
総合評価
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powered by ブクログYouTubeで『5つの手法』についてお話されてる動画があって、その時点で興味を惹かれたので読んでみた。 各手法毎の実践例が面白すぎる。 どのテーマも「どんな作品なんだろう、観てみようかな」と思えたし、こんな風に自分も文章を書いたり、話せるようになりたい。 数え切れないほどあるコンテンツから関連性を見つけたり、紹介されてる手法を使うのは難しそうだけど、メモを残して、少しずつ慣れていけば身につくだろう!と思えた。
0投稿日: 2025.10.31
powered by ブクログ読者・鑑賞体験を深める方法を学べた点ではよかった。本の大半は技法の具体例であり、どのように思考するかは体系的には教えられない。具体例を読んで感じ取るしかないと感じた。
1投稿日: 2025.10.31
powered by ブクログ読書や映画などを鑑賞としてインプットし、さらに5つの項目に分けて解釈、アウトプットすることで表現が豊かになるというもの。 事例が三宅香帆のこれまでのnote等から引用されていてわかりやすい。というかタイトルを求めて読むというよりは単に書評を読んでるに近かったけどそれでもなおおもしろかった。 美術館で解説を読むことで作品の理解が深まるのと同じ効果が書評を読んで得られた。 なぜ働では他人の感想を読んで引っ張られるともったいない部分があると書かれてたけど、ここまで正解のような書評を読むと参考になるし自分の感想や考えを伝える練習になると思う。
0投稿日: 2025.10.31
powered by ブクログ本を読む時の姿勢が変わるキッカケになる本です。 5つの技術のうち、一つでもいいから自分で解釈したいです。
1投稿日: 2025.10.28
powered by ブクログ推し活めいてきた三宅香帆著作ウォッチ。 タイトルから「話が面白い人」になるための指南書を想像していたが、5つの技術を軸に過去の著者Note記事を紹介する体裁である。 個人的には大満足。著者の読書・映像メディアガイドとなっておりその選球眼に信頼を置いている。それぞれの記事の批評性は非常に魅力的。しかし、大上段に構えたタイトルからの乖離をどうしても感じてしまう。面白い人になるぞーと意気込んで読み始める人には少し肩透かし感はあるかな。 そんなことは置いといて、ある種のエッセイであると認識すればよい読書体験を得られるのでおすすめ。
4投稿日: 2025.10.28
powered by ブクログ前半は「こんな読み方もあるのか」と楽しく読めたが、後半は「連載の再編集(著者のnote)」とのことで、書評集の印象。タイトルにある「話が面白い」への繋がりがいまいち感じられず、若干、肩透かし感を抱いてしまった。
0投稿日: 2025.10.28
powered by ブクログインプットの仕方について語った本。インプットの対象は本だけではない。漫画、映画、雑誌などあらゆる媒体にも通用する方法論という特徴である。 私は本書を読んで開眼したというのが率直な感想だ。ここに書いている文章も本書で学んだことを意識して書いているつもりだ。
2投稿日: 2025.10.27
powered by ブクログ読んだことある本や、読みたいなと気になっていた本など身近な本に例えてくれていて、かなり読みやすく、新書初心者ながらもスルスルと読めて面白かったですし、楽しく勉強が出来て読後の満足感がありました。
1投稿日: 2025.10.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
●芸術作品を味わうための技術 本書では、「比較」「抽象」「発見」「流行」「不易」といった5つの技術をもとに、どうすれば作品をより深く味わえるかを解き明かしている。 特に印象的だったのは、著者がトトロのネコバスとハリーポッターの車を比較する発想。ジャンルを超えて作品を並べてみる柔軟さに、「著者が普段からいろんな作品に触れているからこそ出てくる発想やなぁ」と感じた。 また、「抽象化」の章では『ダンジョン飯』を例にしていたのが面白かった。単なるファンタジー漫画ではなく、「ダンジョンで生き抜くために必要なケアの物語」と解釈している。そのくだりを読んで、「なるほど!」と膝を打つと同時に、思わず全14巻をKindleでまとめ買いしてしまった(笑)。 「発見」の章では、“書かれていないものを読むことこそ批評の醍醐味”という考え方が紹介される。『国宝』の批評を例に、「観客がいないのは、商業的側面ではなく芸能の本質を描くためでは?」という指摘には唸らされた。自分があとどれだけ芸能に触れたらこんな感想が出てくるようになるんだ? 「流行」では、時代背景を読む力こそ面白い話につながると説く。確かに流行作品にはその時代の空気が詰まっている。これを機に、芥川賞や直木賞作品を“時代の鏡”として読むのもええなと思った。 最後の「不易」では、やっぱり古典が強いと締めくくられている。純粋な恋愛小説を楽しみたいなら、古典を読むのがいいというのも納得。 ⸻ その他感想 著者は「円安や増税で日本がますます苦しくなっている」と繰り返し述べていたけど、個人的には少し違和感。マクロ経済的には明るい面もあるし、生活の厳しさと国全体の状況は分けて考えたい。とはいえ、「今の閉塞感が文学に表れている」という主張は的を射ていたと思う。 各章で著者のおすすめ作品がたくさん紹介されていたので、気になるものは読んでみたい!また積読が増えてつらいけど! ⸻
2投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログ面白く読んだけれど、文芸批評や映画、マンガ、ドラマ批評にしか使えない。 例えば政治経済、サイエンス、スポーツ等への話題には、著者の手法を応用していけばきっといいのだろうけど、それが上手い人は多分もうすでに話が上手いのだろうな
4投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログこんなに多角的に話を広げられるということは、たくさんインプットされているんだなと思った。見方を工夫するトレーニングをすることで、具体的な感想を持ち、それを人に伝えられるようになるんだなと感じた。
2投稿日: 2025.10.25
powered by ブクログどう読むかよりさまざまな作品に対しこんな感じ方をすんだなと思い素直に面白かった まさに三宅香帆さんは話が面白い人だった
2投稿日: 2025.10.25
powered by ブクログ純文学、ラノベ、漫画、Netflixドラマ…とにかく著者の興味と見識が幅広く、引き出しが多くて面白い。新しい本やエンタメにたくさん触れたい、それらにどう向き合うとさらに楽しめるのか、そんな意欲がある人にはうってつけ! あらゆる話題に詳しい人の頭の中、情報の取り方ってこうなんだろうなと思えた。
2投稿日: 2025.10.24
powered by ブクログ作品を読んだ後に、感想や自身の考えを他人にどのように伝えるのか・表現するのか技術的な解説をした書籍 この書籍に従えばある程度他人へ面白さの共有ができるかもしれないが、著者の表現力というか表現するための語彙力は段違いであると当たり前ながら感じた
2投稿日: 2025.10.23
powered by ブクログ本だけじゃなく、全てのインプットした知識をアウトプットする際に使える技法がわかる。比較、抽象、普遍、流行、発見、どれかを使えないかと頭を凝らす習慣をつける。けど、ほとんどが今まで自分が観た、読んだ、の経験を比較することが中心かなとは感じた。そんな記憶力身につくんか?
