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閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書
閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書
知念実希人/双葉社
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総合評価

110件)
3.7
19
40
39
5
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    言い伝えに出てくる怪物《ドウメキ》かと思いきや、日本中のカメラからの監視からの映像をダークウェブで提供される低俗なだとショーだと判明、そして・・・っていう展開。 スワイプ厳禁のラストというか終盤でカメラに対しての反応にもつじつまが合うし納得。ただホラーで終わってほしかったという気持ちもある。 スワイプ厳禁と本作の序盤までは何かに追われてる、見られているという、未知なるモノに対峙する恐怖的なものがあった。ただインタビュアーの反応の違和感みたいなのが重なり、これ人為的なものだよなって思ったとたん思っていたホラーじゃなくなったというか、ネタがわかってしまったがために恐怖感が薄れたというか、ちょっとモヤモヤしてしまった。 あとは、医学的な用語や解説のタイミングとわかりやすさが個人的に良かったと思う。この手の説明ってタイミング次第ではあーこれねみたいな感じで恐怖感が薄れちゃうんだけど、これはいい感じに恐怖感を煽られててさすがだと思った。 どうでもいいけど日本中のカメラからの映像を利用して監視していると判明した瞬間、『PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット』を思い出した。あっちは人助けのために使っているけど見方を変えればこれとあれもやってることは一緒。ほかの人が言ってるトゥルーマン・ショーよりこっちじゃね?と思ったりしてます。

    0
    投稿日: 2025.11.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    スワイプ厳禁からの続編。古から言い伝えられている伝説の中の怪物、百目鬼の話でホラーなのかと思ったら結末は全く違う、モキュメンタリーホラーでした。街頭防犯カメラとか監視カメラとかあるけど実際の普及率ってどうなんだろう。田舎に住んでるからあんまり見かけたことがないんだけど。でも最近、猫が空けた障子の穴から人が覗いているという事があったり、庭に宅配便の人が隣の家の荷物を持って入ってきたりしたので防犯カメラつけようかと考えてたので。話がそれたけど、視てる方も視られている方も、ずんやりだと精神的にやばいのかも。

    1
    投稿日: 2025.11.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「スワイプ厳禁」を初めに読んでいたので、幽霊とか妖怪系の話かな?と思ったら、全然違った!さすが知念先生だな、と思った。期待して読んでよかった。 本文で語られる「あの大量殺人事件」は、八重樫が起こした事件のことかと思ったら、上原医師が起こしたものだった。 宇賀神先生、怪しいな〜と思ったら案の定。こういうのは、信頼している人が黒幕なんだ。 ということは。。「スワイプ厳禁」の槇は、「ドウメキの瞳」の会員によって殺されたのか。呪いかと思ったら、人間の仕業か。そっちのほうが怖いだと思った。 はじめの「警告」にも意味があった。大量殺人事件の真犯人は、読書である私たちだった。

    1
    投稿日: 2025.11.08
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    直前作も読んで、期待してましたが、それほどでもなくて…とりあえず流行りをやってみた、という感覚でした。 期待大きすぎた感w

    1
    投稿日: 2025.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルから惹かれて読み始めたものの、前半ホラー要素が強く離脱しかけました。 ただ読みやすく展開も早いためどんどん読めてしまい、後半はミステリーっぽくなってきたのでホッとしました。 腑に落ちる最後で好みです。

    32
    投稿日: 2025.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    テンポも良くフリも絶妙だからこそ引き込まれました。 最後は読者が同じ状況になるようにもっていくんだろうなと思いながら読み進めていくうちに、深水黎一郎さんの最後のトリックがチラついてしまったので、本来であればラストで畳み掛けられるはずなのに、逆にそれでさめてしまいました。 この一冊だけでの評価をすれば星5でも良かったと思います。

    1
    投稿日: 2025.11.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    帯に惹かれて購入 どれだけ目を背けたくなる、 読むのをやめたくなる本なんだろと、、 内容はとても読みやすい 世界にも入り込みやすい ただ自分が想像してたものと 違って残念 ドウメキってなんだろう? 最初は妖などその類の生き物だと 実際は人間が興味本位から ターゲットを観察して追い詰める いわゆる現代社会でこそ起こりそうな恐怖 本に出てくる資料や音声データのやりとりなど なんだかホラーゲームをしてる感覚で 読んでて楽しかった

    1
    投稿日: 2025.11.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでて不安になるような本でした。陰謀論とか都市伝説とかを信じる人はこの話読んで怖くなりそう。 「常に誰かに見られている」と思うと人はそのうち狂うらしい。お医者さんが書いてるからどこまでほんとでどこからが嘘なのかわからないのがまた怖い。

    5
    投稿日: 2025.11.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    現代ならではのホラーだと思った。伏線回収しきったと思ったところでまた回収とプチどんでん返しをくらった。

    2
    投稿日: 2025.11.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    正直、みたことある終わり方だなぁって思っちゃった… トリックはあーーなるほど?とはなった スパコンのくだりとか、そんなわけないやんwがちゃんと回収されててホッとした 知念さんお得意の医学系×モキュメンタリー は企画としては毒にも薬にもならなかった印象…

    1
    投稿日: 2025.11.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

     現代のスマホ使用者へ送る警笛となる作品なのかなと。  スマホを持つことは個人の情報を危険に晒すという事だと再認識する作品に仕上がっていると思います。精神科医が精神鑑定を行っていくという展開で、自身も容疑者と似たようなルートを辿っていることに徐々に気づき始め、最後は精神耗弱者と認定され、証言が闇に葬り去れ、巨大な組織により悪の人体実験は進められていくという展開が恐怖を誘います。  そして最後には読者への罪の問いかけにも、読破した後の恐怖の余韻が胸をダイレクトに心揺さぶってくる感じが、たまりません。

    1
    投稿日: 2025.11.04
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    読み終えた後「ひょえ〜っ」と小さく声が出た。 中盤まではただのホラーか?と疑いながら読んでいたが、最終的にはタイトル通りの物語だと理解。 種明かしパートの最初は驚いた。主要な登場人物のこれまでの行動との辻褄は大筋あっているようにも見えたが、読み進めるほど都市伝説感が増して行く。あの時の行動の理由はわかったけど、だからと言ってそこまでやるか?という違和感を覚える箇所が度々あった。 結末もスッキリするものではないので人を選ぶだろう。 全体としてはだらける箇所なく、テンポ良く楽しめた。

    2
    投稿日: 2025.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『スワイプ厳禁』を未読でも、なんの違和感もなく読めた。 軽い読み物が読みたい休日に最適な一冊。ちょこちょこ読んでも一日かからずに読み終えられるくらい読みやすくておもしろい。 怖いという感想が目立つけど、特に怖い内容とは感じなかった。 他人の壊れていくところが見たいなんて、確かにそんな人もいそうだし、ということはドウメキもあながちフィクションとは限らなそうだなと思った。 そういう趣味のためという訳ではなく、情報収集のためにスマホで盗聴盗撮してないとは言いきれない時代だもんね。 せっかくおもしろいんだから、イラストじゃなくて写真だったらもっと現実味あったのに、少しもったいない。

    1
    投稿日: 2025.11.02
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    「スワイプ厳禁」なるものがあることを知らずに読んでしまった。しまった! でも、これだけでも完結してるけどな。あとで「スワイプ厳禁」も読んでみよ。 最近のワタシ、目の機能がものすごく落ちてきていて、もちろん加齢なわけで、本を読むことが楽しめなくなっている気がする。でも、これは絵も多いし、行間広いし、ページ開いた瞬間「白っ!」ってなるしで、ありがたかったです。

    7
    投稿日: 2025.11.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「スワイプ厳禁」ではどこか引っかかりを覚えていたものの、「閲覧厳禁」の結末でその違和感が見事に回収され、思わず鳥肌が立った。

    1
    投稿日: 2025.11.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『スワイプ厳禁』とセットで読んで良かった… ホラーじゃなくて、人怖系にシフトしていく過程がミステリぽい。 しかし、色々なフォントが使われているので結構疲れる…視覚情報に振り回されちゃった… 普通の小説だったら、もっと怖かったかも??

