2010.08.31
powered by ブクログ荻原タッチは健在。 だけど普通やね。荻原氏は非日常より日常を書いたほうが、荻原節が効いてくると思う。
0投稿日: 2010.07.29
powered by ブクログ100607~100614読了 情けない主人公が、大金を手に入れるために誘拐をし、やはりうまくいかなくて――。勘違いから話が戻れない方向まで進んでいき、それでもその悲惨さが笑えます。 主人公秀吉の悪になりきれない性格、少年伝助の純粋さがはっきりと物語の中で立っていて、最後もなんとかなるんではないかと思わせてくれる内容でした。 ~~ 引用 ~~ p11 「なあヒデ。真面目に働けや。おめは人一倍真面目に働かなけりゃ、世間に認めてもらえねえんだ。最近たるんでねえか。無断欠席も多いしよ。そろそろ腰すえろ。俺のところ以外、おめえの行くところなんざねえんだぞ」 p38 「おたくのお子さん、まだ帰ってないでしょ」 ――ええ、そうなんです。もう帰ってくる頃なのに。あら、何でご存知なの。 「預かってるんですよ。私、おたくのおこさんをね。うふふふ」 ――あらあら、まあまあ。うふふ。 p43 「ふっふっふ。俺はな、今まで隠していたが悪なんだ。悪者なんだよ。ふふふふ」 「ふふふふ」伝助も笑い返してくる。 「笑うな」 「だって、全然、そうは見えないよ」 p133 「ツキさえありゃ一歩どころか百歩も先に行ける。でもな、ツキだけじゃダメだ。ツキを呼び込むためには、気合も大切だ。ツキと気合、人生に必要なのはそれだけだ」 「なるほどなあ。メモしとこ」
0投稿日: 2010.07.11
powered by ブクログ子どもを誘拐した男の人が、その子どもと仲良くなってしまって・・・という物語。しかもその子どもの家は●●●で・・・。エンターテイメントとしては面白いのではないでしょうか。でも靴下に缶詰をつめて戦う、などは「へーそうすれば戦えるんだなー」と思いながらもリアルじゃないというか・・・子どもの読み物って感じがした。
0投稿日: 2010.07.09
powered by ブクログ面白い!まさに一気読み。読み始めるともう止められない。 ラストは全然違うものだけどケビン・コスナーのパーフェクト・ワールドが思い浮かんだ。
0投稿日: 2010.06.07
powered by ブクログまちがいなく、今まで読んだ荻原さんの作品の中で一番好きです。 この先、この事件に関わった人たちの人生は、おそらく変わったんだろうなぁと思う。 みんな、父親としてすべきことを、それぞれ考えたかもしれないなぁなんて思う。 最後は涙が出た。 秀吉の親方にも拍手。
0投稿日: 2010.06.05
powered by ブクログ面白かった!途中途中で「プッ」って笑っちゃいました! 話はなんと言うか壮絶でしたね…。息抜きに読める本ですね。
0投稿日: 2010.06.01
powered by ブクログ窃盗の前科三犯の伊達秀吉。工務店の親方を殴って、店の自動車で逃亡。その車に乗り込んできた伝助を勢いで誘拐するが、伝助はやくざの親方の息子だった。そして伝助誘拐を事前に企んでいた組織はチャイニーズマフィアの親方だった・・。登場人物が魅力的で文章のテンポも軽快なので、多少強引な設定はそんなに気にならない。冒頭の秀吉が自殺しようと考えるシーンがなんだかよく分かる。作者の小説は何作も読んでいるので、展開が読めてハラハラしなかったが、それでも十分楽しめる作品。娯楽小説。
0投稿日: 2010.05.31
powered by ブクログ面白い!!!! と、一言で終わらせてもいいくらいに面白い。 笑いあり涙あり感動あり、最後はほっとしてすかっとする。 文体も読みやすくコミカルで、人間味が溢れていて、ほのぼのと温かい。この人の作品は外れがないと思うが、特に好きな作品のひとつ。
0投稿日: 2010.05.23