3投稿日: 2025.10.23
powered by ブクログ過去のご自身のnote内容などを振り返って、面白さを分析された内容。実質冒頭のみにポイントがあるので、書店で立ち読みでよかった。
3投稿日: 2025.10.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ただものを読み、見てきた自分がもったいないと思ってしまった 『読んだ』または『観た』の先を思考できる人の話ってやはり面白い 第一章の技術的な話に頷きつつ、応用編の筆者の評説は読んでいて元作品に触れたいと思った 私も他者に本をすすめる時があるがこんなに面白く魅力を語れず悔しい思いをしている 私も誰かにその作品にふれたいと思ってもらえるほど深く読み、考えて読書しようと思えた また、色んな方の『教養 』をどう説くかを見てきたんですが、三宅先生の解釈、「教養があるとは、社会や人生の「ネタバレ」をたくさん知っているということ。」がとっても好きです 教養というものがなんなのか私も未だにわかっておらずこの話題が出ると考えてしまう この文を読み、ものを深く知っているって、「ネタバレ」を知ってるって賢く深く生きる上で必要なのかなって思った これからも様々な物事に興味関心を持ち、別の事象と結びつけたりして、深く知っていくようにしようと思う
6投稿日: 2025.10.22
powered by ブクログコミュニケーションでも応用できると書いてあったが、個人的には、高校生の時にお世話になった小論文の書き方指南を思い出した。 それだけ、細かく作品に対していろんな角度から思考や感情を巡らせ伝えると、自分の感想すらも一つの作品になるのだろうなとも感じた。 読んでいる最中にイメージとして浮かんだのはレゴブロック。 作品一つ一つの情報(知識・感情・思考)を箱の中にストックしていき、作りたい作品ができたら必要なものを取り出してくっつける。 ブロックも数が少ないよりは、多い方がたくさん作品が作れるし、作る作品の可能性が広がる。 書籍の感想をアウトプットするのも同じで、5つの技術を進めるためには日頃から様々なものに触れてストックしておく必要があると感じた。 そのためには『読書ノート』がカギになりそう。 と思って、今日もせっせこブクログに感想を書いている。
2投稿日: 2025.10.21
powered by ブクログ比較 他の作品と比べる 抽象 テーマを言葉にする 発見 書かれていないものを見つける 流行 時代の共通点として語る 不易 普遍的なテーマとして語る 三宅さんの書籍はどれも抜群に読みやすく、丁寧で親切だから好きだ。 中盤は著者のコンテンツに対する感想や考えを、上記プロセスに則りながらまとめ、考え方の手本を示している。ここまで自分の考えを曝け出すのはすごいなと思う。人によって考え方も違うしそもそも解釈が間違ってることもあるだろうから。 内容はめちゃくちゃ参考になるものもあれば、あまりそう感じないものもあって読み応えがあった。 最近新しい作品を見て感動したり、印象に残って今後の行動を変えたりという場面が少なくなっている気がしたが、自分の鑑賞する態度や作品に対する向き合い方が学生の頃と違って自分に落とし込むことができていなかったと思う。タイパや効率を意識し過ぎてこの作品から何を感じ取ったり、どんなことがテーマだったかを考えなくなっていった。学生の頃は、現代文や小論文、レポートなどで培っていた部分。 作品への態度を改めるきっかけになった。 いい本だった。
1投稿日: 2025.10.20
powered by ブクログ三宅香帆さんの新作。 履修した作品をどのような語り口で話すのかについて著者の具体例を中心に解説されており、読み物として楽しく読めた。 本書では、比較・抽象・発見・流行・不易という5つの視点で本を読み進め、それぞれの視点から対象のコンテンツを解剖していく。 私は普段コンテンツを読むときは、比較・抽象や流行の視点で進めるが、本書で紹介されていた『見えないところから考察する』発見などの視点はあまりなかったので、今後本を読むときの参考にしようと思った。 また、著者の感想の中で、最近の青春は箱の中にあるのではなく、箱の外にあるのではないかという考察は面白く、私の知っている10年前に書かれていた青春と、最近の小説で書かれている青春の違いについて深く考えるきっかけとなった。 ちなみに、前書きで書かれていた『国宝』についてはまだ映画を見ておらず、話題に乗りきれなかったのが悔しかったので、また見たら感想を追記したいと思う。
2投稿日: 2025.10.20
powered by ブクログ『話が面白い人は何をどう読んでいるのか』を読んで、本を「料理する」という比喩が印象に残った。 作品を味わい、比較・抽象・発見・流行・不易という五つの工程で自分なりに「調理」することが大切だという。 面白い作品も、人に伝えるときには工夫が要る。会話も同じで、相手の話を本を読むようにじっくり味わう姿勢が求められる。 お金や権力を持たなくても、面白い話ができればみんなから期待され、そのことで自分を伸ばしていけるのだと思った。
3投稿日: 2025.10.20
powered by ブクログ“教養があるとは、社会や人生の「ネタバレ」をたくさん知っているということ。” つい最近入ったと思ったアラサーもその出口が見えるところまで来てしまったところで、ようやく「学ぶリソースが自分と周囲の人々の経験のみというのはあまりにも少な過ぎるのでは?」そして、「ひょっとして、それを埋め得るのは読書なのでは?」とうっすら思い始めていた。 “教養があるとは、社会や人生の「ネタバレ」をたくさん知っているということ。” これだー!なんてシンプルに言語化しているんだ! この表現、過去読んだ小説でも心当たりがあって、米澤穂信の『栞と嘘の季節』から、 「たぶん、図書室は、っていうか図書館は、偉大になれる可能性の担保なんだと思う。 それがどれぐらい使われるかはあんまり問題じゃなくて、あるかどうかが問題になる」 というセリフとまさに同じことを言ってる気がする。「偉大になれる可能性の担保」というカッコいい言葉が「ネタバレ」とずいぶん俗っぽくなってしまった…でもわかりやすすぎる…悔しい。 本書に書かれた”物語鑑賞5つの技術”を武器にこれからも数々の「ネタバレ」と出会っていきたい。 読書の効能とその技術をここまで的確に親しみやすく言語化してくれる三宅香帆さんと同じ時代を生きれて幸せだ。
4投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログ確かに面白っ!あと、インプット量凄っ!100%「三宅香帆」は何をどう読んでいるのかだった。ロイヤルでずっと話を聞いてた感じ。親しい友達のような錯覚に陥る。何?なんか幸福感的な余韻が続くんですけど。
24投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログ序盤とあとがきで、個人的には「ん?それちょっと違うんじゃ?」という違和感を感じたが、総じておもしろく読めた。 その違和感とは、紹介している作品の解釈が私の理解と違うこと。 別に解釈というのは人の数ほどあってよいものだろうけど、それはそもそもちょっと違くない?と思ってしまった箇所があった。 でもそれを抜きにすると、さまざまな本について著者が考察しているものに触れるのがおもしろく、これ読んでみたいなと思う本が増えた。 (紹介しているもののほとんどは未読のものが多かった。序盤とあとがきで私が違和感を感じたのは、私が熱心に観ている映画作品に関してだった。) そしてタイトルから「この読み方をしたらおもしろく話せる人になる」ことを期待して読んだのだけど、紹介してくれている読み方を頑張ってしたとして、果たして本当に話がうまくなるかどうかは疑問。あまりその道筋が見えなかった。 というかそもそも私がこの著者が実際に「話している」のを聞いたことがないから、イメージできないのだ。YouTubeか講演会か何かを探せば見つかるだろうか。話す姿が見れたら、本書の内容とつながって、自分もうまく話せるようなイメージができるのかもしれないが、わからない。 でもいろいろな本を読む上での考察のポイントは参考になった。
2投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログタイトルになっている内容は頭の46ページ迄 読み方のポイント5点が説明される それ以降は5パターンの具体例として著者の書評が纏められている 今売り出し中の著者なので刊行点数を増やす手法としては優秀だと捉えよう
2投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログ話を面白く話すことができるようになる技術は薄く書かれているが、本書のメインは三宅さんがこれまで触れたエンタメ(小説、映画等など)についてどう思ったかが書かれていることだ。 「波」での連載やnoteの書き込みがまとまった本なので技術本ではない。 とはいえ、確かにこの様に考えて話せば興味深く話を聞いてくれる(この人の話は面白いなと感じてくれる)ことはありそう。 個人的には本書は社会学の一環としての位置づけであると言ってくれたほうが納得感ある。 そういった意味では全部のテーマが面白い話だった。 それにしても、もはや「推し」も「推し疲れ」になってしまうとは、、、時代の変化が早くて、なんだが忘れ去られていく物が多く、このアテンションエコノミーはどうにかならないものかと個人的には思う。
2投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログ〇比較、抽象、発見、流行、不易(43p) 〇五つの技術を意識した作品鑑賞を続ければ、他人への理解力や言語化能力を高めることができる(45p) 〇本を読むように、他人の話を聞く(247p) 〇「読む」ことにもまた技術で向上できる部分がたくさんある。(252p) ★特殊な立ち位置の本である。まず、「話が面白い人」というのは、自分が読んだり観たりした本・映画・ドラマなどを面白く人に伝えられる人、と再定義し、それらコンテンツの批評の技術の解説へと続く。そして、そのお手本として著者の書評が掲載される。この本の頁数の多くが、最近の本、マンガ、映画、ドラマの著者の書評となっており、楽しく読んだ。と同時に著者がこういう視点で批評している、という勉強にもなった。ただ読むだけでなく、考えながら読むことを意識するきっかけになる。 ★noteからの再掲は、著者の文章がより多くの方に届くことになって良いと思う。せっかくの文章に見合った付加価値を付けるのは、編集さんとして当然の仕事と思う。むしろ書評技術の解説本として再掲するのは、上手いと感心した。
7投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログ三宅さんの著書を読むたびに、出演されている動画を見るたびに思うのは、外部情報×外部情報のリンクが、本当に秀逸な方だということ。 この著書も、自分の感想を語っているようで、実は自我があまり入っていない。棘がない滑らかな文章で、引っかかることなく、読みやすく、良い意味で思想がない。とっても軽くて、穏やかで、天性の評論家だなあと思う。 私は作品を見るときに、一度自分の感覚や体験を通してしまうため、どうしても主観っぽさが出てしまう(それはそれで、良いとは思っているのだが)。 自分とは違う物語の読み方をする方の脳内を覗くことができ、とても快感だった。 あと、あとがきにあった「本を読むように人の話を聞く」という言葉には、ハッとさせられた。私もその精神は、忘れずに人の話を聞いてみようと思う。 同世代女性として、三宅さんのこれからのご活躍も、期待しています…!