    1
    投稿日: 2025.11.01
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    なるほど・・・いつもと違った…この前のも読みたい。 とりあえず、あの中にはきっと私も含まれているかも…

    22
    投稿日: 2025.11.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『スワイプ厳禁』を読んだ後すぐ、気になったのでこちらも夜更かしして2冊一気読み。 続きが気になった…というよりも怖くて途中で読むのをやめられなかった。 前半は完全にホラーの雰囲気で、ホラー系苦手なのでめちゃくちゃ怖かった。 スワイプ〜の大学生もだが、なんでみんなそんな平気でゴーストタウンに一人で乗り込んでいくの⁈笑 精神科医上原の理性的に思えていた言動が、あるときひっくり返される場面に戦慄。 そのあたりはミステリ作家らしくて、私はその騙された感が好きだった。 そこから終盤にかけてホラー感が薄れ、リアルな怖さに置き換わってきて…。 最後はなるほどと思わされるオチ。 最初の「警告」もただ読者を怯えさせるためだけのものじゃなかったとは。 ホラーは苦手なので、呪いとかじゃなくちゃんとした(と言っていいのか分からないが)現実的な落とし所があり、個人的には納得感があった。 『スワイプ厳禁』も面白かったが、それを遥かに上回る内容で、絶対2冊合わせて読むのがおすすめ。

    1
    投稿日: 2025.11.01
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     ぞくっとする怖さでした。どこに落ち着くのかとドキドキしながら読み進めれば。そうきたか。あっという間に当事者になってしまう恐怖。そしてその手法にまんまとやられました。

    6
    投稿日: 2025.10.29
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    フリーライターの八重樫信也36歳がお祭で集まっていた人々を斧で切りつけて11人を死亡させ6人が重体という大量殺人事件を起こします。 この本は犯人の八重樫の精神鑑定にあたった精神科医の上原香澄に4日間にわたりインタビューをした記録をまとめたものです。 この作品はホラーでした。 ミステリーではありません。 たくさんの人から見られる(監視される)恐怖を味わった人々の行動を描いています。 大きな文字で書かれ時折、絵や新聞などの書類もはさまれていて、スラスラと読みやすい本でした。 被害者(加害者)がどんどん変化していくのは面白かったです。 最後の被害者は〇〇です。 でも、私は全然怖いとは感じませんでした。 最近、図書館に予約した鈍器本が多くて(長編は好きなのですが、読むのに何日もかかってしまうのが辛い)ちょっと疲れていたので、さらっと読めて目にもやさしいのは嬉しかったです。

    140
    投稿日: 2025.10.29
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    東京で発生した大量の殺人事件。それにドウメキという者の仕業なのか?昔の口裂け女なども出てきて怖いというより、懐かしいwwwポマードと叫ぶ!あーそんな言い伝えあったなぁと思わず思ってしまった。

    2
    投稿日: 2025.10.27
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    東京郊外で起きた無差別大量殺人事件。その犯人、八重樫信也の精神鑑定を行った医師、上原香澄へのインタビュー形式で、なぜ、八重樫は大量殺人事件を起こしたのか、事件の真相を迫るストーリー。 『スワイプ厳禁』を読んでからの方が、やっぱり話がわかりやすいかも。 最初は、都市伝説からのホラーかな、ホラーは苦手だよと思ったら、こっちの方向へ進むのかって感じで驚き、また驚きで読了。『スワイプ厳禁』と2冊合わせても半日で終わるお手軽さ。 過去の悲惨な出来事と現代社会のエゴが交錯してて、嫌な後味が残った。 好き嫌いあるようだけど、私好みだった。

    55
    投稿日: 2025.10.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ホラーかミステリーか最後までオチがわからなくてドキドキした。 まるでドキュメンタリーのような話のリアリティがより怖さを増してよかった。 話の元ネタの1つになったスタンフォード監獄実験については知らなかったが、非常に怖く興味深く、詳細を知りたいと思った。

    2
    投稿日: 2025.10.26
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    すごい!一気に読んでしまった!でも一人ではないところで読むことをお勧めしたい。 どんでん返しに次ぐどんでん返し。面白かったけど怖かった。

    2
    投稿日: 2025.10.26
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    サイン本。ありがたや。スワイプ厳禁の時とはまた作りは違うが、雑誌の記事・写真・メール画面等が途中差し込まれてきたりとわくわくしてしまう。まあ、そんなわくわくだけの作品ではない訳ですが… まさに読んではいけないの帯どおり。 でも、精神鑑定報告書なんて気になるよね。

    26
    投稿日: 2025.10.25
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    11名が惨殺された猟奇事件で逮捕されたのが、八重樫である。 八重樫は、「スワイプ厳禁」でドウメキについて調べてくれと頼んでいた本人で、彼の異常な行為から精神鑑定医の上原が面接をするが、彼は統合失調症とは違った症状だと思った矢先にペン先で眼窩底を貫通させ脳を破壊して亡くなる。 上原医師が、真相を探り辿り着いたのは非人道的な実験が行われた「視線でできた牢獄」という… やがて上原自身にも心身喪失の診断が… その診断を下したのは… 真相を解明してはならない危険な場所がある。 それをうまく回避していかなければいつか…。 ゾッとするような怖さだ。

    73
    投稿日: 2025.10.23
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     「スワイプ厳禁…」を購入して、この作品が図書館で借りられるようになってから2作品を続けて読みました!ちなみに私がよく利用している図書館では「スワイプ厳禁…」は入荷しないようです。あの背筋さんの「口に関するアンケート」も入荷せず…こういう、変わった形の作品は入らないんだろうか??私がよく利用している図書館だけかな^^;  「スワイプ厳禁…」でドウメキの街の調査を依頼した、フリーライターの八重樫信也がお祭りの参加者に斧で襲いかかり、多数の死傷者を出した事件が発生する。八重樫信也は精神状態に異常を来たしており、常に誰かに監視されているようなことを口走っており、精神鑑定医の上原香澄によって精神鑑定が行われた…。上原香澄へのインタビューから、事件の背景や真相をあぶり出すもの…。  この報告書を絶対に読んではいけない―なんて、絶対に読みたくなりますよね!“厳禁”なんてタイトルにつけば興味をそそられるのは人間の“サガ”のようなものです!!でも、最後には、ザワリとさせてくれます。私好みでした(*'▽')

    78
    投稿日: 2025.10.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    スワイプ厳禁の続きと言える本作。 いよいよ一色和馬や槇瑠璃香たちを死に追いやった「ドウメキ」の正体を追っていく。 本作の主人公である上原は、過去の被害者たちが残した情報をもとにドウメキに迫っていく。 その情報が、雑誌の記事だったり写真、PCサイトだったりと自分の視点で見ているようでとても面白い。小説を読み慣れていない人でも、先へ先へと進みたくなる仕掛けでいいなと思いました。 そしてついにドウメキの正体がわかった…!と思いきや上原を絶望の淵に追いやることになってしまった。そしてこのドウメキは私たちのそばにもいるかもしれない…。この夏1番ヒヤッとしました。

    3
    投稿日: 2025.10.23
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    社会のあらゆるところに存在する目、目、目。耐えられない。え、犯人は、、。 久々の知念さん、期待を裏切らぬエンディングは、衝撃というか、びっくり!本当に、ドキッ!!っときた。

