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閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書
閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書
知念実希人/双葉社
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総合評価

116件)
3.7
20
40
43
6
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    物語としてはまあ普通に面白いかな〜 ただ文字のフォントが怖がらせてやるぜ感満々すぎて冷めた。 何の変哲もないフォントでヤバいことが書かれてる方が怖くない? まあこれは個人的な趣味なんでね... 数ヶ月前から期待してた割にはちょっと残念かも。 あとスマホの方も買った方がいいっていう意見があったからそっちも読んだけど、あっちもフォントが凄くてウケた。 エンタメに振り切ってんな〜 普段あんまり本を読まない人にも届け!って感じがした。もちろんそれは良いことだけど、普段から活字を読みなれてる人はフォントが邪魔だな〜って思うかも

    1
    投稿日: 2025.09.21
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    怖いとか気持ち悪いとか そういう感情ではなく めっちゃエンタメ〜〜って感想 雨穴さんを読んだ後のような読了感を思い出します スワイプ厳禁も先に読んでたけど まぁこれがなくても楽しめると思います 推しの作家さんなんで満足!

    1
    投稿日: 2025.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「それは、お前だー!!」的なラストと、それを感じさせる前ふり。 分かっていながら、一気読みした日曜日でした。 現代社会は、ネットという技術を用いた、壮大な監獄実験を行っているのかもしれないという、陰謀論的なエンタメ。最後まで非常に楽しめました。 映画化に合ってそうですね。 監視社会が人々の心に与える影響は、今のSNSの孕む問題につながる。自分のプライバシーを、いつ、誰にのぞかれているか分からない状態。 「あなたのことを見ているよ」 というメッセージは、捉え方によっては「安心と恐怖」の表裏一体のものだと思っていたが、現代社会においては「恐怖」でしかないのかもしれない。 意図的に「見られる」ことは、承認欲求を満たすことができるのかもしれないけど、意図しない「見られる」事実は、不安と気持ち悪さを感じてしまう。 遠い場所や珍しい時刻に偶然知人に見かけられた時に、 「この前、あそこにいたよね」 と言われることが時々ある。 普段であれば何も感じることはないけど、相手や状況によっては、なんとも言えない気味の悪さを感じてしまう。 そして、その時の楽しい経験が一気に暗転してしまい、その後も「また見られてはいないか」という不安につながってしまうことがある。 同時に、自分も何気なく人に言ってしまったことが思い出され、そんな自分の発言の不用意さに嫌悪感を得てしまった。 ジョディ・フォスターが主演の『フライトプラン』という映画がある。当時これを見た時に感じたことと、本作を読みながら感じていたことが重なる。 話が進む中で、主人公が精神疾患に陥っているのではないかと思わせる展開。いや、もしかしたら主人公がまともなのではないかと信じたくなる展開。 主人公が強度のストレスの中から作り上げた「陰謀論」を信じ込み、非社会的な行動に駆り立てられているのではないかという疑惑と、読み手である自分も主人公の妄想である「陰謀論」に寄り添ってしまっているのではないかという不安も感じ、ラストまで真相が何なのかから目を離せなかった映画体験。 ひと月ほど前に、本作に関わって出版された「スワイプ厳禁」というスマホサイズの短い小説が、本作につながるという販売戦略(?)にも、まんまと引っかかってしまいました。 あれを読んだから、この本を購入してしまったから。 そんな実験の被験者になってしまった自分・・・。

    11
    投稿日: 2025.09.21
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    知念先生のモキュメンタリー。なんとなくこういう結末なのかなぁと想像しながら読んではいました。あっていた部分もあり、意外だった部分もあり…しかし、話の終わらせ方は流石知念先生と言った感じ。 防犯カメラやら携帯のカメラやら最近は本当に沢山のカメラが至る所にあるから、本気出せば実現するのかも…と思うと怖いな…

    1
    投稿日: 2025.09.21
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    読んではいけない本だった。 ネタバレは絶対に見ない方が楽しめる。 内容はTRPGで渡される資料を読んでいる気持ちになった。 最近の現代型都市伝説ってこうなのかという、新鮮なお気持ち

    1
    投稿日: 2025.09.21
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    誰かに見られている。 言い逃れが出来る状況であるからこそ、余裕を持って対応し調書を取り続けることが出来たのだろう。 人間が的確にストレスを感じる状況を作りだすなんて、どんな契約をしていたとしても最後は廃人で意味ないだろう。