6投稿日: 2025.10.18
powered by ブクログ三宅さんの鑑賞方法やその比較視点が面白いし、圧倒的な鑑賞量によるものなのだなと思う。 スモールステップで読解力をつけさせてくれるし、文学への入門をさせてくれるのが本当にありがたい。 読書や鑑賞をしても結末を覚えていないし、ただ面白かったで終わってしまうところや他人の感想を自分の感想にすり替えてしまうところに反省していたけど、改善の方法がイマイチ掴めていなかった。 三宅さんの真似をするごとに自分らしい感想を持てるようになっている気がするし、何より読書が日に日に好きになっていってうれしい! 仕事術やコミュニケーション術を読書(ビジネス書である必要はないしむしろ出てこない!)からのアプローチで得られるという三宅さんの思想が、私に響くから三宅さんの本は読みたくなるし話を聞きたいし真似したくなる。
6投稿日: 2025.10.18
powered by ブクログ今まで本を読んでも、内容をあまり覚えてなかったり、人に面白さを伝えようと思っても具体的な面白さを語ることができなかったり、読んでいる間は楽しいけれどネタや知識としてあんまり蓄積されていかないなと思っていた。 「話が面白い人」になるには、本や漫画などを読むことが必要、ただし、漠然と読むだけでは、読んだだけで終わってしまう。大切なのは、ただ読むのではなく、「鑑賞」として取り入れることだと筆者は言う。 この本では、本を鑑賞する時の5つのプロセスと、それを応用して筆者が書いた作品評論が例として紹介されており、実際に筆者がどのように読んでいるのかが分かる。 この本を読んで、私の読み方は、その文章から何を得られるか、何を感じるか、その瞬間だけに着目していたんだなと気付いた。 他の作品と比較したり、最近話題になっていることや昔からよく言われていることを当てはめてみたり、その本を自分の経験や身の回りで起きていることの中に置いてみた時にどうなのか?という「鑑賞」をすれば、もっと本を理解できて、自分の中に体験として取り込める気がする。 そうなれば、ちゃんと話のネタにできそうだと感じた。 あと、堅苦しくなくフランクな語り口で(「ファミレスで友達としゃべっているときの与太話、みたいなテンション」で)書かれていて、単純に読んでて楽しかった。 筆者の評論の中でたくさんの本が登場する。同じ本を読んでみて、筆者の鑑賞のプロセスを追体験してみるのも面白そう。
3投稿日: 2025.10.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
出版就活を経て、エンタメ(本・映画・漫画・アニメ・ドラマ)鑑賞を癖づけるようになった今日この頃、この本に出会えて本当によかったと思う。鑑賞し、記録をつけ、人と感想を話し合う。そんな毎日を、この本が肯定してくれたようで嬉しかった。 全体を通して、やはり著者は「タイトル」や「つかみ」が上手い。『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』という誰もが気になる表題を付けながら、その期待を軽々と上回る書き出し。シェヘラザードの話を引用し、「話が面白い人」のメリットを読者に伝える技術には感服した。 〈三宅香帆は「話が面白い人」だ〉という事実が、本書の信頼性を底上げしているように感じる。 本書で紹介されている5つの観点(比較・抽象・発見・流行・不易)を意識しながら、コンテンツ(=材料)を鑑賞(=調理)し、話のネタ(=盛り付け)として提供することで、面白い話は生まれる。 本編では、鑑賞技術の解説に加え、実際に著者自身が鑑賞したコンテンツについて、5つの観点別に紹介されていた。読んだり観たりしたことのある作品についてはもちろん、未履修の作品に関する話でも十分に楽しめる内容で、著者らしい新書だった。 終始、著者が友達と会話するようなテンションで作品への見解を述べるので、読みながら「もっと対等に、会話するように読みたい!」と感じていた。昨今あらゆるメディアでお名前を拝見する著者と同じ土俵で対話しようなど烏滸がましい話だが、少しでも著者のいる世界に近づけるよう、巻末のブックリストを全てチェックし、これからも鑑賞と記録を続けたい。
4投稿日: 2025.10.17
powered by ブクログ圧倒的読書量と情報量に驚愕!! 基本的に「五つの技術」というのは、比較するものがないと出来ない事なので、まず比較するもの(本・漫画・映画・アニメ等)を自分の中に蓄積する事が必要かなと思いました。そこで必要なのは、同じく三宅さんの「好きを言語化する技術」が必要になってくる訳でして。言語化=理解度、記憶定着度になると思うので、そこも大事ですね。 この本を読んでたら、今までただ観てたドラマや読んでた本を違う角度(五つの技術)で見ようとする自分がいました。今後、受動的鑑賞から能動的鑑賞を心掛けます。 それと、「あとがき」良かったです。
6投稿日: 2025.10.17
powered by ブクログ書評として読んだ感じ。 「プロジェクトヘイルメアリー」の誤訳調べて見なくっちゃ! これからメモしながら読んでみようかなー。 確かに人になかなか本や映画のおもしろさを伝えられないのだよね。 反省しました。
30投稿日: 2025.10.16
powered by ブクログ本書のまえがきで三宅さんは、話が面白くなるような本の読み方があると説く。 「話のネタ帳だと思って、本を読んでほしい」 このフレーズを聞いて、私の読書に対する姿勢が刷新された気がする。 そして、三宅さんは話術で王様の殺戮を止めたシェエラザードを引き合いに出し「『話が面白い』とは、暴力にも権力にも財産にも負けない、身を助ける技術」であると語る。 本書は二部構成になっており、第一部の「技術解説編」では本や映画を鑑賞して面白い話をするための方法論が提示されている。 それによると、物語鑑賞は「五つの技術」が必要だそうだ。 ①〈比較〉ほかの作品と比べる ②〈抽象〉テーマを言葉にする ③〈発見〉書かれていないものを見つける ④〈流行〉時代の共通点として語る ⑤〈不易〉普遍的なテーマとして語る 第二部の応用実践編では、具体的にその技術を使うことで、どのように物語を読み解けるのかを明示してくれる。 そこで紹介された書籍はどれも魅力的に思え、読んでみたくなる。 信頼できる読み手であり、書き手であると改めて実感したので、これからも三宅さんの本は読んでいきたい。
13投稿日: 2025.10.16
powered by ブクログ三宅香帆さんさすが!と言わんばかり。 三宅さんと本の話をしているかのように語りかけてくれる、その文章が素敵で。 三宅さんの話をずーっと聞いていたい!そして、自分もいろんな本を読んで人と話をしたいなーと思わせてくれる素敵な作品。
9投稿日: 2025.10.16
powered by ブクログ既刊『「好き」を言語化する技術』では、 どのようにして「ヤバイ!面白い!」以外の感想を書くか、どんなことを書けば良いか、について「自分の感情」というものを切り口に語ってくれた。 本書『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』では、何を語れば面白く伝わるのか、面白いと思ってもらえるのかというアプローチをしている。 続編ではないけれど、続編としても読めて面白かった。 本や映画をただ見る、ただ読むのではなく、「鑑賞」として取り入れること、ネタを仕込むつもりで読むことが大切だと語る三宅さん。大事なことは『第一部 技術解説編』でもう全て書いてくれていた。 ・比較 他の作品とくらべること ・抽象 テーマや言いたかったことをさぐること ・発見 書かれてないことに注目すること ・流行(同時代性) 発売当時の価値観に注目すること ・不易(普遍性) 昔からよく言われてることに注目すること 自然と今までやってきたと思うけれど、意識すると読書の解像度が上がると思う。 そして第二章からがこの本の醍醐味。三宅さんの実践パート。ここの読み応えがエグい。読んでない本なのに読みたいと思わせる文章と、読んだ本でも「そんな読み方がありましたか!」と何度うなったことか。有意義すぎる。みんな読んだ方がいいよ。
11投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログ普段本を読む中でそんなに深く考えたことが無かった。本や映画を見てただ純粋に楽しんで感動する事も良いけれど、もっと作品を深くまで知るためには技術が必要なんだと知りました。これからは作品を楽しんだ後、その先まで味わい尽くせるようにこの技術を身につけたい