    2
    投稿日: 2025.10.22
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    作品紹介・あらすじ この報告書を絶対に読んではいけない―― あなたの世界が恐怖に一変する読書体験‼ 【このファイルは、先日都内で発生し、世間を震撼させたあの恐ろしい大量殺人事件の犯人の精神鑑定にあたった精神科医の記録をまとめたものである。これを読むことは、皆さんに対して予期せぬ精神的な影響を及ぼす可能性がある。そのため、決して読むことを強制しないし、読みはじめても皆さんが望めばいつでも途中でやめることも可能である――】 東京郊外で起きた大量殺人事件の記録には不審な点がいくつもあり、それは恐ろしい秘密の手がかりだった。犯人である八重樫信也の精神鑑定を担当した医師・上原香澄のインタビューから徐々に明らかになる事件の真相。犯行時の八重樫は「何」に怯え、一体「何」に襲いかかったのか。ずっと八重樫を見ていたという「ドウメキ」の正体とは? 医療ミステリーのヒットメーカーによるスマホ本ホラー『スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ』(8月20日発売)と対をなす、戦慄の読書体験! ***** この本を購入したのはちょっとした勘違いからだった。僕は「本物の猟奇殺人犯の精神鑑定報告書」だと思い「どんな精神状態だったのだろう」と興味を持って購入。ところがこれはモキュメンタリー、つまり「『モック(mock=からかう、まねる)』と『ドキュメンタリー(documentary=記録映画)』を組み合わせた造語で、ドキュメンタリーの形式を模したフィクション作品」だった。しかも「スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ」の続編的な作品、ということでこの「スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ」まで購入。まずはそちらを読み終えた。ちなみに「スワイプ厳禁~」は星3つとし、それなりに楽しめたが、強く印象に残るほどではなかった。 そして続編であるこの「閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書」。続編的とはいいながら「スワイプ厳禁~」は特に読んでおく必要もなかったように思う。「閲覧厳禁~」だけでも充分に面白かった。 ネタバレになるといけないので、あまり詳しくは書けないけれど、今現在の社会状況を考えると「これ、ありそうだな」と思える。妙にリアルで説得力があり、伏線の貼り方や回収の仕方もなるほど、と思わせてくれた。オカルトに頼らないところも好感が持てた。どんでん返しの仕方はちょっと既視感があったけれど、面白さを損なうようなことはなかった。 ただ最後の読者を巻き込むような落とし方は、僕としては「うーん」と思ってしまった。やや作為的に感じられ、演出過多な印象を受けてしまった。もっともこの落とし方がなければ「閲覧厳禁」にはならないのだろうけれど。それだけがちょっと残念だった。

    1
    投稿日: 2025.10.22
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    ▼配架・貸出状況 https://opac.nittai.ac.jp/carinopaclink.htm?OAL=SB00560371

    1
    投稿日: 2025.10.22
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    スワイプ厳禁からのこちらを読みました! とても面白かったですが、やはり挿絵が 実写だったらもっと良かったです。 幽霊、妖怪よりやはり人間が一番怖い‼︎

    2
    投稿日: 2025.10.20
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    大量殺人犯の精神鑑定を担当した精神科医・上原香澄。事件の中へと落とされた上原へのインタビューからその真相に近づく。

    1
    投稿日: 2025.10.19
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    最後笑てもうた 知念実希人先生は、 読書を普及させたいと あの手この手で 頑張っていらっしゃるので 応援しています!

    10
    投稿日: 2025.10.19
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    「スワイプ厳禁」 を読んだらやっぱ、これも手に取らないと! 珍しく積読にならずに手に取る 真相にびっくり… 最後まで読んだ感想はとりあえずこればかりだった… でも読んでいるとそこここでよくわからない違和感を感じる その違和感を突き詰めることなく最後まで読んで… ああ、それで 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書 なんだと… 不気味さと怖さと人の狂気 …色んな意味で怖い作品だった…

    1
    投稿日: 2025.10.19
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    スワイプ厳禁を読んでたのでホラーと思って読んでたらそうではなかったのは意外でした。 その他の知念実希人さんの本と比べると物足りなさはありますが元々文章が読みやすいですが、絵も多くサクッと読めるので本が苦手な人でも読めると思います。

    12
    投稿日: 2025.10.18
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    挿絵的にもホラーか??となったけど、ミステリ系だったよかった… 恐かったけど 対談形式だからとても読みやすい 太字の部分とかは毎回「ヒィィ…」と思いながら 人間の精神って恐ろしいと感じさせられる

    1
    投稿日: 2025.10.18
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    知念実希人さんは医者だから、その知識を活かして書かれてて、「はー、、、納得」させられた小説だった。 上原先生が精神鑑定した八重樫さんの事を報告書としてあげるのかな、と思って読み始めたけど、最初の方から何かおかしい、と違和感が。八重樫さんが死ぬ前、36ページくらいには既にこれはこの先生の精神鑑定では、と思うようになった。読み進めるに従い、やっぱりと確信に変わり、上原先生が何かしら拘束されている場所からインタビュー受けてるんだろうなぁとは思った。 ドウメキの闇の部分はありえそうだし、精神鑑定の闇もありえそう。ホラー小説だと思って読んでたら、ミステリーじゃんっていうストンと腑に落ちる感じも面白かった。

    1
    投稿日: 2025.10.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ホラーと言うよりはSFチック?って思いました 同作者の『スワイプ厳禁』と繋がっているとは知らずこちらだけ読んだので十分楽しめていないかもしれない人間の感想です⚠️ フォントや資料などにもこだわりが見られ、内容もインタビュー形式でとても読みやすかった 前半はホラー要素が強く、どうなるんだろう?とドキドキしながら読んでいた ゴーストタウンや、その地で言われていた話などが出てきたりしてワクワクしていた 中盤から後半でスーパーコンピューターなどが出てきてホラー感によるワクワクと言うよりはSFとかを読む時の感覚になったなっていうのは感じた 『ドウメキの瞳』実際にありそうっちゃありそうだなと感じたしそういう意味での怖さは感じて面白かった 普段無いタイプのモキュメンタリーホラー小説で読みやすく面白いと言うより楽しかったがいちばんしっくりくるタイプの本だなって思います また、タイトルの猟奇殺人犯が上原だというのには気が付かずすっかり騙されちゃいました☺️

    1
    投稿日: 2025.10.15
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    この本は何かがおかしい。11名が惨殺された猟奇事件。だが、現場の見取り図。目撃証言。そして凶器の使われ方。…おかしい。真相を探る医師がたどり着いた奇妙な廃病院。謎の実験。まるで怪物の棲みかのような街。…おかしい。事件。病院。神社。出版社。すべてが「おかしい」この事件を解明できるのは、あなただけ。読んではいけない。東京郊外で11名が殺された不可解な事件。その真相を、ここだけに残した。どうか、あなたには真実を知ってほしい。(e-hon)

    1
    投稿日: 2025.10.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドウメキというものの実態に迫る流れは、割と面白く読めた。真相がスーパーコンピュータで処理されるシステムであるという点が、現代感を醸し出してていいなぁと思った。 本全体としても、割とスラスラ読みやすかったが、最後、矢印がこちらに向き出した時は、展開が急すぎて、えっっ、、ってなったし、恐怖を現実に落とし込む手法がちょっと無理やりかなって気はした。

    1
    投稿日: 2025.10.14
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    2度読みしたくなる作品! インタビュー形式で進んでいくので、 とても読みやすくて一気読みでした! 何を書いてもネタバレになりそうで怖いので、 内容に触れるのはやめておきますが、 同時発売された『スワイプ厳禁』も 合わせて読んだらより面白そうだなと思いました!