    1
    投稿日: 2025.09.20
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    今流行りのモキュメンタリーをついに知念実希人さんも書くように! 発売前からすごい話題になっていたので発売日につい買ってしまいました。 モキュメンタリー系は正直個人的には相性があまりで、いくつか読んだ中でなかなか面白かった!という感覚にはなれませんでした。 この作品は、現代の誰でも身近にあるカメラというものを題材にしているからこそリアルさがあります。 しかも読者に対して「本当に読んでいいの?」と注意書きした上での結末。読んで後悔しなかった?と読み終えたあと無意識に一瞬、周りを見渡してしました笑

    9
    投稿日: 2025.09.20
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    知念さんにしてはなかなか不思議な作風だなと思ったんですが、そういう意欲作かと納得。途中はちょっとなんかなーと思うところもありつつ、最後まで読むとじわっとぞくっとする。サクサク読めます。

    1
    投稿日: 2025.09.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんだろう、ドキッとはするオチだったりひっくり返る展開も悪くない。しかし、複数のフォントを使ったりせずに、挿絵を少なめにして普通に文章だけで楽しみたかったかな。スワイプ厳禁でもそうだけど、フォントが物語を壊しているように感じる。 なんらかの怪異じゃなかったのも少しガッカリだが、本の構成がそれ以上につまらなかった。

    4
    投稿日: 2025.09.20
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    1ページ目をめくった瞬間、”やられた…”と思ってしまう仕掛けがうまい。その仕掛けの影響で登場人物の背景が多層的に見えてしまい、物語に深みを与えている。ミステリーやホラーとしての面白さはもちろん、新しい表現への挑戦的な取り組みがハマっていて一気読みしてしまった。前作、「スワイプ厳禁」から先に読むことを推奨。

    2
    投稿日: 2025.09.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

     前作『スワイプ厳禁~』からどのような繋がりを見せるのかドキドキしながら読み進め、予想だにしない『ドウメキ』の正体に心底驚かされた。しかしもっと警告の意味を深く考えるべきだった。自分はもう…

    4
    投稿日: 2025.09.20
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    対作であるスワイプ厳禁を読んでこちらも楽しみにしていたが、パラっと見た感じあれ?どうなのかなこれ?と思ったものの。 読み始めたらノンストップで読み切った。無論、紙媒体であるということをふんだんに贅沢に使った紙面ゆえびっしり文字じゃないのでボリュームのほどは分からんけども。 頁を捲る手が止まらないというのは完全に作者の術中。上手いんだよなー、展開も綺麗なんだよなー。きっちりと終わるので読後感も良いわけだ。 氏の作品はまだ放課後ミステリクラブしか読んでないので、他を知らないけども、ああ同じ作者だなと感じさせるあれやこれや。 こんなに教科書みたいな基本に忠実なミステリーで、しかも面白いってのはすごいなとほんと思った。安心感があるよね。 のぞき目な導入に通り一遍と感じたのにジャンルをまたいで展開していく物語に目が離せなかったわ。さらっと読めるのでいろんな人に紹介したいところ。

    7
    投稿日: 2025.09.19
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    どっひゃー!すごく面白かったです。おすすめです。ぜひ、スマホ本「スワイプ厳禁」から読んでください。読み終わって、思わずにんまりしてしまいました。満足満足。

    43
    投稿日: 2025.09.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    さらりと読めました。 小中学生の頃読み漁ってたオカルト系の児童書を彷彿とさせるつくり。 懐かしい。 前作からなるほどこう繋がるのか〜という感じだけど、前作読んでなくても大丈夫な作りなのは嬉しい。 ドウメキ=監視の目というのは思いつかなくて、割と本当にお化けが出てくると思っていた 笑 もしかして壁に描かれている瞳の絵がリアル調なのは、現実の読者に結びつけるためなのかな でもだからと言って私までドウメキの瞳というのは言いすぎちゃうか???笑 怖すぎず難しすぎず楽しめました。

    2
    投稿日: 2025.09.19
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    精神鑑定報告書を読んでいく設定で、インタビューを追い、新聞記事や資料を見ながら謎に迫る仕組みが面白い。 「スワイプ厳禁」の伏線や気になっていた点が見事に回収されてスッキリ。 結局1番怖いのは、怪奇現象や都市伝説でなく、◯◯なのだな…

    14
    投稿日: 2025.09.19
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    単純に面白かった。スワイプ厳禁と一緒に読んだのでその物語の関連性も楽しめた。作者が今流行りのタイプの物語に手を出すとこうなる、と言う形を見られたのが嬉しい。

    2
    投稿日: 2025.09.18