11投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログ「本を読むように、他人の話を聞く」 あとがきにある著者のこの言葉が、まさに至言だと思います。 技術解説編では、使いやすそうな技術がとても分かりやすく書かれていますが、結局僕は、“話が面白い人”になりたいのではなく、“一緒に話していて面白い人”になりたいのだと、改めて確認できました。 そして、そのために必要なのは、読書が好きな人がみんなやっている、“大好きな本を、熱量を持ちながらも丁寧に読む”——それと同じように、人の話を聞くことなのだと思います。 また、応用実践編も非常に面白く、普段あまり読まない書評をたくさん読むことができ、その中から新たに読んでみたい本も見つかるなど、とても有益な読書時間でした。
16投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログ読み始め。 三宅香帆さんの話を聞いて面白い人だと感じて書籍購入。 少し挫折しそう。 と言うのも、そもそも私の映画鑑賞や有名な本の引き出しがないので、話のネタになっている本や映画内容に共感が出来ないからです。 知識ゼロからどこまで理解できるか、チャレンジです。 ーーーーーーーーーー 読み終わり。 いや、終わったというより終わらせた。 導入とあとがき。あとは興味の沸いたものを斜め読みしました。 ……まずは国宝を観てこようかな……。
7投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログ「とっさに言葉が出てこない」 「雑談が苦手」 「昔の話ばかりする大人になりたくない」 本や漫画、映画やドラマについて魅力的に語れる人は強い。 社会や人生のエンタメは、多くの人の興味も引きます。 作品を読んで面白さを伝えるには、実はコツがあります。 文芸評論家が実践する鑑賞の技術を、実際の書籍を基に徹底解説しています。 比較、抽象、発見、流行、不易という、物語鑑賞「五つの技術」のまとめ方が秀逸です。
6投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログリアル本にて。 本を読む技術を磨くことで、読んだ本から効率的に話のネタを仕入れ、魅力的なコミュニケーションができるようになる、という主張。 技術として紹介しているのは、「比較」「抽象」「発見」「流行」「不易」。この中でおもしろかったのは、「発見」。単語だけから受けとるイメージは「抽象」にちかいが、ここで指しているのはそうではなく、書かれていないことを見つけ、そこから逆に主張を見いだすアプローチ。 ただ、この本のほとんどは、雑誌の連載における書評を、上記テクニックとマッピングした上でまとめ直したものとなっている。そのため、どちらかというと、ブックガイドだとおもって買った方が、実態に近い。実際、この本を読んで読みたくなった本がいっぱいある汗
11投稿日: 2025.10.14
powered by ブクログ多数の作品をベースに三宅さんの意見・感想・批評が展開されている。引用作品が多いため、“あ、見たことあるし分かりやすい"と誰でも一度は触れたことある作品の内容に触れられるのがすごく良いところ。
3投稿日: 2025.10.14
powered by ブクログ序盤を除く9割は本や作品の紹介のようになっていて、これで自分の話が面白くなるかどうかは自信が持てなかった。紹介されたいくつかは読んでみたいとは思った
12投稿日: 2025.10.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
三宅さんの新刊と聞いて脳死状態で手に取ったけれども、新書の薄さからは一見判別つかない情報量に圧倒されてしまった。 本書でいう「話が面白い人」とは、お笑い芸人のように人を笑わせられる人のことではなく、話の引き出しが豊富で独自の視点をもって話せる人のことを指しているようだ。そうなるためには作品を漫然と享受せずに鑑賞する意識が必要であり、その切り口を5つ上げている。そして、この切り口を使った、三宅さんご自身で執筆された記事を実践編で取り上げている。 正直、実践編を読み始めた直後は「過去の発信の使い回しじゃないか」と手抜きのように感じて落胆した。でも、読み進めていくうちに考えを改めざるを得なくなった。実践編では、各章に対して7~15件程の記事を取り扱っているが、その1件1件で比較対象にしている作品は最低3作品以上ある。しかも、小説に限らず、漫画やドラマ、映画など、実に多くの作品を取り上げているのだ。一体どうしたらこれだけの作品に目を通せるのだ…?「話の引き出しが豊富」とはどういうことか、をまざまざと思い知らされた。
11投稿日: 2025.10.14
powered by ブクログ世間に蔓延るハウツー本の皮を被ったその実「文芸評論家 三宅香帆」の真髄、時代の観察者・観測者としての視点が随所に垣間見えた一冊であった。 読書を深める5つの手法に基づき著者の評論が惜しみなく、これでもかというぐらい披露されていたがそのどれもが読み応えがあり、買ったその日のうちに読了してしまった。 評論の多くは最近の作品が取り扱われていたが現代の諸問題、潮流に対する著者の視点は私に気づきをもたらすものばかりであった。 所謂「転生もの」は取り上げられなかったことも何か意味深く感じた(単に著者の好みもあるだろうけれども)。 タイトルになっているハウツーの部分は程々に、大部分が実際の評論に割かれている様は正に「背中で語る」を体現しているようで、小手先の技術を連ねる自己啓発本と一線を画す痛快さがあり最後まで楽しめた。 内容的に評論集としても捉えられるだろうから「タイトル詐欺だろ!」と感じる読者もいるかもしれないが、多くの技術を一言一句丁寧に並べられるよりも理解が深く刻まれていく感覚が残った。「習うより慣れろ」である。 多様なエンタメが広がる現在、時代を写す鏡として読書・エンタメを捉えるという新たな楽しみ方を私はこの一冊から見出した気がする。
7投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログ半分くらいは、過去のnote等の書評なのでなんとなく「再利用された」感は強いが、まあでも「読むこと」のフレームワークは良いものではないかなと思う。 あとは、三宅香帆さんが「読むこと(読んで解釈すること)」の自由さを楽しそうに語っている(どの本でもそんな気がする)のは、とても良いように思う。
8投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログタイトルの問いに関する答えは数%しか無い様に思う。ただそれも、気構えて読んだり難しく考えたりする必要も無いということかもしれない。難しく長々とテクニックを語られてもマスターできる気がしないのでこのぐらいシンプルな方が良いと思った(ただ、著者に比べ読書経験が浅い私には、このシンプルなまとめにも慣れが必要そうとも感じた) 半分以上は書評で占められているが、前作と同様に著者の純粋な書評・考察が面白く、紹介される本の読書欲も湧いてくるのでそれだけでも価値あり。
8投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログ会話を盛り上げるために、本や映画などで知識をインプットすることが重要だと言われる。だが、単に知識を得るだけでは不十分で、普段からどんな意識を持ってインプットすべきかを著者が伝授する。本書の前半で、著者は5つの技術「比較」、「抽象」、「発見」、「流行」、「不易」を意識しながら作品を鑑賞することで、話をより面白くすることに繋がるという。後半で、上記の技術をもとに、昨今話題の作品を解説したり考察したりなど、作品をより楽しむためのネタを提供する。そうすることで、今話題となる作品がなぜ多くの人に共感されているのか、また各時代で流行した作品とその当時の社会の雰囲気、関係性など、社会に対する解像度がより鮮明になる。
2投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログ徹頭徹尾、推しを語る熱量で、言葉のシャワーを浴びました。この三宅さんの熱量は読み手をワクワクさせてくれますよね。 複数の著者の話を5つの観点で読むことを紹介している本です。この観点で読めば、これからの読書を2重で楽しめるなと感じたので、5つのフレームは意識して読んでみます!