    17
    投稿日: 2025.10.13
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    yukimisakeさんのレビューが頭の中に残っており、たまたま書店を訪れた時に目に留まりました(*´꒳`*) 知念さんはあんまり読んだことがないのですが、何故かX(Twitter)でフォローしており、この表紙をよく見ていたのもあるんでしょうね。ついつい新品購入してしまいました(笑) SNSの広告効果って凄いなぁって思います(^^) 一つ前の細長い薄い本、『スワイプ厳禁』を読んでおくと、この本の前に何があったのか? 過去が分かっているので入りやすいと思いますが、読んでいなくても全く問題ないですd( ̄  ̄) 雪さんの感想を読んだ時、百目鬼とおっしゃっていたので、ホラーかなぁ??と思っていましたが、何でしょうこの感じ!? えっと、あれです! 最近流行ってた『変な家』とか、『変な絵』とか、あんな風な感じで、絵があったり、写真があったり、新聞記事があったり、多分若い人に受け入れやすい作りなんじゃないのかな??って思いました。 私も割と読みやすいなって感じがしましたよ。 絵があるから(笑) スワイプ厳禁の方はあんな感じで終わりましたが、こっちは絶対違うだろうなって期待がありました (๑˃̵ᴗ˂̵)و ドキドキ。ゾワゾワ。 うーん、この本何処に連れて行ってくれるのだろう??どうなるのだろう?? あー!なるほど!! そうきましたかぁ!!! スワイプ厳禁より、最後はニンマリしてしまう自分がおりました。 ニヤニヤ( ̄▽ ̄)

    109
    投稿日: 2025.10.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ブクログで当選した。 しかけ絵本みたいやつ。 読み終わり、え?私? あ、はい。レポート出します? あ、もう見てるんですね。 祭りの日、斧で大量殺人を犯した八重樫。精神鑑定をした医師、上原にインタビューする形で描かれている。途中雑誌の記事とか、イラストがはいる。八重樫は『ドウメキ』に監視されている妄想に取り憑かれていて、精神鑑定中に自殺。上原は『ガンザー症候群』ではないかと疑う ガンザー症候群は長時間閉鎖した空間に閉じ込められた人間に生じる精神疾患。 上原がドウメキを探る。 ドウメキは百目(妖怪?)だけど、結局はあらゆる監視カメラを通して、お金を払った物好きが人を監視して追い詰めるシステム。 廃墟になったニュータウンで人為的にガンザー症候群を起こす人体実験が行われていた。その人体実験中に発狂した1人が火をつけ全員死ぬ。出張中でその場にいなくて助かった医師が上原が尊敬する鑑定医、宇賀神だった。 実験は続いていて、監視されると強いストレスでガンザー症候群にすぐなることがわかったから、今度は『監視する側』のデータがほしい。上原は八重樫が働いていた編集社がドウメキの首謀者だとおもい、ドウメキ(監視してる人)をおびき出して、火をつけ大量殺人をする。上原は真実を世間に明かすつもりだったが、宇賀神に精神鑑定され心神喪失とされ起訴されず、精神病院に入れられる。 監視する側のデータがほしい。一般人の。例えばこの本を読んでるあなたみたいな人。と読者にメッセージが向けられる。つまり、上原を監視してたドウメキはあなた(読者) あなたこそが大量殺人事件の本当の犯人。そしてドウメキの次の標的はあなただ。私は見ているよ。いつもあなたのことを。

    2
    投稿日: 2025.10.13
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    新しい感覚を体感できる本。 突拍子もないオカルト系の結末なのかと思ったら、ちょっと捻りがあっておもしろかった。 会話形式でサクサク読めるのも、記事風のページが合間にあるのもおもしろかった。

    2
    投稿日: 2025.10.13
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    うーん。モキュメンタリーは好きなんだが、これは好みじゃないなぁ。以前読んだスワイプ厳禁の連作なんだが。怪人ドウメキ。。この怪人があまり怖くないんだよなぁ。ラストは少し、衝撃を受けたのだが、まぁ、そこまでの感動はなかったかな。 またしても、謎を見落としてしまったのかもしれない。

    31
    投稿日: 2025.10.12
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    「スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ」は気の迷いだったと思わせる快心作。小説自体は評価5なのだが、読者の空想・想像を妨げる絵や写真もどきが本当に邪魔で評価4にした。新たな試みはわかるが、著者ほどの手練れであれば、ファンを失うような余計なことはしてほしくない。よくあるストーリながら、文章・展開の上手さで最後まで存分に楽しめる。

    7
    投稿日: 2025.10.12
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    うん、うん。 まぁおもしろかった、ですよ。 会話形式が多くて読みやすいし。 前半は謎が多かったし、一気読みだったけど、どうも 「世にも奇妙な物語」とか 「変な家」とか 視聴者巻き込み型の配信が混ざったような、そんな感覚。

    75
    投稿日: 2025.10.12
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    おもしろかったー 「スワイプ厳禁」の方を読み終えてすぐ読み始めた。 序盤は怖いなー怖いなーで読み進めて 中盤からは展開が気になって一気読み。 なるほどーそういうことかー。 読み終えても不気味さが残る

    23
    投稿日: 2025.10.12
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    タイトル、帯に惹かれ購入。 内容の軽さから、読了後なんとも言えぬ感覚になりました。 新しい小説としての形態は面白いです。 モキュメンタリーとして、〝体験〟しているという感覚は得られるのかな‥?でも今ひとつ、私はのめり込める要素が足りない気がしました。 また、途中途中に挟まる誇張されたフォントが気になりました。冷めるというか。 そして現実味のないオチに、最後まで世界観に入り込む事が出来ずに読了。 モキュメンタリーとしての形態はとても面白く新しい要素だと思うので、もう少し現実味があると良かったのではないかなと感じました。

    5
    投稿日: 2025.10.10
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    続編の《閲覧注意》も中は白かった 前作の解決編って感じで まさかのドウメキの正体にビックリ。 ホラーと言うよりサスペンスな1冊。 こっちはトラップの数が多くて楽しく読めたけど 圧倒的にフォントがダサい!笑 このセリフ怖いでしょ? ってドヤってくるフォント選びに めちゃくちゃ冷めるから普通に統一して欲しかった笑 録音音声を文字起こした描写が多いけどそこのフォントもダサい。 フォントでメリハリ付けるのはわかるけど...

    4
    投稿日: 2025.10.10
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    「スワイプ厳禁」を読んでからがよかったのかな? 知らずにこちらから読んでしまったけど問題なく読めた。 読み始めたら、著者の今までのイメージとはかけ離れていて流行りに乗っかったかんじ??と思ってしまったけど面白かった。 何を書いてもネタバレしそう笑

    15
    投稿日: 2025.10.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作の、スワイプ厳禁を軽く読んだ後に購入。単なるホラー小説ではない精神科医的な視点は面白いと思ったが、結局、近畿地方〜のような最近流行りの読者(視聴者)巻き込み型ホラー的なものだった。インタビュー形式でさくさく読めるのであっという間に読めてしまったが、期待が大きかった分ちょっと残念な気持ちも大きかった。ストーリーとしてはよくできていると思う。

    1
    投稿日: 2025.10.08
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    スワイプ厳禁を読み終えてから、とても楽しみにしていた今作。やっと読めました。 前作が楽しめたので、今作も期待して読み始めましたが楽しめました。面白かった! モキュメンタリーらしく、頻繁に写真や記事など入ってくるので没入できます。オチも個人的に大好き。相性のいい良質なモキュメンタリーホラーを堪能できました。満足!