powered by ブクログ内容自体はありえない話だろうけど、だからかな? とても面白かった。 伝助がこどもらしくてほんわかした。 泣けたり感動したりといった感はないけど、スピードに乗って読める。 軽い気持ちで読めるのでオススメです。
0投稿日: 2010.05.13
powered by ブクログ間違ってヤクザの子供を誘拐してしまった間抜けな男。 間抜けな男とヤクザの子供のおかしな逃避行。
0投稿日: 2010.05.07
powered by ブクログ荻原浩さんの作品で一番最初に読んで、思いっきりハマりました。これは最高に面白かったです。 全体的にコミカルに描かれておりますが、スリリングなシーンもあってガンガン読み進めてしまいました。主人公と誘拐された少年の間に芽生える不思議な友情が素敵です。 最近映画化もされたということで、そちらも気になるところ。
0投稿日: 2010.05.03
powered by ブクログ■読みたい理由(2010年4月29日) 駅のホームでポスターを見た&同作者の他作品である「噂」を読んで「面白そうだ」と思ったことがきっかけ。 ■読み終わった!(2010年5月23日) 軽ーく楽しむことができました。舞台が自分にとってなじみの深い埼玉、特に大宮・浦和というところが。 伝助がいたからこそっていう「こどもマジック」がきいていたなー。
0投稿日: 2010.04.30
powered by ブクログひょんなことから暴力団組長の息子を誘拐してしまう話。伊達が捕まりそうな場面で何度もはらはらさせられた。間抜けで、実は人がよくて、運がいいんだか悪いんだかわからない伊達が憎めない。伝助との友情にほっこりします。
0投稿日: 2010.04.17
powered by ブクログ思いつきで誘拐した子供が、暴力団の組長の息子だった!しかも誘拐犯と子供の間に友情まで芽生えちゃう。 誘拐されてるのに、家出気取りの小学生伝助が、とにかく最強に愛らしいのです。 ヤクザやら中国マフィアやらこわい人ばかり出てくるんだけど、みんな自分の子供には滅法弱い。 弱いとゆうか、子供を守るためならなんだってする。 守るべきものがあるって強いのか、弱いのか。 子供を想う親の気持ちがぎゅぎゅぎゅと詰まっていて、読みおわったあと、にんまりしてしまいます。 ただ面白かったかはよくわからない笑。正直普通。 2日で読んだので、さくさく読む分にはおすすめです(*´`) やくざの子分が多すぎて名前を覚えるのが厄介でした笑
0投稿日: 2010.03.17
powered by ブクログ面白く、軽いタッチで描かれているけど、 飽きもしない、うまい具合に描かれています。 皆さん、誘拐はしないように。
0投稿日: 2010.03.15
powered by ブクログザッツエンターテインメント! 難しいことは考えずにサクサク読めます。 途中ややだらけてしまったのがやや残念。
0投稿日: 2010.03.14
powered by ブクログフラカンが映画の主題歌になったので原作を読んでみた。 読んでる最中ずっと「元少年の歌」が流れてた。 ピッタリかも。 おもしろかった! 伝助くんの素直さがかわいすぎ! 映画も観なきゃ!
0投稿日: 2010.03.05
powered by ブクログ賭博好きで借金まみれ、前科持ちの駄目人間伊達秀吉は偶然転がり込んできた子供を見て、誘拐を思い立つ。 しかしその子供は実はヤクザの子供で…。 あらすじ通りの話でした。 意表をつく展開はないが、愉快で笑えてちょっぴりほっこりする話。 主人公秀吉のマダオっぷりが面白かった。 最初自殺を考えるのですが、首吊りは木が折れるから駄目だとか、手首を切るのは血が出て痛いから駄目だとか、何だかんだ理由を付けてぐずる様子が、あるある、と笑えてきます。 誘拐する子供、伝助もいいキャラ。素直で、お茶目で可愛い。 最終的には皆がいい人でした。でもこの話はそれでいい気もする。
0投稿日: 2010.02.21