2投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログただ読むのではなく”鑑賞”として取り入れることが必要 読んだもの観たものを「ネタ」に変える技術 教養があるということは社会や人生の「ネタバレ」をたくさん知っているということ ネタを仕込むつもりで本を読む 人の考え方とキレイな言語化を知れるから三宅さんの本は読んでて面白いしその視点なかったとかこういう考え方もあるんだと勉強になる
1投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログ三宅さんの本を読むと、①本が読みたくなる②話したり書いたり考えたりする上での何かしらの知識が強化されるので、勉強本としても、非常に有益なので定期的に新刊は読むようにしています。 ブクログのような本の感想文の記録の仕方。 映画や観劇を見た解釈の仕方などを学ぶ機会は、大学まで出てても体系立てて学んで来なかったので、とても勉強になった。 「勉強になった」だけでなく、「知恵」として使えるようにならないと何の意味もないので、たまに読み返し、実践していこうと思う。 「比較、抽象、発見、流行、不易」を通して作品をみる!
16投稿日: 2025.10.11
powered by ブクログ本や映画にたくさん触れても何もエピソードが残らないな、というのはあるあるだと思う。 理由は、作品を見る方向ではないですか?と語り口調のようにさまざまな例をあげてくれる著者の評論はとても引き込まれた。 少なくともリストに載っていた作品を読んだり、観れる場所はないのかと探すくらいには新しい世界を開いてくれたようだ。
4投稿日: 2025.10.11
powered by ブクログ語りかけてくるような文体で、肩ひじ張らずに読める。著者の言う物語鑑賞の5つの技術は、 ①【比較】他の作品と比べる ②【抽象】テーマを言葉にする ③【発見】書かれていないものを見つける ④【流行】時代の共通点として語る ⑤【不易】普遍的なテーマとして語る だそうだ。
4投稿日: 2025.10.11
powered by ブクログ作品をどう読むか。まず"語る"前提で鑑賞すること。鑑賞には5つの技術がいる。 何を鑑賞すればいいか。『地球の歩き方』みたい。紹介されたものを全部鑑賞したくなるが難しい。自分のペースで実践していきたい。
3投稿日: 2025.10.11
powered by ブクログnoteに綴った論考をまとめた本。タイトルと内容が乖離しているのではないかと思う。一つの本の読み方を伝えているだけであって、「話が面白い人」になる方法論的な記述はない。私が「話が面白い人」でないからかもしれないが。
1投稿日: 2025.10.11
powered by ブクログすらすら読めました! 具体的な5つのルールを教示してくれたけど、実践できるのかしら。 とりあえず国宝見に行ってきます。
1投稿日: 2025.10.10
powered by ブクログいつもYouTubeではさらっと上手に本の紹介をしてくださる三宅さんが、本気でスキルを使って批評するとこんなに面白くて読み応えがあるのかと、びっくり舌を巻く本でした。 それは見事すぎて、「話が面白い人」に私がなれるかは遠い道のりな気がしてしまったけれど、本の読み方、伝え方のポイントはこの本にとてもすっきりと説明されている。実践できるかどうかは、練習あるのみ、なのかも。 何度か繰り返されるキーワードが、世相を反映していて、見事だった。あっという間に読了。ちなみにブクログという素敵なアプリを知ったのも、本書のおかげ。感謝。
1投稿日: 2025.10.10
powered by ブクログ作品を読んだり見たりするには技術がある。比較、抽象、発見、流行、不易という五つの観点に整理することで人に伝えられるような読み方ができる。タイトルにあるようにビジネスや日常生活での会話に役立つようなコツが主題かと思わせて、実際に読んでみると著者のコンテンツを横断した批評を次々と浴びせられる。批評文化をもっと広めたいという著者の想いと、まるで批評の本とは思わせずに手にとるようなタイトルの付け方の戦略性が素晴らしかった。
3投稿日: 2025.10.10
powered by ブクログ様々な作品を面白い「ネタ」に仕上げる調理工程を分かりやすく解説してくれています 圧倒的な参考文献量に裏打ちされた確かな技術 文芸評論家のインプット術を是非とも盗みましょう!
1投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログ三宅さんの新刊!やっと読めた… 今回も面白かったです… 三宅さんの本はハズレはないと思っていたけれど、YouTubeのTBS CROSS Dig with Bloombergで、本書の紹介をされていたのを見て、これは読みたい!と決めた。そこでは「話が面白い人」は「エピソード型」と「解釈型」に分かれるとおっしゃってて、その「解釈」の仕方が本書に書かれていた。 (YouTubeでの三宅さんの話もとにかく面白い。) 第一部は、話し言葉寄りで読みやすく、分かりやすい! そして物語鑑賞の5つの技術が、真新しいものではなく、誰でも知っている考え方だったことがよかった。ハードルが高くない。具体例もあることで、「あ、そんなふうに見てみるといいのね」と、なんだか使ってみようと思えた。 第二部は、三宅さんが5つの技術を使ってどう作品を読んだか、ポートフォリオ的にまとめられていた。個人的に好きな作品について書かれているところをかいつまんで呼んだけれど、5つの技術を使って鑑賞するとこうなるんだ、と読んでいてとても楽しかった。 「成瀬は天下を取りに行く」と、これまでの青春小説の比較論には納得しかなかった。 自分の中にない視点だったのに、言われてみれば確かにそうだ!と思うことが端的に言語化されていて、読んでいて気持ちよかった。 村上春樹の後継者を考える話も興味深い。村上春樹をもう一度読みたくなった。
1投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログこの本を読み終えたとき、気づけばネットで七冊の本をポチっていた。それほどまでに、読書という行為そのものの魅力を改めて感じさせてくれる一冊だった。 「比較」「抽象」「発見」「流行」「不易」という五つのスキルを通して、読むことの奥深さを解き明かしている。これらを意識して本を読むことで、ただ情報を得るだけでなく、読書そのものが快感に変わるという発想がとても新鮮だった。終わり際の「読むことの価値を上げていきたい」という言葉に強く心を打たれた。 また、応用実践編のすべてが面白く、著者の文章力にも圧倒、そして激しく嫉妬した。まぁ、それも著者自身が積み重ねてきた経験と努力の結果なのだと感じる。 一方で、こうした読書の楽しさや思考の話を、いわゆる一般的な飲み会で話しても盛り上がらないのかもと思う。 結局、悪口や愚痴、下ネタで笑い合う場が多く、こうした知的な喜びを共有できる機会は少ない気がする。自分の周りがそうなだけかもしれんけど、それとも自分のトーク力か?まぁ、からこそ、この本を通じて「読むことの楽しさ」を再確認できて、会話にまで繋げられるかどうかが大事ということが、自分にとって何よりの収穫だった。
10投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログコンテンツをただ消化するのでなく、鑑賞という言葉で落とし込んでいる部分が刺さった。 細かいハウツーは少なく三宅さんが普段どうコンテンツを捉えているかが分かる本ではあったが、三宅さん自身の問いレベルやコンテンツに関する知識量がすごいので、同レベルでの真似は相当難しいなという印象。 ダンジョン飯をあんな風に咀嚼できないよ私は...w ひとまず鑑賞ノートは真似してみようと思う。
1投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログ「好きを言語化する技術」がとても楽しく拝読し、今回の本もタイトルからして面白そうだなと思い購入しました。 一言、タイトル詐欺?みたいな本でした。 何をどう読んでいるか技術みたいなものは最初の方に書いてあり、あとはその応用実践として過去の批評みたいなのが続いてました。 途中眠くなりそうなぐらい退屈してしまいました。三宅さんが「好きを言語化する技術」みたいな楽しくお話しているような文章好きでしたが、こちらは合いませんでした。ごめんなさい。 話が面白い人はどう読んでいるのか、それもよく分かりませんでした。私自身の理解力の問題かもしれませんが。 大量のインプット、本やドラマなど色んな作品に触れてないと技術は使えないなと思いましたが、本などの作品じゃなく過去の経験などから表現できそうだな、という発見はありました。 この発見と本の最初に紹介された技術を持って帰ることができたので読む価値はあったのかもしれません。
1投稿日: 2025.10.08
powered by ブクログ本書は、読書のやり方を解説した本とは異なり、「本の内容」をどのように読むか、を解説してくれた本です。 話しが面白いとは、「どう話すか(How)」よりも「何を話すか(What)」が大事なのだと改めて感じました。 ビジネス書や教養本の読み方も気になりました!