    25
    投稿日: 2025.10.08
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    来ましたよ、レビュー殺しの作品。 何も書けない。何も知らずに読まないと楽しめない。 さて、どうしようかしら…。 まず『スワイプ厳禁』に触れなくてはなるまい。 ほっそくてうっすいのに499円という値段に衝撃を受け、購入を躊躇うものの、しかしこれを読まねば本作を100%楽しめないのではないかと苦悩した読者家の方は多くおられただろう。(あれ、私だけか?) ええ、読みましたとも。 10分位で読めてしまいましたとも。 知念さんには1度やられている私。『ヨモツイクサ』でホラーを期待していたらパラサイトイヴじゃないか!となった忘れもしないあの冬の日。 『スワイプ厳禁』を読み終えてまたひっくり返った。 おいおい、こっち路線?!またかよ?! しかし、私は見事に知念さんの掌で踊らされていたのである。 ぶっちゃけると『スワイプ厳禁』は読まなくても問題ない。きちんと本作のみで完結出来る。 ただ、読んでいた方が気持ち良く知念さんの掌でころころ転がる事が出来る。 ほ~ら、お前のような浅はかで思慮の浅い輩は『スワイプ厳禁』を読んで、その手のホラーかといきりまいていたのだろう? ばーか、ばーか。この知念実希人を舐めるとどうなるか思い知れ、痴れ者が。ばーか。 と言われているようで気持ち良くなれる(各方面に謝罪の準備) 実際に終盤までは痴れ者の私はガッカリしていた。 この路線で行くのー?なんでこんな雨欠さんみたいなスタイルのホラーを書き始めたの?流行りのモキュメントホラーに乗っかっちゃったのー? とアホ面を提げて読んでいたのである。 本当に… 本当にすまんかった!!! 終盤で、なんだと?!と姿勢を正す私。 だらけた体勢でポテチを食べている場合ではなかった(ちゃんとポテトングを使用して手は綺麗な状態にしてあります) おいおい、これは… 予想も付かない展開が待っていた! 確かに書いてた!そうやって書いてた!! アホ面でポテチを食べてる私を嘲笑うかのような急展開。 参ったわ。 知念さんて凄いわ。 本作は絵や写真にかなりのスペースを使っており、インタビュー形式で進むので普段本を読みなれていない方でも楽しめる仕様になっています。 まあこれに関しては読書家の集まるブクログ界においては大した利点にはなりませんが、知念さんは医師免許を持っていらっしゃるのでカルテもリアルでしかも精神疾患の説明と症状も非常にリアルです。 序盤から中盤にかけても、私が勝手に別路線の話を期待していただけで、モキュメンとホラーとしてはよく出来ていますし、何より構成が上手いのでどんどん読ませてくれます。読みやすさも相まって一気読みしてしまいました。 皆さんもドウメキに狂わされてみてはいかがでしょうか? 読み始めても、皆さんが望めばいつでも途中でやめる事が可能ですからね。 やめられたら、の話ですが… 余談ですが、私がスワイプ厳禁を読んでいるのを、リアル&ブク友のもこさんの息子ちゃん(6歳)が覗き見て、「ドウメキ知ってる!」と言うので驚いたのです。 「なんで知ってるの?」と聞いてみると、妖怪辞典に載っていたのだそうです。 「見せてあげるー!」と言う彼のお言葉に甘えて教えて貰ったのですが、なるほど、ここから取ったのかと納得しました。 可愛いなあ、息子ちゃん。アホ面でホラーを読むような大人になったら駄目だぞ?(私の特技である)

    51
    投稿日: 2025.10.07
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    見ちゃいけない…リアリティ溢れるフェイクドキュメンタリー #閲覧厳禁 #猟奇殺人犯の精神鑑定報告書 ■あらすじ 祭りの参加者に斧で襲いかかり多数の死傷者をだした事件が発生。犯人は「俺を見ないでくれ」など、意味不明な言動を繰り返していため、精神鑑定が行われることになった。 犯人の精神鑑定医をした上原に、どのような鑑定が行われたかインタビューがなされ、徐々に事件の背景が見えてきて… ■きっと読みたくなるレビュー 猟奇殺人とその犯人への精神鑑定をベースにしながら、事件の謎を読み解いていくホラーミステリー。本作はフェイクドキュメンタリー形式で進行、事件のリアルさを体感できるという仕掛けになっています。 さらに2025年8月に発売されたスマホサイズの体験型ホラー書籍『スワイプ厳禁』とも関連する作品。事前に読んでおけば楽しさ倍増ですが無理に読む必要はありません、独立した作品として楽しめます。 本作はモキュメンタリーですから、様々な図、ドキュメント、画像、表などが差し込まれます。使い方がとってもお上手で、特に診断書とかリアルなんですよ。さすがお医者さんの知念実希人先生のなせる技。 また挿絵もいっぱいですし、フォントも使いまくりの力作。小道具を使うのも上手だし、なにより突然差し込まれる絵がこえーーのよ。装丁、イラスト、デザイン担当のみなさん、お疲れさまでした。楽しませてもらいましたよ~ また売れっ子ミステリー作家先生の作品ですから、もちろんストーリーとしてもしっかりしてるんです。前半は都市伝説系のサイコホラーかしらって感じですが、後半なるとしっかりとミステリー味を帯びてきます。 なぜ事件は起きたのか、ドウメキとはなんなのか… 若干怖いんだけど、「いろんな要素」をうまーくブレンドしてるのよ。そして露骨に恐怖を煽ってくるのが愛せる、ラストも潔いよね~ 本作も『スワイプ厳禁』と同様、実験的な作品なんだろうなーと思うのですが、普段あまり本を手に取らない人に読んでもらうには、とってもいい仕掛けです。 また知念先生はお子様向けに『放課後ミステリクラブ』シリーズを書かれているなど、読書人口の幅を広めようとされてますし、もう素晴らしい貢献度ですよね。大好きなミステリー作家のひとりです、これからもどんどん楽しい作品をお願いします! ■ぜっさん推しポイント 本作のテーマはタイトルとおり「閲覧」ですね。見るってどういうことなのか、現代社会におけるメッセージが伝わってきました。 このテーマをフェイクドキュメンタリーで作品にするってのがニクイ。ゾワリとさせるリアルな体験、楽しませていただきました!

    118
    投稿日: 2025.10.07
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    読みやすかった。 普段本を読まない人でもさっと読めるタイプの本だと思う。 デジタルデバイスを皆持つようになって、芸能人の誹謗中傷を匿名で安全圏からしたりするような世の中だから、なんか読んでて納得する部分もあって、面白かった。

    2
    投稿日: 2025.10.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    多摩市で起きた11人惨殺事件の犯人の精神鑑定を行った上原医師へのインタビュー。 『スワイプ厳禁』と同じく「ドウメキ」に関する謎。前作同様に背筋がちょっと冷たくなるような場面があったりして良い。

    1
    投稿日: 2025.10.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    途中からの違和感がどんどん強くなって最後にやっぱりー!!ってなる。 感覚的にディズニーランドのカリブの海賊みたいだった。 読み終わってよくよく帯見たら人数が違う。 気づけなくてちょっと悔しい

    16
    投稿日: 2025.10.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「ドウメキ」の正体に驚愕!! 何か目に見えないものの類の仕業かと思ったら…。 テクノロジーの進化で私たちの生活の中には電子機器は不可欠なものになっている。 "今"だからこそできる犯罪…。恐ろしい…。

    3
    投稿日: 2025.10.04
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    読むのにはカロリー使った 前作も読んでたからなるほどね〜って思った 上司が貸してくれましたありがとう上司…!

    2
    投稿日: 2025.10.04
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    なんだかあのシリーズの3作目のようなオチだった。あと中井英夫の名作も想起されたけど前作こみで楽しめたので満足。

    1
    投稿日: 2025.10.02
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    前作がサクッと読める感じだったので その感覚で読み始めたけど、 まず感想は、ものすごく面白かった。 最初の警告からすこしドキドキしながらし始めたけどやっとドウメキの正体もわかったし、 最後の方に、え…まさか…?みたいな展開がすごくワクワクした。 スマホ依存症だけどちょっと見られてるのかもとか思ったら怖くなっちゃったなあ…。 前回のサクッと感もよかったけど、今回のしっかり読み込む系はもっと好きです。 山田悠介さん、雨穴さん以外で好きな作家さん見つけました。これからも応援しています!!

