
総合評価
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powered by ブクログ配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01439561
0投稿日: 2025.10.18
powered by ブクログ下手な美容本よりもモチベーションが上がる良い本でした。某芸能人の厳しい美容への熱意はあんまり好ましくなかったのでこれくらいの優しい感じの方が素直に聞ける。 現実の厳しさと希望の両方を伝えてくれる内容に、人間のポンコツ脳にヘキヘキしながらも考え方で自分は変わることができることが学べた。定期的に読み返したい。
0投稿日: 2025.09.04
powered by ブクログただ見た目の美醜の話ではなく、表情や所作も含めた「見た目」で判断されている。 外見は一番外側の内面、という言葉を思い出しました。 ユートピアのねずみの実験が衝撃でした。
0投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログ本屋で立ち読みして面白そうだったので購入。 中野先生はやっぱり面白い。ゴールデン帯のテレビをあまり見ないので、りんたろーがそんなに美容にハマっているとは知らなかったが、男の人も美容に気をつかうのは良いことだと思う。「美しくなる」というよりも、「心地よく過ごす」をモチベーションに取り組むぐらいがちょうど良さそう。 能力と容姿について。能力が高そうに見えるのは、容姿が良い男性>容姿がそれほどでもない女性>容姿が良い女性>容姿がそれほどでもない男性の順なんだそうだ。一般的な印象に反して、女よりも男のほうが美の格差は大きい。美人は異性にはモテるかもしれないけど、そのぶん能力を低く見積もられがちなわけで、言うほど得してなさそう。男は能力の高さがモテに直結するわけだから、ブサイクな男性ほど、自分の容姿を整えることのメリットは大きい。男こそ美容に取り組むべきなのかもしれない。 ユートピア実験の話。外敵のいない理想的な環境で、ネズミは当初ヒエラルキーを作って抗争するが、次第にパートナーを作らず自分の毛繕いだけする個体が増え始め、超高齢化社会になり最後には絶滅するという。まさに今の日本じゃないか! さらに「反出生主義(アンチナタリズム)」という、こんな世の中に子供を産み放つのはかわいそう、という思想。古代ギリシャ時代からあったらしいけど、今の私たちにめちゃくちゃ刺さる! やっぱり、これから人類はゆるやかに衰退していくんだろうなーと思う。次に地球の覇権を握るのはどの生き物だろう? 容姿に「手を加える」ことについて。容姿は立派な資源であり、生まれ持った容姿が平等でない以上、容姿の格差を埋めるためのテクノロジーを使うこと(つまり美容整形など)は合理的なのだけれど、なんとなくズル(チート)をしているように言われる問題。この本では美容整形の是非についてはあえて言及していないが、基本的には技術を使うことに是も非もないよねというスタンス。もちろん私も個人の自由だとは思うのだが、美容整形があまりにも当たり前になることで、容姿を良くするために「するべき努力」のように位置付けられることへの懸念には言及してほしかった。社会が容姿による不平等を是正するのではなく、個人が不利益を避けるために容姿を良くすることを是とするようになると、生まれ持った容姿がよくないのにそれを加工しない個人が悪い、だから容姿が良くないことによって不利益を被るのは自己責任、ということになりかねない。というか韓国や中国ではすでにそうなっているようだ。本のテーマとしてルッキズムを扱い、美容整形にも言及するなら、この問題は押さえておいてほしかった。 嫉妬と妬みについて。嫉妬は、自分のリソースを他人に奪われることへの恐れ。一方、妬みは、自分が持っていないものや自分より良いものを持っている人に対するネガティブな感情。つまり、妬みを「憧れ」や「尊敬」にポジティブ変換すれば、自分も頑張ってそこに近づこうというモチベーションにできる。…とは言ったものの、妬みの対象になるのは、美やお金、配偶者のスペックなどがすぐに思いつくが、努力で追いつくのって結構難しい気がする。そういったものにあまり重きを置かないで生きることが処方箋になりそうだが、そういうものに囚われている人にとって、そのこだわりを手放すのはなかなか難しいのだろう… あとがきにも書いてあったが、中野さんが単著でルッキズムを語るよりも、りんたろーというクッションが挟まることによって、取っ付きやすい内容になっていたと思う。サクッと読めてそれなりに勉強になった。
0投稿日: 2025.07.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人が視覚からの情報に大きな影響を受けるのは仕方がない。脳の構造からして仕方がないことを理解しておこう、ならばそれを上手く使っていこう、というメッセージを感じました。
1投稿日: 2025.06.21