4投稿日: 2025.10.08
powered by ブクログ前作の『なぜ働くと本が読めなくなるのか』をきっかけに三宅香帆さんと新書の沼にハマり今回は発売日に買いました! (本当はサイン本が欲しかったが待てなかった…) ドラマ、漫画、小説、新書、社会問題と普段ノイズで入って来ない情報も知れて凄くワクワクしながら読む事が出来ました! とくにフィギアスケート漫画『メダリスト』の内容を三宅さんの感じた事、考えなどを知れて凄く新鮮でした。 それと『ダンジョン飯』『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?これからの経済と女性の話』に関しても凄く興味深かった。 25年間生きてきて考えた事ない発想が次々出てくるので凄くトキメキました! 知らない事を知ることは本当に楽しいですね! 是非本屋さんで目次だけでも試しに覗いてみてください!
3投稿日: 2025.10.08
powered by ブクログ難しい本である。三宅香帆ファンにとっては良い本であるが、このタイトルで手に取る読者は、話が面白くなりたいために取り、そして圧倒的なインプットが前提である手法に目眩を感じてしまうのではなかろうか。 本書は読み方の型として「比較」「抽象」「発見」「流行」「不易」を提示し、あとは著者の様々な作品に対する感想が収録されている。手法の説明は最小限で、あとはひたすら例を示すという構成だ。 読み終えた方にはわかるが、この型には圧倒的な読書量が必要で、他作品とどのような型で繋げるかがポイントとなる。つまり比較の対象がなければ、どうにもこうにも動けないのである。 本書を三宅香帆ファン以外が読んだ場合、どのような反応になるか気になるところである。
1投稿日: 2025.10.07
powered by ブクログ相変わらず、文章がうまくて面白い。そして、そういうのを言葉にしてくれるんだというのがまた秀逸。 本を読んだあとは、ネタにする必要があった。他の作品と比べたり、テーマを探してみたり、反対に書かれていないものを発見する。そこまですると、そりゃ深く話が面白くなりますよ、納得です。
1投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログ著者の感想集です。 著者自身が「話が面白い人」で 何をどう読んでいるのか(過去に触れた作品の感想)が 一冊にびっしりと綴られています。 頭のいい人の感想は面白いですけどね... 具体的なアドバイスが欲しい人はオススメしません。 「どのように考えながら読むか」という感想を考える方向性は見えた気がします。
4投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログ時間を割いてせっかく読んだ本なのだから、なるべく心に残したい。それを出来るようにいくつかの点を意識して読むことがコツとのことで、このアプリを始めてみました。正直最初の一章目だけで充分かなぁ。
4投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログ0.5 発売日から書店をくまなく探し探しまくっても、どこにも置いてない。三宅香帆著であるのになぜ置いてない!仕方なく?Amazonで購入。およそ1ヶ月をかけての購読だった。 いざ読んでみるとビックリ‼️ひとつも面白くなく、ひとつもためにならない。「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」もなんだったのかと思うような内容だったので、そこで気づいていれば千円を無駄にしなかったのに。 すでに読んだことのある小説については、新聞の書評欄にも及ばないし、ドラマや漫画に至っては全く興味がない。未読本の解説ではその本を読もうと思わない。 これでわかったことがひとつある。三宅香帆さんはタイトルをつけるのは優秀であるということ。
58投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログ誰もが目指せる「話が面白い」こととは、 インプットした内容を面白く語れること。 インプットで話を仕込み、話を解釈し、その解釈を持って語る。それには大きく分けて、5つの技術があると筆者は言う。 本書を読んで思ったのは、批評家さんたちはインプットの量、考える量がすごい、ということ。これまで蓄えた知識や経験の「点」がたくさんあるからこそ、独自の解釈ができる。わたしもたくさん読んで、観て、触れて、考えよう。 >> 会話するとき、よく思うこと。 それは、 「本を読むように、他人の話を聞く」 ことが大切なんだろうな、ということです。 (中略) ーーだとすれば、読む技術は会話の時に他人の話を聞く技術でもあるのです。 相手の話を聞いて、解釈して、伝える。 読むことも話すことも、根っこは同じだな。そう、会話力の高い人を見てると感じています。
1投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログ「話が面白い人がどういう技を使って話をするか?・どのような視点で物事を捉えているか?」が解説されている本かと思ったら全く違った。 9割が色んな作品の感想の羅列である。 教えられるより見て盗め的な意図なのか?
7投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログ三宅さんのnoteの内容が多いので購読されている方にはあまり向かないかもしれない 紙媒体としてもう一度読みたい、購読していない方はよいかも あとは読みたい本が増えるなという印象
8投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログ三宅さんのpodcastやYouTubeをよく視聴しており、その中で話の膨らませ方が面白いな〜と思っていたので、彼女のインプット術が気になり購入。 実際は技術の解説は最初の数十ページのみで、 noteに掲載されていた批評がほとんどだったが、購読していないので新鮮な気持ちで読めた。 今後は比較・抽象・発見・流行・不易の観点でコンテンツを味わうことを意識してみたい。
1投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログ『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』という題名だけど、私はこの本を「本をより面白く読むためのガイドブック」のようだと思った。 5つの技術を使いながら読むとより面白く本が読めますよ〜的な。 私は普段からYouTubeなどで三宅夏帆さんがおすすめする小説、新書を常にメモして、週に一回本屋で本を買うのが習慣になっている。 この本はそんな私にとって、ピッタリの本。 次から次へと読みたい本が出てきた。 三宅さんのように本が読めたら、もっともっと読書が好きになりそうだなと思った。こんなふうに解像度高く本を読みたい。
7投稿日: 2025.10.01
powered by ブクログ内容自体は面白かった。 批評の事例が多く、なるほど三宅さんはこの本をこう読み解いたんだ、というのがよくわかった。 ただ、なんとも省エネで作られた本というのが残念でならない。 批評は、noteなどの過去記事ばかりだし、本を読む技術に関する解説がほとんどない。 なんというか、読者に対する誠意があまり感じられなかった。 三宅さんのネット記事を日頃読んでる人にとっては、目次を読めば十分かも。
7投稿日: 2025.09.30
powered by ブクログ予想してきた内容とは、だいぶ異なりましたが、三宅さんの捉え方や見方がおもしろくて好きなので、全く問題なし!思ったのは、三宅さんの真似をしようと思えば、とりあえずたくさんの本を読んで、ドラマや映画をみないとだめだということ。さすが文芸評論家!例えば、直木賞候補作の6作品を読んで、そこに「アンコントローラブル」との共通項を見出して解説するとか。さすがの捉え方ですね。そして何よりいいのは、自然体の文章。三宅さんの手にかかれば、世の中の全ての本が当たりなのではないかと、思わず勘違いしてしまいそう。残念なのが、紹介されている本は、ほとんどまだ文庫になっていないのです。早く文庫になってほしい。
3投稿日: 2025.09.30
powered by ブクログ三宅さんが本当に好きでどの媒体でも三宅さん主体でやられている活動は追っているのだが、彼女の何が魅力的かってその語り口調だったり、そういう解釈があったか!とか、一見全く関係なさそうなことでも繋がりがあるというのを見つけるのが上手で、そのような惹かれざるを得ない三宅さんの本ということで読まずにはいられなかった。タイトルにもめちゃくちゃ惹かれました。 内容としてはタイトルの直接的な答えがずっと書かれているというより、「読む」技術を書評にまとめて書いている形なので、自分的にはブックガイド的な要素も含めて読んだ。その技術はどうであれ、とにかく軽いテンポで三宅さん特有のオタク語りがずっと溢れてて読みやすいし、前のめりな感じが伝わってきてとても良い!!