    2
    投稿日: 2025.10.02
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    Amazonの紹介より この報告書を絶対に読んではいけない―― あなたの世界が恐怖に一変する読書体験‼ 【このファイルは、先日都内で発生し、世間を震撼させたあの恐ろしい大量殺人事件の犯人の精神鑑定にあたった精神科医の記録をまとめたものである。これを読むことは、皆さんに対して予期せぬ精神的な影響を及ぼす可能性がある。そのため、決して読むことを強制しないし、読みはじめても皆さんが望めばいつでも途中でやめることも可能である――】 東京郊外で起きた大量殺人事件の記録には不審な点がいくつもあり、それは恐ろしい秘密の手がかりだった。犯人である八重樫信也の精神鑑定を担当した医師・上原香澄のインタビューから徐々に明らかになる事件の真相。犯行時の八重樫は「何」に怯え、一体「何」に襲いかかったのか。ずっと八重樫を見ていたという「ドウメキ」の正体とは? 医療ミステリーのヒットメーカーによるスマホ本ホラー『スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ』(8月20日発売)と対をなす、戦慄の読書体験! 前作の「スワイプ厳禁」の続編とも言える本作でしたが、もう怖いの一言でした。 イラストといった資料や文字の文体を工夫することで、ここまで恐怖を煽らせるとは。ホラー小説とは違った面白さがあって楽しめました。 前作では、スマホサイズの本という画期的な方法で、まるでスマホで読んでいるかのような感覚が新鮮でした。 本作では、普通の単行本サイズなのですが、表紙が封筒で、まるでその中身をのぞき見するかのような感覚です。 中身としては、台本の台詞を読んでいるかのような構成と時折登場する資料で成り立っています。 前作で登場したフリーライターの八重樫が、今度は猟奇殺人犯となって逮捕されて、その対応を精神科医が鑑定していくストーリーになっています。 なぜこのような事が起きたのか?殺人犯の証言を元に、精神科医が深掘りしていくのですが、そう単純に深掘りしていく展開になっておりません。 作家の知念さんといえば、ミステリーに関していえば、どんでん返しをするというのが特徴的なのですが、ここでもどんでん返しが施されています。 二転三転していく展開にどう着地していくのか。そしてどう結末を迎えるのか。もう怖かったです。 そもそも、冒頭には警告として、途中で離脱してもいいという注意書きがあるにも関わらず、知りたい願望に駆られて読んでしまったので、良い意味で後悔してしまいました。 重要なカギとなる「ドウメキ」。これが精神的に追い詰め、殺人鬼へと発展させていくのですが、その謎はホラー要素はありつつも、現実的にもありえそうなミステリーでも解釈できるので、より恐怖感がわきました。 やっぱり一番怖いのは、生身の人間だなと思わせてくれました。便利な世の中が故の人間の欲望に恐怖を感じさせつつ、どこまでも続く恐怖がなんとも糸をひく気持ち悪さと余韻があって、面白くもあり、世の中への警鐘とも解釈してしまいました。 精神科医がたどり着いた真実は・・知りたくなかった事実でもあり、まぁ衝撃的でした。 たしかに読んではいけないメッセージ性もあって、全てが小説において、新鮮味があって楽しめました。 ただ、文字だけとしての小説として捉えるかは微妙なところはありますが、エンタメとして色々な仕掛けが施されていて、一風変わった読み物として面白かったです。

    9
    投稿日: 2025.10.02
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    リアル読書体験でした。 簡単に人と繋がれる時代。 けれど、人とすぐ繋がれることそれ即ずっと誰かの監視を受けるという側面もあるのだなと怖くなった。 私もまた誰かを観ているし、また観られてもいるのだ。

    2
    投稿日: 2025.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やっぱり、一番怖いのは人ですね。 ドウメキの瞳が監視システムだとは、予想できませんでした。また、スタンフォード監護実験は、何回見ても酷い実験ですね。しかも、どの方向からも見られるって誰でもおかしくなる。

    9
    投稿日: 2025.10.01
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     本当にあるんだろうな、と思わせる内容。  実際本当にあるのかもしれない、8対2の法則の2の中でも、更に2にいる人たちレベルでは、実際現実に起こっているんじゃないだろうか、とさえ思う。

    154
    投稿日: 2025.09.30
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    「スワイプ厳禁」の続き、こう言う単行本の読ませかたもありなのかもしれません。そりゃ、前作で間口広く呼び込まれたら読んでしまいますでしょう。 前作でも思いましたがこの手法は…使えますね。

    14
    投稿日: 2025.09.30
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    スワイプの方からどう繋がるか気になって読みました。 ホラー要素とは違う方向性で終わってたので、分かっていた部分も含めやられたなと言う感じです。

    3
    投稿日: 2025.09.30
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    【短評】 巷には書籍に纏わる盤外の情報が跋扈しており、我々が所謂「駄作」に遭遇する確率は低下しつつある。売上が好調だったり、文学賞を受賞したり、SNSの評判が良かったり、世間様が良いというモノは大抵良いものであるのが、私が拙い読書歴から見出した経験則である。本作の読了に当たり、そうして培ってきた己の「読んでみたい!!」という衝動或いは感性がぐらりと揺らぐのを確かに感じた。とんでもねぇ作品である。 東京郊外。祭りの会場を襲った男は、手にした斧を振るい、11名もの命を奪った。 本作は猟奇殺人犯の精神鑑定報告書である。これを読むことは、皆さんに対して予期せぬ精神的な影響を及ぼす可能性があるーー 及ぼしましたよ、精神的な影響。自分の目利きに関する重篤な疑念が。 まず、全編を通じて、強い言葉や怖い台詞や重要っぽい文章に、何やら不気味なフォントが使用されているが、そこに物語上の必然性は皆無である。嫌でも目に着くこの違和感に「何かあってくれ…」と祈るような気持ちで読書を進めたが、特段何も無かった。次いで、随所に挿絵や図表が差し込まれているが、八割方特に意味はない。前述の事件に係る死体の配置とか、とある施設のレイアウト等の重要めいたアレコレは、適当に流し読んでも支障がない。フレーバー重視と言えば聞こえは良いが、余りにもあれな仕打ちである。 まぁ、それでも陰惨な雰囲気作りには成功しているだろう。しかしながら、本作は最も重要な「真相部分」においてあらぬ方向に打ち上がる。それはもう明後日に吹き飛んでいく。クソダサいネーミングとか含め、笑わせて頂いた。 決して人に薦めることは出来ないが、読んだ誰かと語り合いたい一冊ではある。 【気に入った点】 ●1,760円(定価)及び社会人の貴重な余暇の価値を再認識することが出来る ●本作のレビューをどのようなテイストで仕上げようかとか、自分が読んだ小説がどう面白くなかったのかとかを思索する貴重な体験が出来る 【気になった点】 ●フォントによる悪ふざけ ●無意味な挿絵・図表 ●意外でも何でもない犯人 ●冗談にしか思えない真相 ●真面目に検証するのであれば、本書を構成する「発想」には強い既視感がある。ほぼ同一の作品を「世にも奇妙な物語」で観たことがある(余談だが、こちらは史上屈指の傑作だ)し、最後の展開もミステリィ界の名著の借景に過ぎない。勿論、前例の有無は本質的に否定の対象になり得ない。同根であることを認めつつ、上手に丁寧に料理をして新しい風味を生み出せば読者は満足すると思う。しかしながら、本作はそうではない。要所要所を既出のギミックで補完したキメラ。化物である。 さて。 野放図に感想を書き連ねてみたが、本作を少しでも読んでみたくなっただろうか。 最後に、本作唯一の美点について触れたい。タイトルである。 私が世界に向けて叫び出したい言葉が見事に集約されている。

    5
    投稿日: 2025.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『スワイプ〜』を読み終わり、そのままの流れで読了 おばけ的な怖さはないけど、カロリーはそこそこ高め 新感覚でした 結局怖いのは人だよね…

    2
    投稿日: 2025.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ※この作品はフィクションです。実在の人物団体とは一切関係ありません というような表記、最近はないことも多いのだろうか? この本を読んでいる間、私はその一文をあちこちに探し回ってた。 今のところ見つけられていなくて、困っている。 もしかして本当に書かれていないのだろうか。 私にとっては現実世界(時代小説とかファンタジー小説とかでなくて)を舞台にした小説を楽しむための呪文のような言葉だから。 いくら前書きに警告があったとしても所謂「善意の人」を共犯者にするのは無理がありはしないだろうか、とか、そもそも購入した後で警告するなんてちょっとずるいんじゃないか、とか、そういう余計なことを考えてしまう。 あと、読者全員って、相当な人数だ。 こんな不特定多数にカルテを見せちゃって良いのだろうか。 こちらは見せてとも言ってないのである。 もうその一点で守秘義務違反でお縄ではないのか。 自力でどうにかしようとしないで、警察や弁護士に頼んだら犯人たちと犯人の企みの方が困ったことになっちゃうんじゃないだろうか、などと終盤の頁をめくりながら考えてしまった

    1
    投稿日: 2025.09.29
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    現代だからこその内容と、知念実希人作品ならではの伏線と怒涛の展開に目が離せずどんどん読み進めてしまいました。 やっぱりこの世で怖いのは人間ですね……。

    2
    投稿日: 2025.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    インタビューの形で真相を探りつつ、徐々に真相に近づいていく感じが怖くもありつつ、先も気になるような、、、で、一気読み。 「事実は小説より奇なり」と昔の人が言ってたけど、ほんとにその通りだと思うし、結局、数多ある都市伝説やオカルトよりも、本当に怖いのは現実世界で起きている事件なんだろうな。 前作とともに、本を読むのが苦手な人におすすめしやすい、内容、文量だと思うから、ぜひ次の人に薦めたいと思う。さて、誰に薦めたものか、、、。 ちなみに、読みながら雨穴さんの「変な〜」シリーズを思い出してしまった。それがために、変な〜シリーズよりも、少し内容、驚きともに弱いように感じたので、ちょっとがっかりしたのは、否めないかもしれない。

    7
    投稿日: 2025.09.28
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    さくっと読めるホラー?ミステリー?SF?みたいな作品です。 さくっと読める新感覚エンターテイメントだと思います‼︎

    2
    投稿日: 2025.09.28
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    前作のスワイプ厳禁からの流れで購入しました。 とある精神科医の鑑定報告書という切り口でインタビュー形式で進んでいくのでなかなかヘビーな内容だけれど非常に読み進めやすかったです。 内容についてはネタバレになるので割愛しますが、前回のスワイプ厳禁の時に登場したドウメキの正体やそこに辿り着くまでの過程が非常に恐ろしかったです。 またこの本を読み進めていったあとに辿り着いた結果に唖然としたというかそのページを捲ったときに背筋がゾクゾクっとしました。 前作と続けて読むのが良いですね。 そして感情移入しながら読むと非常に恐ろしい良質な体験ができると思います。

    6
    投稿日: 2025.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ホラーミステリーから気づけば精神科病院の組織的なサイバー犯罪的実験。そして気づけばメタい発言で私が犯罪者に。うーん。

    2
    投稿日: 2025.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    スワイプ厳禁の続きと知って気になって購入しました。 主人公が精神科医ということで途中まで完全に騙された!という感じでした。徐々にオチがわかってきた感じもありましたが、最後は鳥肌が立ちました。もうスマホも危ないですね笑 もう一度、スワイプ厳禁を見てみようと思いますが、まさか幽霊オチではなく現代的なオチとは思わずとても興味深かったです。

    9
    投稿日: 2025.09.27
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    スワイプ厳禁に続く本作。 そこまで興味はなかったんだけど、中身をみたら、道尾さんのディテクティブX味を感じたので欲しくなって購入。 スワイプ厳禁のあの謎がどんどん明らかにされていくのはまぁ面白い。 正直そこまでの驚きがある感じではなかったけど、人によっては驚くのかな? オチも犯人も読めるし状況も、まぁそうだよねみたいな感じではあった。 話としては面白かったし、作り方は好きなので普通にお話として読むならあり。まぁどんでん返しとか謳ってるわけではないし。 文章としては読みやすいのですが、いろんな記事とかを読む箇所が多いせいか、眠いねむい。半分くらいまではなかなか進みませんでした。 途中からは家じゃないところで読むようにしたこともあるのか内容のおかげなのかサクサク読めました。 スワイプ厳禁ではうざい先輩だった八重樫が、今回はなかなか良キャラだった。技術がすごい。 知念先生は何気に読んでいなくて、ナースエイドは前に買って積んであるので、とりあえず読んでみようかなと思います。

    8
    投稿日: 2025.09.27
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    最近流行っている実話っぽいフィクションで、雑誌の記事や見取り図が出てくるホラーミステリー。 非常に読みやすく、忙しくて頭を使わずにどんでん返しをエンターテイメント的に味わいたかったので、ちょうどよかった。

    2
    投稿日: 2025.09.27
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    『猟奇殺人犯の精神鑑定報告書』とは!好奇心くすぐるサブタイトルにドキドキしながら読み進めました。おもしろかったです。絵や図もあることでリアリティが増す作りになっています。帯にある「読んでは、いけない。」の通り、この本を読んだことで自分の中に恐怖が生まれてしまいました。怖い怖い。

    9
    投稿日: 2025.09.27
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    「スワイプ厳禁」の方は前置きという感じで、メインはこちらですね。 ドウメキの瞳とは何か。怪異と思いきや実は……。 とても面白かったです! 「スワイプ厳禁」から先に読むとより楽しめると思います。

    10
    投稿日: 2025.09.26
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    あらすじ これはある大量殺人事件の犯人の精神鑑定にあたった医師の記録である。 犯人は都市伝説になっている「ドウメキ」に見られ続けている、と怯え、「ドウメキの瞳」から逃れるために大量殺人を犯す。 『スワイプ厳禁』で主人公を追い詰めた「ドウメキ」の謎が明かされる。 かんそう 読後、改めてあらすじを読むと、あらすじ通りだと納得。 「決して読むことを強制しないし、いつでも途中でやめることも可能である」というプロローグもただの煽り文ではなく、意味を成している。 インタビュアーが一度代わった際に、「あること」に気付けるようにわざと書かれていて、最後の展開が愉しめるように誘導されたのが良かった。 ただ、八重樫が描いた「ドウメキ」のイラストと、神社に貼られたものが、別々に書かれてるって凄すぎん?ってなった。

    1
    投稿日: 2025.09.26
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    ドウメキの呪いによって亡くなっていった人達の記事や調書、精神科医のインタビューをもとに事件の真相を明らかにしていく手法が面白かった。ドウメキという得体の知れない化け物に恐怖しながら、少しずつ正体が明らかになるかなつれ更なる恐怖が待ち受けてる作品で、読んでいてゾッとしながらも謎を解明したい欲でどんどんと引き込まれていきました。

    1
    投稿日: 2025.09.26
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    スワイプ厳禁からこう繋がるのかーと。 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書からのインタビュー形式で繰り広げられるんだけど、なんとなく「こうじゃないかな?」っていうオチが見えてました。がこういう感じの話とオチは嫌いじゃないので、楽しく読めました!