3投稿日: 2025.09.30
powered by ブクログ読書の中で、①比較②抽象③発見④流行⑤不易 の全てあるいはいずれかの目線で読み進めると見えてきて話すことがまとまっていくという技術と具体という構成で書かれている内容で、これは不易なのか流行なのか?と分からなくなる部分もあったが、全体構成を理解できたら分かりやすい本だった。具体の箇所はむしろ書評的な感覚で読めて面白い。 『ダンジョン飯』について、何かを食べて、少し休んで自分をケアするという、回復の観点で見る人が他にもいたという共感があったり、「ローカル性の復活」の話の中で触れていた「場所には記憶が宿る」というフレーズが印象に残ったり、本を通した共感をたくさん感じることができた。 『桐島、部活やめるってよ』から『成瀬は天下を取りにいく』が書かれるまでの間に時代がどのように変わったか、「オタク」「推し」などの捉え方がどのように変わったか、なぜ映画「国宝」がこれだけ流行しているのか、、今こうした小説やエッセイが書かれる社会背景にはどういうものがあるのだろう、と自分の中だけでも仮説立てて考えることは面白い。本そのものの面白さと、なぜ今こういった本が書かれたのかという問いを意識した上で読むことの面白さの双方がやはりあるんだなと改めて思わされた。 あと、最近あちこちで見かける「物語化」というワードがこの本でも出てきたので、同じくよく見かける「言語化」とともに2025年今現在のキーワードになっているのかなと想像している。
1投稿日: 2025.09.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
<目次> まえがき 第1部 技術解説編 第2部 応用実践編 第1章 <比較>(ほかの作品と比べる) 第2章 <抽象>(テーマを言葉にする) 第3章 <発見>(書かれていないものを見つける) 第4章 <流行>(時代の共通点として語る) 第5章 <不易>(普遍的なテーマとして語る) <内容> タイトルは、「まあそういうことだね」という感じ。第1部がタイトルの「技術」を語っているが、過半のページが第2部の実戦。目次にある「比較・抽象・発見・流行・不易」がキーワードでしょうか?
1投稿日: 2025.09.29
powered by ブクログこれまでの書評を5つの技術に分類した本。なので読書技術の書としても、コラムとしてもかなり良かった!YouTubeで三宅さんが読書ヲタらしく楽しそうに語るのが好きでこの本を手に取った。 小説もドラマも見ない自分がこの本を理解できるのか不安だったが、わかりやすい文体と構成(概略と具体例)で5つの技術をどうやって実際に落とし込んでいくのかを体感させてもらえた。 読むことはクリエイティブだという理由がよくわかった。 こうやって面白がることは学校では教わらない。 さまざまな作品をどの手法で解釈するか「解釈できたら、ぜひ私に教えてくださいね(あとがき)」。緊張がほぐれ、どれひとつやってみようかなと思えた。
1投稿日: 2025.09.29
powered by ブクログ読み方の技術というかは、ほとんど書評のように読んだ。紹介の仕方が当たり前だが上手いので、どんな本でも読んでみたくなる。
4投稿日: 2025.09.29
powered by ブクログ年代の近い方が書いた本ということで、親近感を持って読むことができた。 ・比較・発見:書籍ひとつ一つのレビューはネット上に多く存在するが、同じ人の目線で抽象/発見/不易などの切り口で紹介がされている書籍は珍しく、読んでみたい本がいくつも見つかった。 ・抽象:いつの世も書籍は出版され続けるが、売れる本には時代背景や共感など、その時代にヒットする理由づけが可能なのだとわかった。
1投稿日: 2025.09.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
物語を楽しむためには5つの技術がある。 ①比較 ②抽象 ③発見 ④流行 ⑤不易 ①比較 同じ題材の作品を比較して、似ているところや異なる点を探しその作品のメッセージを見出す。 ②抽象 これが1番自由度が高く難しい。その作品のテーマを自由に考えることである。テーマを言葉にするには、時代背景やその他雑学を要するので、様々なジャンルの本を読もうと思った。 ③発見 「発見」という言葉とは裏腹に書かれていないことがその作品のメッセージであるという考えである。 たとえば、本批評では対等な男同士の物語はないとしている。確かに、師弟や父子などがどの作品にも多くを占めている。ワンピースも一見は対等な関係に見えても船長という肩書きは存在している故に対等とは言いずらい。男は対等な関係では苦難を乗り越えられないのかなど、私は思ってしまった。 ④流行 これは、①比較の技術とその時代背景を組み合わせたものである。これは、その年の賞にノミネートされた作品を複数読むことで見出すことができるかもしれない。やってみよう。 ⑤不易 これも①比較の技術を要する。一見新しい作品であってもメッセージ性や作品の流れは古典作品と類するパターンは数多くある。古典作品に触れパターンを知ることで、より読書鑑賞がしやすくなる。
4投稿日: 2025.09.29
powered by ブクログストーリーを独自の視点で切り取り、その断面を鮮やかに見せてくれる。なるほど、そんな見方ができるのか!と目からウロコ。時代を読み解く臭覚がハンパない人だ。 「どう読むか」というのは、あくまでバックグラウンドにある知識と各々の感性の問題だと思うが、読み方のヒントを示唆してもらえるのは有難い。著者の鑑賞技術、特に「書かれていないものを見つける」はとても参考になった。
12投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログ読んだ本や漫画、観たドラマや映画を、会話の面白いスパイスにするための5つの技術(比較・抽象・発見・流行・不易)を解説している本。これを常に意識しながら、は難しそうだけど1つ取り入れられるだけで話がだいぶ充実しそうだなと思った。紹介されている作品も触れてみたいものが沢山
7投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログ比較、抽象、発見、流行、不易、これらのフレームに落とし込んで、話を分析することで、物事をより奥深く楽しめることになる。これに歴史のフレームも加えてもありかも。
8投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログ会話の話題作りのために本や映像作品をネタとして仕込む時、ただ漫然と接していても「面白かった~」で終わってしまいがちなので、そうならないためにどうするのか? 最初から「人に興味をもってもらえるような話」の形にアウトプットできるように意識的なインプットをするべきだ、という簡単にいえば『批評技術』について書かれたものだ。著者は漫然と作品に接することが悪いと言ってるわけではなく、批評的に読み込む、読み解くという接し方のほうが、より深く作品を味わうことになるし、人にそれを伝えることが可能になることの有意義さを説く。つまり「面白かったね~」「そうだね~」で終わるよりも、「この作品のここのところはこう感じたけどどう思う?」「この作品のこの部分ってあの作品の影響受けてるよね」とか、より話がはずみ、そのことによって更にその作品の魅力を発見していくことにつながるからだ、と。著者は自分の行っている具体的なテクニックとして、「比較(他作品との比較をする)」「抽象(その作品のテーマを考える)」「発見(作品が書いていない、書くことを避けていることを見つける)」「流行(その作品の今日的な意味合いを考える)」「不易(王道普遍のテーマの何に当てはまるかを考える)」の5つの「切り口」(のどれか)で作品にアプローチすることを提案し、実際例として著者の既出の文芸批評を、その5つの切り口ごとに分類して紹介する趣向となっている。たとえばブクログのコメントなんかでも、何を書いていいか困る時があるのだが、そういう時に先のような視点で切ってみることで、書くことが見つかることもあるかも知れない。こういった試みでは、その視点の切り口に寄せるような牽強付会な読解をしてしまう(ただの偶然や、さして意味のあることでないものにまで、意味を見出してしまう)ようなこともあるような気もするが、それでもいいではないか、それによって反論されたりすることで会話が盛り上がるのであれば、と著者は言ってるような気がする。ここ数年発表された著者の書評の守備範囲の広さと物量の多さ、ひるむことなく自分の見方で切って切ってきりまくる姿勢に好感を覚える。
16投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログ本や映画の話題を相手に伝える時のをする時の5つの着眼点についてと実際の三宅さんの書評が書かれた本。三宅さんの話がうますぎて書評の部分はスルスルと読めた。「なぜはた」よりも読みやすい新書だったと感じる。新書に苦手意識がある人・読んだことがある人はぜひこの本を読んでみてほしい。自分もこのポイントを意識して話せるようになりたい…!