    8
    投稿日: 2025.09.26
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    面白かったので一気読み。 ホラー✕ミステリー。 スワイプ厳禁に繋がる話もあり楽しめた。 ドウメキここでもでてくるか笑 最後に読者にとどめを刺してくる感じも好き。

    7
    投稿日: 2025.09.24
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    こりゃーやられたっ!!(コミカルなおじさん風) このラスト、この展開、久しぶりに読了後にニンマリしてしまいました。 読んでいてとても楽しかったです。

    10
    投稿日: 2025.09.24
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    現代ならではどう言うべきか。 ストーリー展開と字体がやや噛み合っていない。 途中から疑念が確信に変わったが、読み終えれば、ままよかった。 3日、読了。

    2
    投稿日: 2025.09.24
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    『スワイプ厳禁』とのセットで、そちらを先に読んでから本作を読むのが好ましい。 前作単体だと「ん?この程度?」となるが、本作を読み始める内に前作でのイラストが頭の中で思い起こされ、より鮮明に想像させられて恐怖心が増した。 きっと今もあなたの側に…ドウメキ。

    3
    投稿日: 2025.09.24
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    帯に読んではいけないと書かれていたが 本当にその通りだった。 読まない方がいいよと言いながら ニヤニヤと人に渡したくなる。 初めの流れでは、オカルトホラーでオチが読めず、 後半から流れが変わっていく。オチはなんとなく 読めたものの、資料を漁るような感覚や 本を通しての没入感は楽しめた。 ただ、オチがこの路線なら伏線がもっと 複雑なのを求めてしまったことも否めない。

    15
    投稿日: 2025.09.24
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    スワイプ厳禁から連続で読んだ。 ミステリとして捉えれば面白さはあるがホラーとしてはスワイプの流れがあるのでイマイチ。 読む人はスワイプ厳禁読んでからの方が繋がりがみえていいかと思う。 ミステリかホラーで個人的に引き込まれた、同人版ひぐらしの鳴く頃にの衝撃は超えてこなかった。

    3
    投稿日: 2025.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドウメキの話 大漁殺人事件のはんにんを精神鑑定した女医がドウメキの謎をおう。 ドウメキを倒すが真実は闇の中 真実が闇に葬られるのは現実にもありそう。 形を変えてみんながドウメキ化しているのかも

    1
    投稿日: 2025.09.22
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    ブクログの献本企画でまさかの当選。 しかも知念実希人さんのサイン入り。 家宝にします。 「閲覧厳禁」 タイトルから興味をそそられます。 「このボタンを押してはいけません」 と書かれていたら、無性に押してみたくなるような、そんな心境と一緒です。 物語は、大量無差別殺人の犯人、八重樫信也の精神鑑定を担当した、精神鑑定医の上原香澄の4日間のインタビューで構成されています。 新聞記事や写真、絵、カルテ、録音記録などを交えながら、インタビューが進んでいきます。 なぜ八重樫信也は大量無差別殺人を行ったのか?八重樫は本当に精神疾患により殺人を犯したのか?八重樫が語る「『ドウメキの瞳』がずっと俺をみている」とは? といったあらすじ。 ホラー系は現実感がなく、物語に入り込むのが難しいのですが、本作は現実感のあるホラーでした。実際にあるのかもしれない、いや私はきっとあると思います。 スマホで検索もしていないのに、家族や友人と話していたことが、SNSの広告であがってくる。あの恐怖感。それに似た恐怖を物語から感じました。 伏線回収やどんでん返しもあり、「あっ」と何度も驚かされました。オチもよかったです。 前日譚の「スワイプ厳禁」を読んでいると、物語に入り込みやすいし、作品に深みが出てくると思います。

    55
    投稿日: 2025.09.22
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    オカルト系かと匂わせながらも、現代的な問題に落ちつくところで納得!偶然見つけたのが、直筆サイン本だったことがちょっぴり嬉しい。

    2
    投稿日: 2025.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    物語としてはまあ普通に面白いかな〜 ただ文字のフォントが怖がらせてやるぜ感満々すぎて冷めた。 何の変哲もないフォントでヤバいことが書かれてる方が怖くない? まあこれは個人的な趣味なんでね... 数ヶ月前から期待してた割にはちょっと残念かも。 あとスマホの方も買った方がいいっていう意見があったからそっちも読んだけど、あっちもフォントが凄くてウケた。 エンタメに振り切ってんな〜 普段あんまり本を読まない人にも届け!って感じがした。もちろんそれは良いことだけど、普段から活字を読みなれてる人はフォントが邪魔だな〜って思うかも

    1
    投稿日: 2025.09.21
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    怖いとか気持ち悪いとか そういう感情ではなく めっちゃエンタメ〜〜って感想 雨穴さんを読んだ後のような読了感を思い出します スワイプ厳禁も先に読んでたけど まぁこれがなくても楽しめると思います 推しの作家さんなんで満足!

    1
    投稿日: 2025.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「それは、お前だー!!」的なラストと、それを感じさせる前ふり。 分かっていながら、一気読みした日曜日でした。 現代社会は、ネットという技術を用いた、壮大な監獄実験を行っているのかもしれないという、陰謀論的なエンタメ。最後まで非常に楽しめました。 映画化に合ってそうですね。 監視社会が人々の心に与える影響は、今のSNSの孕む問題につながる。自分のプライバシーを、いつ、誰にのぞかれているか分からない状態。 「あなたのことを見ているよ」 というメッセージは、捉え方によっては「安心と恐怖」の表裏一体のものだと思っていたが、現代社会においては「恐怖」でしかないのかもしれない。 意図的に「見られる」ことは、承認欲求を満たすことができるのかもしれないけど、意図しない「見られる」事実は、不安と気持ち悪さを感じてしまう。 遠い場所や珍しい時刻に偶然知人に見かけられた時に、 「この前、あそこにいたよね」 と言われることが時々ある。 普段であれば何も感じることはないけど、相手や状況によっては、なんとも言えない気味の悪さを感じてしまう。 そして、その時の楽しい経験が一気に暗転してしまい、その後も「また見られてはいないか」という不安につながってしまうことがある。 同時に、自分も何気なく人に言ってしまったことが思い出され、そんな自分の発言の不用意さに嫌悪感を得てしまった。 ジョディ・フォスターが主演の『フライトプラン』という映画がある。当時これを見た時に感じたことと、本作を読みながら感じていたことが重なる。 話が進む中で、主人公が精神疾患に陥っているのではないかと思わせる展開。いや、もしかしたら主人公がまともなのではないかと信じたくなる展開。 主人公が強度のストレスの中から作り上げた「陰謀論」を信じ込み、非社会的な行動に駆り立てられているのではないかという疑惑と、読み手である自分も主人公の妄想である「陰謀論」に寄り添ってしまっているのではないかという不安も感じ、ラストまで真相が何なのかから目を離せなかった映画体験。 ひと月ほど前に、本作に関わって出版された「スワイプ厳禁」というスマホサイズの短い小説が、本作につながるという販売戦略(?)にも、まんまと引っかかってしまいました。 あれを読んだから、この本を購入してしまったから。 そんな実験の被験者になってしまった自分・・・。

    11
    投稿日: 2025.09.21
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    知念先生のモキュメンタリー。なんとなくこういう結末なのかなぁと想像しながら読んではいました。あっていた部分もあり、意外だった部分もあり…しかし、話の終わらせ方は流石知念先生と言った感じ。 防犯カメラやら携帯のカメラやら最近は本当に沢山のカメラが至る所にあるから、本気出せば実現するのかも…と思うと怖いな…

    1
    投稿日: 2025.09.21
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    読んではいけない本だった。 ネタバレは絶対に見ない方が楽しめる。 内容はTRPGで渡される資料を読んでいる気持ちになった。 最近の現代型都市伝説ってこうなのかという、新鮮なお気持ち

    1
    投稿日: 2025.09.21
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    誰かに見られている。 言い逃れが出来る状況であるからこそ、余裕を持って対応し調書を取り続けることが出来たのだろう。 人間が的確にストレスを感じる状況を作りだすなんて、どんな契約をしていたとしても最後は廃人で意味ないだろう。

    1
    投稿日: 2025.09.20