9投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログ三宅香帆さんの本、大好きです!先日地元に講演会でいらっしゃいました。大人気でした。 せっかく本を読んでいるんだから、さらにこう読むと楽しめるし、会話術も広がるよー的な感じでさくっと読めました。その例として様々な本が紹介されているので、読みたい本が増えちゃいます。 ただし、著者が過去にnoteで書いたものを集めた総集編みたいなものなので要注意。
23投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログタイトルを見て「話が面白い人」になるための読む技術を解説してくれる本かと思い手に取ったが、実際に著者の技術が解説されてあるのは最初の第一部だけで残りは単に著者が過去にnote等で書き溜めてきた書評の総集編で肩透かしを食らった気分。 まあ、著者流の鑑賞技術である「比較」「抽象」「発見」「流行」「不易」は意識して作品を観てみると他人に話せるネタ作りに活かせそうかなと思った。あと単純に書評も面白そうだった。
1投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログ別のところで書き積もっていた書評をバンドルして、頭に総合解説をつけると一冊の本になる、という効率の良い手法ではある。 ・・・・それはそれとして、第1部の「3」に書いてある「五つの技術」は、三宅のオリジナリティもあり、とても役に立ちそうなパターン(フレームかな?)だと思う。
22投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログ三宅さんはよくYoutubeなどで話が面白い方だなと思い、この本を手に取りました。 結論から言うと、最初の数10ページは技術に関するお話ですが、それ以降は過去に三宅さんが寄稿されている書評の総集編のような内容。 期待していたものとは少し違いました。 例えば、書評をもとに どうしてこういう観点で取り上げたのか?というような解説があると見方は変わったかもしれない。 当然知らない本の話もあり読んでみたいと思うものは幾つかあったが、そういうことではないんだろうなと思う。
11投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログ三宅さんの本は、読みやすいしいつも面白い。自分は本はたくさん読んでいる方だと思うが、読む技術を身につけるという事は考えたことがあまりなかった。読んだ本や見た作品をうまく自分の中で「料理」できるようになりたい。 というか、三宅さんのいろんな作品に対する解像度が凄すぎて、おおおおお。。。となる。
4投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログ端的で分かりやすく面白い!三宅さんがお話されてるようにテンポよく読めました。 書評集としても良いです。触れたい作品が一気に増えました。 普段「面白かった!」となっても、人に説明できなかったり、あとからぼんやりしか思い出せなかったりすることが多々あり… 次の読書からポイントを意識して読んでみたい、私にもできそうだと感じられました◎
1投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログ中華まんには豚まんとあんまんとピザまんと...がありますと説明された後に、はいこれがそれですと美味しそうな完成品を提供されるような本 この豚肉は角煮まんにしたほうがいいのかチャーシューまんにしたほうがいいのかとか、このカレーまんには隠し味としてクミンが使われているな、とかは自分で見つけないといけない でも、 あなた書籍のタイトルをよく読んだ?『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』であって、どうやったら話が面白くなるかではないけど? と言われたら何も反論できない(ToT) There are all kinds of Chinese-style steamed buns, such as pork buns, sweet bean paste buns, pizza buns, and so on. Imagine a book that introduces each one, and, after explaining them, hands you a beautifully finished, mouthwatering bun, saying, 'Here it is!' But whether this pork should become braised pork buns or char siu buns, or whether cumin is used as a secret ingredient in the curry bun—those are things you have to figure out for yourself. Still, if someone says: 'Did you really read the book’s title? It’s “What Do ‘Interesting Conversationalists’ Read and How?”, not a guide on how to do interesting conversations, you know?'—well, there’s really nothing I can say to argue back."
103投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログ面白い!三宅さんが好きな本や映像作品についてその背景や解釈を交えながら語っているだけ(それもすごいけど)なのに、一気に読める面白さ。読みながらブグログ登録乱れ打ちした。 面白い話をするには、自分が面白いと感じる理由を説明できなければいけない。そのためには、面白さのフックが作品のどこにあるかを知っている必要がある。そのフックは、比較/抽象/発見/流行/不易という5つの視点から見つけられるよ、と教示してくれる本だった。 だから、この本だけでは「話す」という段階にはたどりつかないけれど、頭の中で整理するところまではサポートしてくれる。 ここ数年の私はあらゆるエンタメを雰囲気、あるいは感性で捉え過ぎていたと気づき愕然とした。理論立てて作品を批評することを不粋に感じてしまっていたのだ。でも「構造や文脈を当てはめた上で理解できる作品の面白さはあると思う」という意見に大いに頷きたい。 面白いものを人におすすめするために必要なスキルを身につけたいと思った。
15投稿日: 2025.09.25
powered by ブクログ「なぜはたらいていると本が読めなくなるのか」で注目を集めた三宅さんの新作ということで、手に取りました。三宅さんの書体は語りかけるような口語体での文章で、まるで対話してるかのような感覚で読めるので、新書としては読みやすいかなと思います。 内容については、どういう思考プロセスがなされているかという説明ではなく、三宅さんの書いた書評を例に5つの技術について紹介するというものでした。 三宅さんのテクニックについては、本書を読んでもらえたらと思いますが、私の抱いた感想としては、とにかく三宅さんは自分の好きなものがハッキリしており、それについて熱く語るのが上手いなという印象です。おそらくではあるのですが、この熱く語れるものがあるということが、本作のテクニックを使う上でコツになるような感じがしました。
65投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログ誰しも「自分の感情を人に伝えたい」と思っている。 けれど実際には「うまく言葉にできない」と感じている人も多いのではないだろうか。しかも、どうせなら面白く伝えたい。 この気持ちに寄り添ってくれるテーマだからこそ、この本は多くの人に支持されているのだと思う。三宅香帆さんの着眼点の鋭さにあらためて感動した。 彼女の文章は難解すぎず、それでいて批評としての軸がしっかりしている。だから読みやすさと知的な刺激が自然に両立しているのだと思う。さらに多作でメディアを横断して発信していることもあり、批評や書評を「遠いもの」ではなく、生活に近い営みとして感じられるのがうれしい。 何より印象的だったのは、画一的な「正しい読み方」を示すのではなく、読む人それぞれが「自分なりの解釈」を見つけられるように余白を残してくれているところ。好きなものをどう語るかを考えるうちに、自分自身の世界の見方を少しずつ磨けるような気がした。 最後に残るのは、この視点を示してくれる著者自身の魅力だ。三宅香帆さん素敵すぎる。
14投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログ本を読むように話を聞く なるほどなぁ、と思いました。 時々、相槌、はて?と疑問に持ちながら聞き、質問を投げる 聞く力大事ですね! 紹介されていた本、何冊か読んだ本があり 嬉しかったです。気になった本、早速買ってみました!
3投稿日: 2025.09.24
